BASARA PARTYは終わらない！ 『3宴』の情報も飛び出した“バサラ祭2011夏”

文：電撃オンライン

■オープニングアクトに続いてはドラマ絵巻！

　イベント“バサラ祭2011 ～夏の陣～”は、TV番組『戦国鍋TV～なんとなく歴史が学べる映像～』とのコラボからスタート。まず最初に登場したのは、浅井長政とその正室・市との間に生まれた3人の娘によるユニット“浅井三姉妹”だ。今回は、チームZ2から茶々（桐島瑞希さん）、初（大住真梨子さん）、江（知念沙也樺さん）が登場し、織田信長の姪として時代の流れに翻弄（ほんろう）された彼女たちの歴史を、ポップな歌とダンスで披露した。

▲『戦国鍋TV～なんとなく歴史が学べる映像～』から登場した“浅井三姉妹”のチームZ2。『アザイズム』と『アザイドロップ』を続けて歌った。

　続いて登場したのは、織田信長がプロデュースするアイドルユニット“信長と蘭丸”。織田信長（村井良大さん）と蘭丸（鈴木拡樹さん）がコントをしながら、サビで行う振付を指導。無事に説明が終わると、『敦盛2011』で“本能寺の変”よりも熱いステージを展開した。

▲ステージ上にもかかわらず、ケータイで写真を撮るというフランクな一面を見せた信長。しかし『敦盛2011』時には、見事な歌と踊り（と蘭丸との熱愛）を見せつけた。

　興奮さめやらぬステージに、キャラクターを演じた声優陣が登場。これまでのシリーズのシーンがよみがえる“戦国ドラマ絵巻『戦国BASARA クロニクルヒーローズ』”がスタートした。

▲長曾我部元親と徳川家康との対立や、前田慶次と明智三成など、さまざまなシーンをキャストが熱演。台詞が読まれるたびに歓声やため息が聞こえていた。

■出演者によるBASARAトーク

　出演者が登壇して最初に行ったのは、イベント恒例となった“アニキ”のコール合戦。石野さんの掛け声にあわせて、ファンによる「アニキ～～!!」という黄色い声援が響き渡った。

　続いて登場した小林プロデューサーから、「協力したい、してほしい武将は誰？」という質問があがる。関さんが「あとの人はちょっと変なので、まともな片倉小十郎」と答えると、速水さんは「今後の日本の稲作を考えて、鎌を使いこなす天海」と続けて、会場を笑わせる。

　藤原さんが“けいじ”つながりから前田慶次を上げると、大川さんが「小さい家康と大きい家康」と回答。もれなく2体の本多忠勝がついてくることを、理由としてあげていた。なお、これまで実現しなかった家康同士の共演だが、『戦国BASARA クロニクルヒーローズ』でそれを楽しめることが明らかになった。

■20kgの米をかけてゲーム対決！

　ここで、『戦国BASARA クロニクルヒーローズ』を使い、対戦企画を行うことに。勝利チームには、東北銘産の米『ひとめぼれ』が20kg贈呈される。森田さんは、以前に行われた対決で米10kgをもらい、家計にやさしい企画だと話す。そんなこんなで、参加者は張り切って挑戦した。

▲参加したのは、大川さん、関さん、森田さん、石野さん、森川さん、そして小林プロデューサーの6人。まずは大川・森田ペアと関・石野ペアが戦い、その勝者と森川・小林ペアが戦うという仕組みだ。

▲ゲームが苦手という関・石野ペアに対して、見事なコンビネーションを披露した大川・森田ペアが勝利を収めた。

▲「ゲーム開発者は有利なのでは？」という心配に応じてか、小林プロデューサーは片手でマイクを持ち、実況しながらのプレイ。さすがにこれは難しかったようで、大川・森田ペアが完勝！

▲勝者に送られる20kgの米を運んでくる藤原さんと速水さん。大川さんは「前夜祭で負けていたので、うれしくてしょうがない！」と少年時代の家康のようなまぶしい笑顔で、喜びを爆発させた。

■ドラマ絵巻とスペシャルトークで『戦国BASARA3 宴』を特集

　発売に先駆けて、『戦国BASARA3 宴』のワンシーンが生アフレコで披露された。どのシーンも人気だったが、一番大きな歓声が上がったのは、先ほどのPVの中でも流れた、徳川家康と石田三成、松永久秀が対峙するシーン。どうやら家康と三成の合戦に、久秀が乱入するというシチュエーションのようだ。

▲最大4人のキャラクターが登場した戦国ドラマ絵巻『戦国BASARA3 宴』。『戦国BASARA3』では見られなかった組み合わせ、ドラマが描かれるということで、今から発売が待ち遠しいファンも多いのでは？

　続いて行われたトークショーでは、“日本の首相になってほしい武将はだれ？”というテーマに対して、声優陣がキャラクターに成りきってマニフェストを読みあげた。

▲始まるや、司会をしていた森田さんのイラストを書き上げる速水さん。なお、このイラストは森田さんのTwitterアイコンとして使用されることになった。		▲森田さんは「新☆日本のクールびず！」を宣言。水着にアイスというニュースタイルを打ち出していくようだ。

▲三成なら、ウソの報告をした者をザンメツするだろうと思った関さん。いつもよりも、前髪は丸くなり、笑顔でお願いしている。		▲絆をテーマに「町に忠勝が飛んでいき、いろいろしてくれる」という他人まかせな公約をする大川さん。決め台詞はもちろん「行けっ！　忠勝!!」だ。		▲久秀らしく、「必要なものをよその国から持ってくる（強引）」と話した藤原さん。もちろん、差し出されれば問題ないが、拒否された場合は……というニュアンスが“強引”にはあるらしい。

▲シンプルにわかりやすさを押し出した「捨て駒禁止」。石野さんは、人の命を大事にする政策だという。		▲日本地図を書いて、「東と西で国を分ける」という大胆な方針を打ち出した速水さん。互いに国力がついたら、決戦するのだという。		▲新ベジタボ党を発足して、奥州復興を宣言した森川さん。「ネギが嫌いな女性もいるのでは？」という突っ込みに対して、「ゴボウもOK！」と臨機応変に対応していた。

　気になる結果は、会場のファンからの拍手で決定。どれも今ひとつな反応だったが、「捨て駒禁止」を掲げた石野さんが人気。「昔、捨てられたつらい経験があるんだね……」と壇上の参加者は涙ながらにコメントし、この企画は終了となった。

　また、会場には来られなかったが、真田幸村役の保志総一朗さんからのビデオメッセージが公開された。その中で、同じ質問に対しては「拳で語りあえる世の中にする！」と、幸村らしい熱苦しいマニフェストが飛び出した。

▲事前に行っていたアンケートでは家康が1位を獲得。しかし元親も2位であり、どちらの結果も好成績だった。		▲演じている久秀に対して、「イヤな奴なので嫌われるのでは？」という懸念もあったという藤原さん。しかし今では、どれだけネチっこく言うかに注力しているとか。

▲久秀、小十郎、佐助がメインキャラとなる『戦国BASARA3 宴』。森川さんは、演じているのが3人とも代表取締役社長ということで、「ビックリしました。（アクセルワン立ち上げが）間に合ってよかったぁ！」と笑いながらコメントすると、森田さんは「ポスターになるには社長にならないと駄目か！」と乗っかり、会場を笑わせた。

▲最後は出演者からメッセージが送られ、2時間半にわたるイベントは終了となった。

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データ

関連サイト

• 『戦国BASARA』シリーズポータルサイト