2011年9月16日(金)
千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2011で、最新のオンラインゲームやPCパッケージゲームを紹介する、Gaming PC Worldブースを訪問。今年初出展で無名ながらも、ちょっと目を引く不思議な海外ゲームを展示しているACTIVE GAMING MEDIAを紹介する。
▲ACTIVE GAMING MEDIAの水谷俊次さん。 |
ACTIVE GAMING MEDIAはもともと、翻訳を含むゲームのローカライズが本業で、大阪にある会社。本業のかたわらで海外の優れたPC用インディーズゲームを翻訳し、日本で有料配信するサイト“Playism”を実験的に今年5月に設立したとのこと。ブース内では現在Playismが販売中の全13タイトルをプレイできる。
13タイトルの中には洋ゲー好きならたぶん知っている、『ユーフロリア』や『マシナリウム』を始め、とても独創性の高い作品がそろっている。インディーズゲームとは日本語に直訳すれば同人ゲームだが、大ヒット作の中にはオリジナリティにあふれ、シンプルなのにやめられない、低コストな開発費のわりに優れた作品も多い。
案内してくれた同社の水谷俊次さんによれば、直接サイト運営にたずさわるスタッフはわずか3名という小規模パブリッシャー。今回の東京ゲームショウ出展は「とにかく、Playismというブランドの知名度をあげるためにはどうしたらよいのか、考えて決めました」とのこと。またブースを訪問すると、1人につき1本、どれでも好きなゲームを無料でプレイできるシリアルコードがもらえる。
さらに、電撃オンライン読者向けとして特別に、1人1タイトルだけ3割引で購入可能なシリアルコードをご提供いただいた。各タイトルは定価でダウンロードしても480円~1,400円とお手ごろ価格なので、「でも、インディーズゲームなんでしょう?」と敬遠してる人こそ、ぜひこの機会に遊んでみてほしい。
【電撃オンライン専用シリアルコード:dengekiplayism】
(1人1回、1本のみ有効)
ちなみに、海外のインディーズゲームをなぜローカライズしてまで日本で配信するのか? という疑問については、スペイン人の社長が“Made in Japanが最もクールだった時代”の90年代を日本で過ごし、日本が大好きだからだそう。
▲錆び付いた金属の街が舞台となる『マシナリウム』 |
▲隕石の衝突でバラバラになった惑星の復興を目指すクリックアドベンチャー『タイニーバン・ストーリー』。 |
▲『Lume』は、まずゲームにしたい舞台を、実際に模型で制作。カメラで撮影した立体模型をそのままデジタルに取り込み、キャラクターがその中で動くという、一風変わった手作り感の強いパズルゲームだ。 |
■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料