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2011年8月29日(月)

成長したポーンをオンラインで共有する『ドラゴンズ ドグマ』

文:電撃オンライン

 カプコンは、2012年初頭に発売を予定しているPS3/Xbox 360用ソフト『ドラゴンズ ドグマ』の新情報を公開した。

 『ドラゴンズ ドグマ』は、ファンタジー世界を表したオープンワールドを舞台に、冒険を体験できる新作ACT。ち密なグラフィックで描かれた広大なオープンワールドは、命が吹き込まれたようにリアルな生物たちが生息し、プレイヤーは多彩なアクションを駆使して戦いを楽しめるという。また本作は、1人用多人数ネットワークACTとして開発中だ。

 今回紹介するのは、ポーンを介した新しいオンライン要素について。プレイヤーの相棒となるメインポーンは、ネットワークを介して他のプレイヤーと貸し借りができる。手塩にかけて育てたメインポーンを貸し出したり、強力なポーンを借りて自分のパーティに入れたりと、他のプレイヤーとポーンを介してつながることで、世界は広がっていく。

 『ドラゴンズ ドグマ』において、冒険を進めるパーティーは最大で4人。プレイヤーの他は、“ポーン”と呼ばれるAIキャラクターで構成される。自分の作ったポーンをメインポーンと呼び、他のプレイヤーから借りているポーンをサポートポーンと呼ぶ。

『ドラゴンズ ドグマ』
▲左から2番目がプレイヤーで、その右にいるのがメインポーン。左端と右端にいるのがサポートポーンだ。ゲーム中にポーンは多数用意されているので、オンラインにつながなくても、パーティを編成することはできる。
『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』
▲プレイヤーの相棒となるメインポーンは、主人公キャラ同様にその姿をエディットできる。容姿、性別、体型などを幅広くエディットすることが可能だ。
『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』
▲ポーンを借りることができるリムの内部。さまざまなタイプのポーンがいることを確認できる。好みのポーンをレンタルして、パーティー編成を楽しもう。

 メインポーンは、一緒に冒険を進めていくことで成長する。さらに、他のユーザーに貸し出すことでも成長する。モンスターの弱点や戦いに有利な戦法、さらにはダンジョンの案内など、旅先での経験を“知識”として蓄えて、プレイヤーとの冒険でその知識をいかんなく発揮するという。ただのAIではなく、プレイヤーを導いてくれる存在にもなる。

 さらに、その行動特性にもそれぞれ個性がある。“教育”を行うこともでき、プレイヤーの育て方次第で行動特性は変化する。個性や成長要素、教育については、続報で明らかになるとのこと。

『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』
▲貸し出した先で、ポーンがモンスターの弱点を覚えれば、戦闘の際に知識でもプレイヤーをサポートしてくれる。画像のポーンは、ゴブリンの弱点を教えている。▲大型のモンスターと戦う際には、知識の有無が戦局を分ける要因となりそうだ。ポーンの言葉に耳を傾けながらモンスターに挑もう。
『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』
▲状況によっては、スキルを駆使してプレイヤーをサポートしてくれる。敵がポーンに気を取られているスキに攻撃を仕掛けよう。▲モンスターの弱点や、戦闘時の立ち回り方をアドバイスもしてくれる。ポーンが得てくる知識は膨大だ。ポーンを貸し出すのも楽しくなりそう?
『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』
▲空中を飛び回り、攻撃を当てづらいハーピーも、ポーンが押さえつけてくれれば、確実に攻撃できる。旅を進める上で、ポーンとの共闘は必須だ。▲ポーンは、ピンチに陥ったプレイヤーをサポートしてくれることもある。
『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』
▲傷付いて身動きが取れなくなったポーンも、覚者であるプレイヤーが触れれば、助けることが可能。▲回復魔法を使えるポーンがいれば、状況に応じて魔法を唱えてくれる。バランスのよいパーティー編成を心がければ、冒険がラクになる。
『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』 『ドラゴンズ ドグマ』
▲巨大なモンスター、群を成しているモンスターを相手にするのは、1人では心細い。成長したポーンを連れて戦いに挑もう。

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