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2011年9月17日(土)

『ゴッドイーター バースト』とのコラボに続いてGREEとモバゲーにも進出! 『モンコレTCG』パネルトークイベント

文:電撃オンライン

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 イベント後、今回登壇した各氏にショートインタビューを行った。

――いよいよ今日タイトルデックが発売されましたが、今回のコラボでもっとも手ごたえを感じたのはどういったポイントでしょうか?

富澤 まず何と言ってもビジュアルの部分ですね。カードの再現度がすばらしいと思います。『ゴッドイーター』は、自分の分身であるキャラクターを操作して戦うという、感情移入度の高いゲームです。それを実際にカードに触れる、カードをプレイするという形のトレーディングカードでやると、PSPとはまた違う“動かしてる”“戦ってる”という感じを受けられると思います。

――画面を通じて得る感覚とは違う感覚で『ゴッドイーター』を楽しめるということですね。

富澤 『モンコレTCG』は戦いの舞台となるプレイマットがあって、そこにカードを配置して動かして……というゲームなので、やっぱり自分で動かしているという気持ちを強く持てると思います。私も実際に製品を触りましたが、しっかりと『ゴッドイーター』をやっているという感触を味わうことができました。『ゴッドイーター』から初めて『モンコレTCG』に触れた人も違和感なく遊べると思います。

――このコラボをきっかけに『モンコレTCG』を遊ぼうと考えている『ゴッドイーター』ファンの方にメッセージはありますか?

富澤 まずは好きなカードを見つけてほしいですね。“遊ぶ”というところまで行かなくても、眺めるだけでも、十分に楽めると思います。友だちとそれぞれタイトルデックで遊んでみるのもいいですね。『ゴッドイーター』『アラガミ』どちらでもいいので、まずは、カードになった『ゴッドイーターバースト』に触れてみてください。

――ありがとうございました。稲垣さんはいかがですか?

稲垣 私もビジュアル、特に今回のイラストはすごくいいと思います。キャラクターなどは公式のイラストを使っていますが、たとえばアラガミの技なんかは書き下ろししてもらって、とても雰囲気が出ていると思います。あとはフレーバーテキストですね。

――フレーバーテキストは、やはり『ゴッドイーター バースト』の開発スタッフさんに監修を受けたのでしょうか。

稲垣 いえ。フレーバーテキストは私たちでなく、『ゴッドイーター』の開発スタッフに直接作っていただきました。なので、ファンの方には『ゴッドイーター バースト』の設定資料集としても楽しんでもらえると思っています。ぜひ目を通してみてもらいたいですね。

――ありがとうございます。加藤さんはどうでしょうか。

加藤 今回は“豪快な”調整をしてあります。他のブロックなどと混ぜないで遊ぶことを考えてデザインを、ということだったので、通常の『モンコレTCG』とはまた違ったバランスのゲームになっています。

――なぜ、そのような調整をされたのでしょうか。

加藤 ゲームでは、アラガミというのは言ってしまえばもうひたすら攻撃してくるだけなんですね。しかし、それをそのまま再現すると単調になってしまい『モンコレTCG』にうまく落とし込むことができません。そこで、豪快さを重視することにしました。なので『モンコレTCG』でありながら『モンコレTCG』から独立したゲームになっています。

 ただ、安心してほしいのは『アラガミ』と『ゴッドイーター』で遊べばモンコレの基礎は学べます。なので『ゴッドイーター』ファンで『モンコレTCG』初心者の方にはぜひ遊んでほしいです。しかし、それだけじゃないゲームに仕上がっているので、従来の『モンコレTCG』ファンにも触ってみてほしいですね。

――ありがとうございました。では、最後に大河内さんに今回のコラボ、そしてゲームショウに出展しての手ごたえについて伺います。

大河内 まず感じたのは「カードゲームって強い文化なんだな」ということです。子どもの興味をすごくひくんです。『モンコレTCG』や『ゴッドイーターバースト』を知らなくても、カードゲームだということでブースに来るお子さんがたくさんいました。

 それから、やはり今回のタイトルデックの完成度の高さを感じられました。『ゴッドイーター』のファンの方が、タイトルデックで対戦しているところを観戦していたりするんですよ。もちろん『モンコレTCG』としてもすごくよくできています。これなら『ゴッドイーターバースト』から『モンコレTCG』への第1歩を踏み出してもらうには十分な作品になったと思います。『ゴッドイーターバースト』の爽快感もよく再現されていますし、ぜひこの機会により多くの方に『モンコレTCG』に触れてみてほしいですね。

――ありがとうございました。

『モンスター・コレクションTCG』 『モンスター・コレクションTCG』 『モンスター・コレクションTCG』

 今日はその他に『ゴッドイーター』『アラガミ』それぞれを使った加藤氏と稲垣氏の対戦イベントもあった。対戦の結果は《ハンニバル》で本陣を守りきった加藤氏に対し、山札がなくなりユニットカードが尽きた稲垣氏が投了し、『アラガミ』デックを使った加藤氏が勝利した。『モンコレTCG』最大の不確定要素といえる“同時攻撃”が何度も発生した末の勝利にもかかわらず、「予定通りです!」の勝利宣言に、会場はまたも沸きかえっていた。

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■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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