2011年8月30日(火)
エヌ・シー・ジャパンが8月27日と28日の2日間にわたり、沖縄県のネットカフェ・自遊空間 国際通り店で開催した3on3バトルトーナメント。その2日目の様子をお届けする。
2日目に行われたのは、PC用オンラインRPG『リネージュ2 ~The Chaotic Throne~(以下、リネージュ2)』のPvP。1日目に行われた『The Tower of AION』のPvP大会については、コチラのレポートでお伝えしている。
出発直前の東京都内は雷雨が轟き、週間天気予報によれば、週末の那覇市は降水確率70%。さらに2つの台風が接近中と、悪天候が予想されていたが、当日は快晴。素晴らしいイベント日和となった。
PvPの1回戦は13:30スタートを予定していたが、事前応募の8チーム中4チームが欠席。一般来場者からの参戦を募り、キャラクターセッティングを行ったため、やや遅れて14:10に開始された。
▲MC担当は『リネージュ2』FS(ファンサポート)のラエミナ氏(左)とクロロク氏(右)。 |
即席チームもあわせて、大会に出場したのは以下の6チーム。ルールも急きょ変更され、まずはトーナメントで1回戦で半分のチームに絞り、後半は3チームによる総当たりリーグ戦を実施。試合は準備時間を含めて9分。相手チームを全員倒すか、生存人数が多いチームが勝利となる。
●出場チーム
A:ちんすこう
B:ボルボンド
C:サーターアンダギー
D:決勝戦シード
E:飛び入り
F:LO妖怪
1回戦を勝ち抜いたチームとクラス構成は、ボルボンド(デュエリスト、ドミネーター、スペクトラルダンサー)、サーターアンダギー(ハイエロファント、ソウルハウンド(女)、デュエリスト)、飛び入り(ドミネーター、マエストロ、ドゥームブリンガー)となった。
リーグ戦ではボルボンドのスペクトラルダンサーが、敵を石化させるデバフスキルをいいタイミングで決め、決勝戦までなんと無敗。唯一、3本勝負の決勝戦で飛び入りチームが1本勝利をもぎ取ったが、安定した強さでボルボンドが優勝した。また、エキジビションマッチとして運営チームvsボルボンドの対決も行われたが、もちろん運営チームがストレート負け。ラエミナさんも、クロロクさんも「まったく勝てる気がしなかった。完ペキなスキル出しのタイミングでした」と絶賛していた。
この他、超マニアックな出題ばかりのクイズ大会、豪華商品があたるジャンケン大会なども行われた。入り口では、チラシを持参すると福引きに1回挑戦するチャンスがあったのだが、小学生らしき男の子が特賞の液晶TVを当てたのに「よくわからないから、これでいい」と、エヌ・シー・ジャパンのロゴ入りボールペン&ウェットティッシュに交換しかけるなど、会場が笑いに包まれるシーンも多々見られた。(直後に保護者のお父さんが、慌ててTVを受け取っていたことを追記しておく)
最後に、FSの2人にイベント全体を通しての感想を聞いたところ、「ラエミナだから会いに来たというお客様がいたり、過去のゲーム内イベントで一緒に遊んだプレイヤーさんが見に来てくれたりして、とてもうれしかった(ラエミナ氏)」「もっと沖縄でイベントをしてほしいという声もいただきました。沖縄のプレイヤーさん同士は、初めてあっても打ち解けるのが早かったですね(クロロク氏)」とコメント。
2日間にわたって行われた、エヌ・シー・ジャパン初の沖縄オフラインイベントは、他の都市では見られない和気あいあいのムードだった。どうしても東京や大阪、福岡といった大都市での開催が中心になってしまうイベントだが、だからこそ「沖縄でやってくれた!」ということが、沖縄のユーザーには好評だったようだ。
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