2011年9月14日(水)
この夏にオープンしたPS Vitaコミュニティサイトに寄せられているユーザーからの意見として、価格の他、3つの事項が多く集まっているという。
その1つが“3Gモデルの概要”だ。3Gの通信について、同社がパートナーに選んだのはNTTドコモ。NTTドコモの代表取締役副社長・辻村清行氏が登壇し、PS Vitaについて「パワフルで魅力的なハード」とコメント。そのハードをユーザーが購入したら、新しい遊びをすぐに体験してもらえるように、データ通信専用プリペイドプランを用意したという。
NTTドコモが用意したのは、“プリペイドデータプラン 20h”と“プリペイドデータプラン 100h”の2つ。どちらもハードを購入後、すぐに通信を使える。プリペイド方式なので、使いすぎる心配がないのもポイントだ。「子どもも安心して使える環境を用意していきたい」と辻村氏は話していた。詳細は以下の通り。
プリペイドデータプラン 20h | プリペイドデータプラン 100h | |
料金 | 980円(税込) | 4,980円(税込) |
通信可能時間 | 20時間 | 103時間 |
通信利用期間 | 30日間 | 180日間 |
通信速度 | 受信時最大128kbps 送信時最大64kbps | 受信時最大128kbps 送信時最大64kbps(100時間) 受信時最大13Mbps 送信時最大5.7Mbps(3時間) |
両社が組むことのメリットについて、辻村氏は「モバイルネットワークとつながることで、Vitaに新しい価値が生まれる」と述べると、河野氏は「ゲームがさらに広がる1つのきっかけになると信じている」と続けた。
ここで試作機を使い、内蔵されているアプリケーションの紹介が行われた。SCE開発サポート部の秋山賢成課長が登場し、自らプレゼン。PS Vitaには専用ブラウザがあり、ゲームを行っている裏でもインターネットを見られるという。また、PS VitaとPC、PS3とでデータのやり取りを行える他、PS3のアカウントの利用、facebookやTwitterなどのソーシャルサービスの利用が可能だ。
▲内蔵されているウェルカムパークでは、PS Vitaの操作性を楽しく学べる。 |
▲マルチタスクによって、写真を見ながら音楽を流す、といったことも可能。画面をさわるというわかりやすい操作性で、誰でも簡単に楽しめる。 |
▲PS Vitaを手にした河野氏は、「5インチの有機ELディスプレイ、両面のタッチパネル、2本のアナログスティック、ジャイロセンサーと、考えられる究極のハード」と、仕様について太鼓判を押した。 |
この後の記事では、タイトルラインナップについてお届けする。
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