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2011年6月24日(金)

本格3Dダンジョン学園RPGを楽しもう! 『ととモノ。3D』プレイレビュー!!【第2回】

文:電撃オンライン

『剣と魔法と学園モノ。3D』

 7月7日に発売される、アクワイアの人気シリーズ『剣と魔法と学園モノ。(以下、ととモノ。)』の最新作『剣と魔法と学園モノ。3D』。ニンテンドー3DSでは初となる3DダンジョンRPGということで、同シリーズ初体験の編集者が実際のプレイを通じてその内容をレビューしている。(第1回はコチラ

 なお、プロデューサーである株式会社ゼロディブの原神氏に、彼の初心者プレイに対するツッコミをいただいているので、これからプレイしようと考えている人のヒントにもなれば幸いである。毎週更新でお届けするので、ぜひお見逃しのないようチェックしていただきたい。

『剣と魔法と学園モノ。3D』

●レビュアー:石野中ニール
 攻略本編集部に入ったばかりの新人だが、実際は転職に次ぐ転職を繰り返した40歳手前の男。転職の繰り返しは「新たなスキルの修得や、さらなるパラメータアップのため」と語るが、実際はゲームにハマり過ぎたせいであるとの、もっぱらの噂。


■冒険の準備を整えよう

 第1回では、ある意味“3DダンジョンRPG”の最重要イベントといえるキャラメイクに全力を注ぎ込み、満足のいくパーティを編成できた。まだ冒険に出ていないので真価は不明だが、プロデューサーの原神氏から「素晴らしいパーティ編成ではないでしょうか」と評された段階で、かなり優秀なパーティなのは間違いないだろう(ドヤ顔)。1点だけ気になるとすれば、原神氏イチオシのフェアリーをパーティに入れなかったことだが、ウチのエルフくんやディアボロスちゃんがそれ以上に大活躍してくれるはずだ、たぶん。

 というわけで、将来性あふれるマイパーティを育成するために、さっそく冒険に出たくてたまらない状態なのである。しかし、まだ本作のシステムやゲームバランスを十分に理解していないので、むやみにダンジョンに入るのは危険だ。まずは冒険の拠点となるモーディアル学園の機能を確認しつつ、完ぺきに準備を整えてから、ダンジョンに足を踏み入れることにしよう。

『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲モーディアル学園の校長であるソフィアール先生は、威厳と慈愛に満ちた大天使。安心感あふれる学園である。

■モーディアル学園の施設

 重要な施設については、モーディアル学園の個性豊かな先生たちが教えてくれるので心配ない。キャラメイクが終わったあとには、いわゆるチュートリアルが始まるようになっているのだ。基本的な情報は実際のプレイで確認してもらうとして、筆者が気になった要素をピックアップしてお伝えしていこう。

 まずは“職員室”だが、ここでは自由に入学(新たなキャラクターの作成)が行えるほか、既存キャラクターの転科(いわゆる転職)も好きなだけ行える。『ととモノ。』の転科は特にデメリットがなく、学科ごとの履修単位(これが上がるとスキルや魔法を修得することがある)も、転科によって増減することはない。いつでも気が向いたときに好きな学科へ転科できるのはうれしい。

 そして“学生寮”には、HP&MPを無料で回復できる“自室”の他、最大で1,000枠のアイテムを保存できる“倉庫”がある。常に持ち歩けるアイテムは100枠までだが、敵から入手するアイテムなどですぐにいっぱいになってしまうとのこと。しかも、100枠すべて埋まった状態でアイテムを入手すると、そのアイテムは手に入らずに消えてしまうらしい。当分は問題ないと思うが、定期的に預けるようにしておこう。

『剣と魔法と学園モノ。3D』 『剣と魔法と学園モノ。3D』
▲学園を案内してくれるフォルティ先生。やたらと体が弱く、生徒に走り負けて倒れたり、机に足をぶつけて倒れたりとバリエーション豊かな倒れ方をする。ちなみに戦闘のチュートリアルでは、鬼教官の特訓と称して新入生のパーティに1人で戦いを挑んでくるが……。
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▲倉庫では“預ける”と“引き出す”を自由に行える他、“倉庫から売る”でアイテムを売却することもできる。ちなみに錬金の際は倉庫の中のアイテムも参照されるので、たまった素材は預けてしまってかまわない。

■サポートペットと契約しよう

 続いて“ペット”に関するチュートリアルが行われる。これは『ととモノ。3D』の新システムで、1キャラクターにつき1匹のペットと“契約”が可能になるというもの。ペットは全部で11種類存在し、それぞれ異なるスキルを持っている。このスキルに応じて、戦闘中にパーティをサポートしてくれる仕組みだ。

 しかし、ここで思わぬ問題が発生。ペットの説明をしてくれたモミジ先生が、ペットに名前をつけろと言い出したではないか。これからペット6匹分の名前を考える試行錯誤の日々が始まるのか……とも思ったが、すでにキャラクター名自体がバハムーンとかフェルパーとかなので(第1回のレビュー参照)、ここは同様のルールで機械的に決めてしまおう。

 ということで、とりあえず各種族に対応した雰囲気のペットを選び、バハペット、フェルペットなどと名付けておいた。どの程度のサポート能力があるのかは未知数だが、ほどよく期待してみたい。なお、ペットは“再契約”によって任意で入れ替えられるようなので、後で変更することも可能。

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▲ペットには各種パラメータやスキルが設定されており、特定のエサを与えることで成長していく。ペットは攻撃を受けないので倒されることはないが、常に戦ってくれるわけではなく、まれにスキルを発動させて助けてくれる存在だ。なお、ペットのパラメータの一部が、契約したキャラクターのパラメータに加算されるというボーナスもある。
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▲ペットについて説明してくれるモミジ先生。入学の案内もしてくれたドワーフの女性だ。

『剣と魔法と学園モノ。3D』

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データ

▼『剣と魔法と学園モノ。3D ザ・コンプリートガイド』
■発行:アスキー・メディアワークス
■発売日:2011年7月7日
■価格:2,205円(税込)
 
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