2011年9月6日(火)
この冬登場予定の『真かまいたちの夜11人目の訪問者(サスペクト)』は、選択肢を分岐点にして、多種多様の物語を楽しめるサウンドノベルの原点に立ち戻り、キャラクターとストーリーを一新した新生『かまいたちの夜』。
グラフィックや音楽といった直接的な演出だけでなく、プレイヤーが感じる恐怖心もゲームの要素に組み込んでおり、今回も止め時のない恐怖スパイラルにプレイヤーを誘うという。また、シリーズ初となる豪華声優陣によるボイス演出にも注目だ。加えて、PS3とPS Vitaのハードの特性を生かして、ネットワークを使ったモードや、PS Vitaの前面/背面パネルを利用したシステムが搭載されているという。
初代『かまいたちの夜』から作品に携わってきた本シリーズの立役者といえば、我孫子武丸さんだ。今回もシナリオ監修と一部シナリオの執筆をしている。初代『かまいたちの夜』の全シナリオを手がけた同氏の監修する『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』に期待しておこう。
我孫子武丸プロフィール
1989年『8の殺人』で推理小説家としてデビュー。ライトミステリーからホラータッチまで、幅広い作風に定評がある。代表作に『人形はライブハウスで推理する』や『0の殺人』など。シリーズを通して『かまいたちの夜』のシナリオに携わり、本作では全ストーリーの監修とサイドストーリーの執筆を担当している。
岩手県・遠野市……作家志望の主人公、坂巻快人(さかまきかいと)は、小説の題材を探しに、遠野のペンションを訪れる。宿泊予定者は10人だったはずなのに、宿泊客は、なぜか11人。そのうちの1人が露天風呂で殺される。
快人は、偶然再会したかつての友人・立花京香(たちばなきょうか)とともに、事件の真相を探りはじめる。しかし、1つ、また1つと死体が増えていき……。
坂巻快人 CV:中村悠一 | ||
---|---|---|
▲小説家志望の24歳。今までの執筆作品はすべて、完成直前に紛失したという、人並み外れた不運の持ち主。新しい小説の題材を探しに遠野を訪れた。 |
立花京香 CV:小清水亜美 | ||
---|---|---|
▲快人が大学時代に、思いを寄せていた女性。積極的な性格の24歳。旅行雑誌の編集者を務めており、雑誌の取材で遠野を訪れ、快人と偶然再会する。 |
“みんなでかまいたち”は1ルーム最大100人のプレイヤーが、PS VitaとPS3のハードの垣根を超えて対戦するマルチプレイモード。プレイヤーがそれぞれ探偵となり、誰よりも早い事件の解決を目指すことになる。マルチプレイとなった『かまいたちの夜』は、どのようなゲームシステムになるのだろうか!?
▲画像から想像するに、所持カードやアイテムなどから事件の凶器と犯人を当てることになりそうな“みんなでかまいたち”。“1日目/7日間”と表示されているため、1週間で解くことになるのだろうか? |
PS Vitaには“ふたりでかまいたち”モードが搭載される。2人で1つのPS Vitaを持ち、ゲームを通してお互いの相性を占うことになる。前面/背面タッチで行うこのモードを、気になる人とプレイしてみては?
▲普通の選択肢から、ツイスターゲーム風のものまで、さまざまな問題が存在する。はたして、2人の相性は? |
(C)CHUNSOFT
※画面は開発中のもの。
データ