『テイルズウィーバー』大型アップデート“サンスルリア”の先行プレイレポート

文：電撃オンライン

　ネクソンは、PC用MMORPG『テイルズウィーバー』で大型アップデート“サンスルリア”を7月20日に実装する。

　既存エリア“必滅の地”と“レコルダブル”に隣接する場所に、新たに開放される“サンスルリア”の目玉コンテンツは2つ。高レベルユーザーには特にチャレンジしがいのあるダンジョン“古代都市デリンセヒル”とインスタンスダンジョン“時の寺院”だ。

　レア素材や強力な装備品と交換可能な“名誉の勲章”が手に入る、2種類のダンジョンを実装直前のタイミングで体験してきたので、その詳細を紹介していく。

■協力＆ソロプレイ、2つの違ったコンテンツが楽しめる“時の寺院”

▲時の寺院内部。インスタンスダンジョンの開始、報酬アイテムの交換もここで行う。

　サンスルリアに建つ“時の寺院”は、時空間の歪みがサンスル神の神託だと考えるサンスルリアの王室によって作られた、という設定。2つのコンテンツは原作“ルーンの子供たち”で描かれた出来事、あるいはテイルズウィーバーの世界で過去に起きた歴史的事件を、インスタンスダンジョン内のミッションという形で、プレイヤーが追体験できるようになっている。

●『テイルズウィーバー』初となる拠点防衛型コンテンツ“オルリー防衛戦”

　アノマラド初代国王“バンダレックス・ダ・アノマラド”が、領土拡大を目指して起こしたドラケンズ戦争がモチーフの“オルリー防衛戦”。最大5人のパーティメンバーとともに、結界“抗戦の誓い”を押し寄せるアノマラド軍から守りきるのが目標だ。適正レベルは230以上となっている。

▲敵は上下右の3方向からランダムでやってくる。プレイヤーよりも結界を最優先して狙うが、ダメージを与えればターゲットは変わる。

　敵モンスターの中には範囲攻撃を使ってきたり、傷ついた仲間を回復したりする支援系も混じっているため、戦闘が長引くと次のモンスターが加わり、せん滅が難しくなる。5人のクラス構成をどうするか、よく作戦を練って挑戦したいところ。記者がGM4名とオルリー防衛戦に参加した時は、あまりにも戦闘が忙しくてアイテムにまでまったく気が回らなかったが、時にはモンスターからのドロップの中に、レアなアイテムがあるとの話だ。

▲中ボスの魔法部隊長が出るあたりから、せん滅力が落ちてきた。中ボスは設置型の範囲攻撃を仕掛けてくるので、回復アイテムはケチらずしっかり使う方がよさそう。

▲いよいよラスボス、アノマラド国王登場。▲国王が放つ黄色いサークル内に入るとダメージを受ける。▲最終ステージはやたらと万能薬を使いまくっていた。▲結界のHP残りわずかというところで国王討伐に成功。

　制限時間は特にないが、アノマラド軍は第1陣、第2陣……のように段階を踏んで出現し、最終的に合計30回攻めてくる。すべての敵を倒し、かつ結界のHPがゼロにならなければ、プレイヤー側の勝利だ。10回目と20回目には中ボスが、ラスト30回目にはアノマラド国王“バンダレックス・ダ・アノマラド”も登場し、これを倒せばクリア。報酬として革命の勲章が最大4個手に入る。

　実際にプレイしてみた感想としては、ステージ後半になるほど、スタンや沈黙などの状態異常スキルを使う敵が増えてくるため、回復アイテムは数を多めに持っていくことをオススメしておく。

→革命の花火と新ダンジョン“デリンセヒル”を紹介（2ページ目へ）

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関連サイト

• 『テイルズウィーバー』公式サイト