2011年7月13日(水)
ここからは撮影の前段階“コーディネートモード”を紹介します。どのようにしてそに子さんと再会し、そしてカメラマンとして写真を撮ることになったのかは、ぜひ皆さんの目で確かめてください。
本来であれば、クライアントの依頼によって衣装をコーディネートする必要があると思うのですが、体験版では“とりあえず撮ってみよう!”ということで、アレコレ気にすることなく衣装を選ぶことができました。
選べる衣装は、アウターやトップス、ボトムス、レッグウェアー、シューズと代表的なものに加え、帽子などの頭飾り、メガネなどの顔飾り、ネックレスなどの首飾り、時計などの腕飾り、バッグなどのその他と、非常にパターンが豊富! さらに、1つのアイテムでもデザインや色を変えることもできるようなので、いったいどれくらいの衣装パターンになるか想像もつきません。とりあえず最初は、ごえモン的に一番いいそに子さんを選びたいと思います。
▲アウター |
▲トップス |
▲ボトムス |
▲シューズ | ▲頭飾り |
▲顔飾り | ▲腕飾り |
▲その他 | ▲いや~、肩ベルトと胸のコラボレーションが素晴らしいですね。いい仕事だ……。 |
衣装を選んだら、ついに撮影開始です! とその前に、本作では衣装の最終確認時にすべての衣装をひと目で確認できると同時に、確認画面で自由に衣装を選び直すことが可能です。これが地味にうれしくて、3Dのゲームで衣装を自由に変えられるような作品だと、次第にカスタマイズが面倒になっていって、途中からワンパターンになってしまう……というのが、僕はよくあるんですよね。『ソニコミ』の場合は、動作もすごく快適だし、ひと目で衣装を確認できて、それでいてその場ですぐに衣装を変更できるよう工夫されているので、なかなか飽きずにプレイできそうです。
▲これが確認画面。右のウインドウでコーディネートを確認しつつ、その場で自由に入れ替えが可能です。 |
こればっかりは動画で観たほうが理解が早いので、今回は僕のプレイ動画を用意しました! 以下のプレイヤーからご確認ください。なお、描画設定を“高”にし動画撮影ソフトを起動させると、僕のPCでは処理が重くなってしまいました。推奨環境でプレイし、動画撮影をしなければこの動画の2倍ぐらいのスピードで動くので、誤解なきようお願いいたします!
動画だけだと不十分なので、一応テキストで補足しておきます。操作方法は、キーボードのWASDでプレイヤーの移動、左クリックでショット、右クリックでコマンドメニューを開く、マウスホイールで視点の拡大/縮小、マウスの移動で視点移動です。完全にFPSと同じ操作方法ですね。PCのFPSに慣れていないと、結構難しいなと僕は感じました。
動画に出てくる青い輪がターゲットです。奥のそに子さんをうまく画面に入れながら、カメラのフォーカスポイントをターゲットに合わせます。ターゲットをよく見ると、白い輪が中心から外側に向かってだんだん広がっていきます。これが青い輪のところまで到達したら、左クリック! そのタイミングによって、GOODやPERFECTなどの評価が出ます。もちろん、連続で撮影を成功させるとコンボが続き、より高い得点を得られます。
▲ターゲットはフォーカスポイント上に重ねることで、同時に撮影することも可能! |
▲ターゲットを無視して後ろに回りこむと、こんな画像も取れちゃう! けれど、スコアは犠牲となったのだった……。 |
ここまでだと非常に単純なゲームなのですが、このゲームのキモは右クリックで出せるコマンドメニューにあります。画面左下を見てもらえるとわかるのですが、何本もの青いゲージがあります。これが最大までたまってピンク色になると、コマンドメニューでそに子さんのポーズを変えることができるんです! ポーズを変えると、ターゲットの出現位置や頻度が変わって、よりスコアを稼ぐことができるようになります。
▲ポーズは、デフォルトの立ちと座り、寝そべりの3つがあります。 |
その他、画面左上のテンションゲージにも注目。このゲージがたまった状態でコマンドメニューから“話しかける”を選ぶと、そに子さんのテンションレベルが上がります。テンションレベルが上がると、3つのポーズもバージョンアップします。そして、よりスコアを稼げるようになるというわけです。
▲レベルが上がると、そに子さんがソファーに座るように! そして、これまでにないくらいターゲットが出現!! |
これ以外にも、実はそに子さんには体力がありまして……。体力ゲージがなくなる前に、コマンドメニューから“休憩”を選ぶ必要があるんです。左クリックでショットをしながら左手のWASDで移動し、常にゲージに気を配りながら状況を把握して的確なコマンドメニューを選択――と、上を目指す場合はかなりスキルを要求されるゲームだと感じました。
とはいえ、これだけゲーム性があると、歯ごたえがあってとてもおもしろいです。プレイする前は、正直なところ“そに子ファンのための単なるファンゲーム”というイメージが強かったんですよ、はずかしながら。でも、プレイしてみたら印象がガラリと変わっていました。そに子さんとのコミュニケーションは、AVGとしてもちろんおもしろいし、それと同時にゲームとしてもしっかり楽しめる良作です。撮影モードをプレイしていると、熱中して体が熱くなってきます。少しでもそに子さんをかわいいと感じたなら、ぜひ皆さん、一度体験版をプレイしてみることをオススメします。絶対に印象が変わりますから!(ごえモン)
▲体力がなくなってうなだれるそに子さんもセクシーですね! |
(C)Nitroplus
データ