2011年9月16日(金)
クローズドサークル系のサスペンスAVG! PSP『次の犠牲者をオシラセシマス』試遊レポート
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どうも、「PS Vitaの試遊をやってきてね!」とTGSのリーダーに言われているのに、『ロウきゅーぶ!』とか、自分好みのゲームの試遊をしてくる、我が道を行くことに定評があるごえモンです。今回もPS VitaではなくPSPの試遊です。KONAMIブースに出展されている、ブーストオンのサスペンスAVG『次の犠牲者をオシラセシマス -君とこの果てることない暗闇を-』の試遊レポートをお届けします!
本作は、“シリアルキラーゲーム”という殺人ゲームに巻き込まれてしまった、主人公たち14人の姿が描かれていくアドベンチャーゲーム。いわゆる“クローズドサークル系”のサスペンスゲームですね。ごとPさんが描くかわいらしいキャラと、殺人ゲームというテーマで、G-net的にもまり蔵探偵事務所的にも気なるゲームなのです。“シリアルキラーゲーム”がどんな殺人ゲームなのかは、公式サイトの“シリアルキラーゲームとは?”を見ていただくと、わかりやすいと思います。
プレイアブル出展されているのは、TGS用にプロローグをカットした特別バージョン。ゲームを始めれば、すぐに本編から読み進めることができます。“はじめから”を選択すると、すでに主人公と元恋人の女の子が“シリアルキラーゲーム”に巻き込まれている状態からスタート。しかし、元恋人っておもしろい設定ですね。幼なじみとかではなく、一緒に巻き込まれるのが元恋人。殺人ゲームを経て、主人公との関係がどう変化していくのか、楽しみになところです。
どうやらこの2人は、ゲームが行われている建物内を探索しているようです。元恋人という関係だからか、2人のムードはとても和やか。この時点では、まだあんまり危機感を持っていない感じですね。
テキストを読み進めていくと気が付くのが、主人公がフルボイスである点。CVは水島大宙さん。AVGで主人公がフルボイスというのは、もう珍しくなくなってきました。僕は個性がある主人公を見ているのが好きなので、フルボイスのほうが断然好み。
さて、ある部屋で以前のゲーム参加者が残した日記を見つけました。その日記には、疑心暗鬼にとらわれ、どんどんと死者が出てしまい、全滅間際までおちいってしまった、という記録が残されていました。これを読み終えて2人の緊迫感が高まったところで、「あと10分でゲームが開始します。10分以内に指名ルームに戻ってください」というアナウンスが流れます。
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指名ルームに戻ると何人かの参加者に出会います。参加者たちと指名について話しあっていると、こんな意見がでてきました。「全員で1人を指名し続ければ、誰も死ぬことはない」と。これは……なんというフラグ(笑)。そんな意見を最後に、指名の時間となりました。ここで“指名する”と“指名しない”という選択肢が出るのですが、指名しないを選んだら絶対に死ぬだろうと思い、指名するを選びました。しないとどうなるかは、皆さんの目でお確かめください。
全員が指名を終えて部屋から出てくると、1人だけ部屋から出てこない人が! どうやらこの人が最初の犠牲者のようです。そして、気になる死亡方法は……“切腹”!? こういうサスペンスゲームの場合、処刑方法の残虐表現の程度で危機感が変わってくるんですよね。生ぬるい方法を取られると、本当に冷めてしまいます。
今回の切腹は、機械のアームに腕を拘束され、自分の意思とは無関係に切腹してしまうという処刑方法。イベントCGもあり、意外と頑張っている印象です。この先の処刑方法には、さらにエグイのを期待しています。
試遊は、「俺たちの戦いはこれからだ!」という感じの状況で終了。うーん、もっと続きが見てぇー! とはいえ、物語を雰囲気は十分つかめました。気になっていた、移動パートやキーワード会話パート、投票パートが体験できなかったのは残念。製品版に期待です。
ちなみに試遊を終えると、本作と『たんていぶ』のブロマイドがもらえます。本作が気になる人やブロマイドが欲しい人は、KONAMIブースを訪れてみてください~。(ごえモン)
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(C)BOOST ON
■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料
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