News

2011年9月17日(土)

キャラクリ要素が大幅に強化!! 『The Elder Scrolls V:Skyrim』の世界を1時間散歩して気付いたことをざっくりとお届け

文:電撃オンライン

 ベセスダ・ソフトワークスから12月に発売される予定の、PS3/Xbox 360用ソフト『The Elder Scrolls V:Skyrim(ザ エルダースクロールズ V:スカイリム)(以下、スカイリム)』のプレイレポを、てけおんがお届けしていきます。

 まずは簡単に本作の説明から。「もうわかってるよ!」という人は飛ばしちゃってください。『スカイリム』は、世界中でヒットを記録したRPG『The Elder Scrolls(エルダースクロールズ)』シリーズ最新作。プレイヤーは神からドラゴンを倒す使命と能力を与えられた存在“Dragonborn(ドラゴンボーン)”として、予言にある“文明を破壊するドラゴン”と戦うことになる……というのがメインストーリーです。

 ですが、プレイヤーはこの世界の住人として自由に行動することが可能で、そこが本作最大のウリになっています。世界をドラゴンから守る英雄になるもよし。やりたい放題の悪党になるもよし。“自由”を売り文句にする作品は数多くありますが、このシリーズは本当にビックリするほど好き勝手にできます。

キャラクリ要素が大幅に強化!! 『The Elder Scrolls V:Skyrim』の世界を1時間散歩して気付いたことをざっくりとお届け
▲メディア向けの試遊台が置いてあるホテルの部屋に着くなり「てけおんさんは前作プレイしてましたよね。じゃあ自由に遊んじゃってくださいね」とコントローラをポン。制作側の自信の表れといった感じでした。

 今回の試遊では、キャラクターを作成するところから1時間近く、がっつりと遊ぶことができました。以下、触って気付いたことなど箇条書き形式で書いていきます。もちろん今回遊ばせてもらったのは開発途中のものということで、製品版で変更される可能性があると思います。その点はご了承ください。

■ まずはキャラクターの作成から ■

●選べる種族は10種類でした。アルゴニアン、ブレトン、ダークエルフ、ハイエルフ、インペリアル、カジート、ノルド、オーク、レッドガード、ウッドエルフ。
プリセット(初期設定)の段階でカッコイイ・カワイイ表情のキャラクターが多い。美男美女を作るのは、前作よりも楽かもしれません。プレイした数人に聞いてみた感じでは、“ノルド”の女性キャラクターはカワイく感じた人が多かったです。
●顔の作成時に、傷や戦化粧も選べます。オッドアイにすることも可能。肌の色や質感なども選べます。
体重を設定することも可能。数値を入力するわけではなく細め~太めをスライダーバーで選んでいく感じです。かなり見た目の印象が変わります。身長に関する設定は見当たりませんでした。
●髪型は20種類くらいはありました(正確な数はわからず)。
種族による特徴もある模様。各種族がどうとかはわかりませんでしたが、ダークエルフとノルドでは最初に使える魔法の種類が違いました(ダークエルフのほうが魔法の数が多かったです)。

 キャラクターの育成時に気付いた点は、だいたいこんな感じでした。鼻の高さやほお骨の形など、細かい部分をカスタマイズできるのは前作と一緒。ただし任意のパーツのスライダーバーを動かした時に他のパーツのスライダーバーが動くことはありませんでした

 プリセットの顔はどの種族も豊富にありましたので、まずはプリセットで大まかな顔の形を決めて、そこから好みのパーツを変更していくと、理想の顔にしやすいかもしれません。それでは続いてタムリエルを散歩して気付いたことをつらつらと書いていきます。

■ タムリエルをうろついて気付いたこと ■

●スキルは18種類でした。Light_Armor、Sneak、Lockpicking、Pickpocket、Speech、Alchemy、Illusion、Conjuration、Destruction、Restoration、Alteration、Enchanting、Smithing、Heavy_Armor、Block、Two_Handed、One_Handed、Archery。
●操作設定画面から、RBに“ドラゴンシャウト/パワー”が割り振られていたことを確認しました。(これは未確認ですが、パワーは前作で言う“天賦の極術”のことかも?)
3人称視点がカッコイイ!! 特に、二刀流装備の時に3人称視点にするときちんと、“構え”が存在することがわかります。
●メニュー画面からでは腕力や知力などのステータスは見当たりませんでした。
●攻撃ボタン長押しで強力な攻撃が繰り出せました。二刀流の場合はLTとRTを同時に長押しすることで二刀流の強力な攻撃を繰り出せます。
●スタミナの概念があり、走ったり強力な攻撃を繰り出すと消費。スタミナを消費する行動を取らずにいると次第に回復していきます。
●アイテムには重さの概念が存在します。ノルドの女性キャラクターで、限界重量は300でした。
●会話システムは、前作にあった“相手の表情を見て会話内容を選ぶ”タイプのものではなくなっていました。

 以上、気づいたことをつらつらと列挙してみました。それにしてもやっぱりこのシリーズは歩いているだけでいろんなことが起こりますね。鹿を襲おうとしたらものすごい勢いで川の対岸に逃げられる→対岸の狼が鹿に気付いて襲撃→鹿がものすごい勢いでこっちに戻ってくる→鹿はそのまま逃げてったけど、なぜか狼がこっちを襲ってくる!! みたいなことが発生して、その場にいた全員で爆笑したりしました。

 そんな『スカイリム』は、スクウェア・エニックスブースや日本マイクロソフトブースで体験できます。興味がある方はぜひプレイしてみてください。

■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料

関連サイト