【G-netプレイレポート】ペロペロしているだけで英語が得意になっていく魔法のゲームがある!?

文：カワチ

　どうも、『電撃PlayStation』を中心にギャルゲーの記事を担当しているライター・カワチです。突然ですが、産声をあげた時からとにかく勉強嫌いだったボク。言葉をしゃべれるようになったのもだいぶ遅かったとか……。そんな日本語ですらダメなボクですから、英語なんてもってのほかなわけですよ！　なんとか知っている英語は“This is a pen”ぐらい。あとは映画で覚えた“I know now why you cry. But it’s something I can never do”とか“Sir,Yes Sir！”ぐらいですよ。

　まぁ、でも「日本人なら日本語だけ使えればいいかー」と思って生きてきたのですが、大人になると英語を知らないと恥ずかしいことも多いんですよねぇ。たとえば、雑誌でカッコいい英語の見出しを考えたのにその文法が間違っていたりとか……。はい、ついこないだの実体験であります。あぁ、今、思い出しても恥ずかしい。と、いうわけでせめて英語の基礎だけでも覚えようと思ったわけですが、前述の通りボクは勉強が大嫌いなわけで。1人で参考書を読むのもイヤですし、かといってスクールに通うなんてもってのほかで。

　そんな葛藤の日々を送っていたボクに編集Aが渡してくれたのが『ナナミの教えて英文法DS ～基礎から学ぶステップアップ学習～』でした。“美少女アンドロイドのナナミとコミュニケーションを取りながら英語を勉強できるソフト”と教えてもらったものの、最初は半信半疑でした。「どうせ萌えブームに便乗したゲームでしょ！　プンプン!!」と。しかし、ゲームを立ち上げてビックリ。いきなり「教えて教えて教えて123ー♪」と電波ソングが流れるじゃないですか。こ、この振り切れっぷり……こいつはモノホンだ！　しかも説明書を読んでさらにビックリ。ヒロインを演じているのが竹達彩奈さんと中原麻衣さんのお2人じゃないですか！　これはボクのようなオタクのことを理解していないとできない夢のキャスティングですよ。ブヒィィィィイイ！

■さっそく勉強！　……その前に

　竹達さん演じるヒロイン・ナナミちゃんに軽くブヒりながらゲームをスタート。モードは文法学習・初級ドリル・中級ドリル・上級ドリル・単語学習・弱点克服と豊富です。でも、ボクが最初に選んだのはナナミちゃんを着せ替えできる“着替え”でしたけどね！　だってゲームを始めた時に最初に手に入る服が“水着”というちょっとマニアックなものだったんですもん……。そりゃあ、全力で着せ替えさせるっつーの！　しかも、水着に着替えさせたら今度は“はじめて着替えをした 体育着青を手に入れた”の文字が出てくるし！　体育着キター！　ブルマキター!!　どうやら早くも新たなコスチューム出現条件を満たしたようです。なんだ、このゲームは。ボクに本編をやらせない気か！

▲コスチュームの種類はホントに豊富で、その入手条件もさまざま。ちなみに、ボクのおススメは体操着とメガネの組み合わせ。エッチすぎるよぉ。

　……と、気を取り直して（きっちり体育着に着替えさせましたが）“初級ドリル”に挑戦。問題は選択問題を中心に並び替え問題も出題されるのですが、予想通り全然正解できません。まぁ、学生だったのは10年以上前の話ですしね……（遠い目）。ただ、本作はクイズゲームなどと違って、間違えてもきちんと答えと説明がでてくるのがうれしいですね。「こういう理由でこっちが正解なのか」ということがわかるので反省できます。まぁボクとしては、問題を間違えるごとにナナミちゃんのテンションが下がっていくのが気が気ではないですが！　最初は「ドンマイ！」と言ってくれていたナナミちゃんが、次第には「やる気あるの……？」と冷たい声で言い放つようになっちゃたりとか。まぁ、竹達さんボイスに罵られるなんてボクにとってはご褒美以外のなにものでもないのですけどね。ブヒィ！

▲ゲーム中はミニキャラになったナナミちゃんが応援してくれます！　でも、間違え続けると機嫌が悪くなって罵られます……。いや、むしろご褒美だ!!

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