2011年7月6日(水)
『BINARY DOMAIN』でカギとなるのは音声認識! 新たなロボや新規画像を公開
セガは、2012年内に発売を予定しているPS3/Xbox 360用ソフト『BINARY DOMAIN(バイナリー ドメイン)』の新情報を公開した。
本作は、『龍が如く』シリーズの総合監督・名越稔洋さんと、『龍が如く』チームが手掛けるアクションゲーム。2080年の東京を舞台に“命”をテーマにした熱い人間ドラマが展開する。『龍が如く』で培った表現力に加えて、世界最高峰のAI(人工知能)とオンラインマルチプレイの開発に取り組んでいるという。
今回の記事では、キャラやロボット情報に加えて、音声認識や部位破壊といったシステムについて紹介する。
●ラストクルーに在籍する2人
フェイ・リー (CV:久川綾) | |||
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26歳の中国人。冷静沈着な性格で、直実に任務を遂行する判断力と優秀な現場スキルを身につけた若手将校として、頭角を現している。現在は、IRTA(国際ロボット技術機構)の潜入査察部隊であるラストクルーに出向してきている。ラストクルー歴は半年で、階級は中尉。
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フィリップス少佐 (CV:???) |
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元アメリカ海兵隊仕官で、指揮の腕を買われてラストクルーの作戦本部要員となる。現在はラストクルーの作戦支援につく各国部隊との連絡・調整を行う作戦調整官。情に揺さぶられない冷徹な判断は、部下の反感を買うものの、結果を出し続けてきた。今回の作戦では、ヘッドクォーターとして作戦本部からダンたちの支援にあたっている。ラストクルー歴は7年で、階級は少佐。
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●巨大ボスロボ グランランサー
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IRTA(国際ロボット技術機構)コードは“MRJ-0074”。防衛省が提唱した“統合ロボット戦略構想”の一環として開発されたAMADA社製の軍事用大型ロボットで、2078年度に採用された。建物の乱立地でも視野を確保できる長高フレームの移動プラットフォームとして設計され、反政府勢力の陣地を強行突破することを目的にしている。
●音声認識でキャラと会話
本作では、ボイスコマンド(音声認識)によるリアルタイムコミュニケーションが実装されている。戦闘時だけでなく非戦闘時を含め、NPCに話しかけることで、状況に応じた返答をしてくる。返答のバリエーションは多数用意されていて、同じ言葉で話しかけても、状況によってNPCの返答が変化するようだ。
仲間の状況や性格を考えて話しかけることで、NPCとのリアルなコミュニケーションを行える。NPCは展開される会話内容とその時の戦況に応じて、自律的に判断し行動する。
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▲作戦中に、ビッグ・ボウが軽口を叩いてきた。返事によってはフェイに怒られてしまうかもしれない。 |
戦闘時には、音声でNPCに作戦を指示することができる。指示の出し方によって、意図したように戦況を変化させることも可能だ。しかし、指示によっては仲間を危険にさらしてしまうこともある。NPCが死亡した場合もゲームオーバーとなるので、指示の仕方には注意したい。
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▲ボイスコマンドの会話内容によって、ストーリー展開に影響を与えることが判明。どんなストーリーにするのかも、プレイヤーにゆだねられている。 |
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▲戦況によってはNPCが命令を拒否することもある。人間らしい、よりリアルな会話を体験できる。 |
なお、ヘッドセットを利用したボイスコマンドによるリアルタイムコミュニケーションは、コントローラ操作で代替することも可能だ。
次のページで部位破壊を紹介!
(C)SEGA
※画面は開発中のもの。