2011年7月8日(金)
『モンコレTCG』ドラマCD第3弾、メインキャストの3人にインタビュー!
ブロッコリーは、カードゲーム『モンスター・コレクションTCG』のドラマCD第3弾、『七星魔導史マフィン伝 魔剣の姫君と暗黒卿の秘儀』を8月17日に発売する。
ドラマCD収録終了後のスタジオを訪れ、出演者の水橋かおりさん、杉田智和さん、斎藤千和さんにお話をうかがってきた。水橋さんと杉田さんは第1弾から、斎藤さんは今回のドラマCDが初参加となる。
――『モンスター・コレクションTCG』のドラマCDはこれで第3弾になりますが、今までと比べてどうでしたか? 感想をお願いします。
水橋:最初はこれまでのドラマCDと同じノリだったのが、後半はお話が重たく、今までとちょっと雰囲気が違いました。
杉田:個性的なキャラクターに囲まれて騒動が起きるのは、水橋さんがおっしゃった通りいつもと同じでしたが、物語の核心部分が見え始め、シリーズを重ねてきた意味が出てきたなと思いました。
斎藤:今回のドラマCDからの初参加になります。初めてなのに、ヴァッセルとエレインとアニエスといっぱい演じさせていただきました! 今回は重たい感じで真面目な作品かと思っていましたが、杉田さんと水橋さんの掛け合いを聞いていたらおもしろくて。2人の温度差は楽しかったです。ちなみにヴァッセルとエレインは別録りじゃないです!
――特に印象に残ったセリフはありますか。
水橋:ネタばれにならないように気をつけますね(笑)。今回は“生きている者たちみなで団結しよう”というテーマがあるのですが、ドリブラは死んでいるため、堂々と混じっていけない、少しためらって引いているのを感じるセリフがあって、切なかったです。大勢の人がいる場で1人って、ただ1人でいるより、つらいですよね。
杉田:マフィンはいつも通りのペースで、相手と会話しながらいつの間にか自分のペースに巻き込んで、会話の主導権を握っていくキャラなんですが、今回もその才能をいかんなく発揮してました。ただ、マフィンの過去を知っているキャラクターが登場したとき、演技のアプローチを少し変えてみました。その差を楽しんでください。
それと、斎藤千和さんの演技に引っ張られて、マフィンのセリフが少し増えました。斎藤さんさすがです! いつもありがとうございます!
斎藤:驚くことになんと、主役のかおりさんがもう1人兼役してます。しかも結構重要な役柄で。あとは自分の役ではないですが、一番最後のほうに出てくる水橋さんのちょっとアホな子が可愛くて……。それに杉田さんが時々いれてくるアドリブ。あまりに自然でどこまでが台本で、アドリブなのかわからないですよ。どれが本物がアドリブか想像しながら聞いてみてください。
――ドラマCD第3弾の聞きどころはどこでしょう。
水橋:今回はどこから聞いても聞きどころ満載ですね。お話も大きく動き出して、どんでん返しもあるんですよ。
杉田:先ほど、シリーズを重ねてきた意味があるといいましたが、以前に登場したキャラクターたちも出てきますので、ぜひドラマCD1、2を聞き返してからこの第3弾を聞いてほしいです。
斎藤:頑張って、色気、出して、ます。
杉田:いやいや、うちの若い子たち、みんな興奮してましたよ?
斎藤:本当ですか!? ぜひ私の声を聞いて「興奮しました」という感想を送ってください。私がちょっぴりニヤリとして喜びます。
――最後にファンの方へメッセージをお願いします。
水橋:もしまだ第1弾、第2弾を聞いてないという方は、ぜひあわせて聞いてください。メイン以外の過去のキャラクターも、ちょこちょこ登場しますから。なんだか懐かしくなりました。また、物語が一区切りした“答え”もちゃんと出していますよ。
杉田:カードゲームが好きでドラマCDも聞いてくれる人もいると思いますが、その逆もまたアリだと思っています。このCDには何やらPRカードが同梱されるようで……私もカードゲームと名のつくものはプレイするので、これがどんなにテンションの上がることか。このCDでしかもらえないカードだとぉ!? さ、ゲーマーズに行こうかっ!!
斎藤:逆にカードゲームがすごく好きで、今回初めてドラマCDを購入してくださった方もいるでしょう。今まで自分と一緒に戦ってきた大切なカードが、もししゃべったらどんな風になるのか? たくさん想像したかもしれません。その答えの1つとしてこのCDを聞いてください。もっともっと、そのカードのことが好きになれると思います。
物語はこれで一区切りつきましたが、まだまだ続いても楽しそうな世界なので、応援よろしくお願いします。
――ありがとうございました。
(C)1997-2010 GROUP SNE / FUJIMISHOBO, BROCCOLI イラスト/輪くすさが・真嶋杏次