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2011年9月18日(日)

そこは、かなりシビアな世界だった!! ベセスダが放つアクションシューター『Rage』の序盤体験レポ&マット・フーパー氏インタビュー!!

文:電撃オンライン

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『Rage』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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 ベセスダ・ソフトワークスが制作するPS3/Xbox 360/PC用ソフト『Rage(レイジ)』の試遊レポート&インタビューを、てけおんがお届けしていきます。

 『Rage』は、id Softwareが開発する1人称視点のアクションゲームです。日本語版は、吹き替えありのフルローカライズで、海外版からの表現変更はないとのこと。海外とのオンラインマルチプレイにも対応しています。PS3/Xbox 360版は10月6日、PC版は10月27日に発売される予定です。

 舞台となるのは巨大惑星衝突が発生した20XX年の地球。荒廃した大地で目を覚ました主人公ことプレイヤーは、人々と接触したりクリーチャーと戦ったりしながら、目の前に展開する世界の謎を解き明かすことになるようです。まずはこちらのトレーラーをご覧ください。なんとなくゲームの雰囲気がつかめるんじゃないかと。

■ 『RAGE』日本語版トレーラー ■


 その他ゲームの概要については8月25日の記事が詳しいので、そちらをご覧ください。

 さて、ここからはXbox 360版の試遊レポートをお届けしていきます。最初に挿入されたデモ画面で、100年近く前に大規模な災害が起こったこと、そして主人公ことプレイヤーはシェルターのような“アーク”という施設で(恐らく)100年近く眠らされていたことなどがわかります。

 目覚めてアークを出て30秒後、ハゲ頭の男に襲われ大ピンチ!! いきなり試遊終了か!? とビビっていると、ダン・ヘイガーというシブいおっさんがハゲ頭の頭を銃でブチぬいて助けてくれます。そして右も左もわからない私の面倒を見てくれるというではありませんか! ありがとうダン!! そのまま車で彼のテリトリーへと逃げ込むことに。車中の会話で、自分を襲ってきたハゲ頭が“ゴースト”という盗賊集団のメンバーであることや、“オーソリティ”という連中がアークの人間に賞金を懸けていることなどを知らされます。

 で、このダンさんも慈善事業で私を助けたワケではなく、「先ほど襲ってきた盗賊を退治してくれ。アーク出身者には不思議な力もあるようだし、楽勝だろう?」と頼んできます。えっと、先ほどなすすべもなく殺されかけたんですが? 一応武器ももらえるし報酬もあるとのこと。そんなこんなで、とある廃墟を根城にしている盗賊たちと戦うことになりました。

 さらにダンさんから乗り物を借り、外にいる女の子から“ウイングスティック”というブーメランのような武器をいただいたところで“ゴースト”たちがいる廃墟へ!! さっそく盗賊と出くわし戦闘開始となったワケですが、この盗賊たちはかなり身軽で、なかなか攻撃が当たらないのです。

 照準で敵を追跡しながら撃っていても、ひょいっと首だけ動かして、華麗にこちらの攻撃をかわしていきます。とは言え、落ち着いて敵を見ることさえできれば、ある程度相手の動きを読むこともできます。ただ照準で動く敵を追いかけて撃つよりも、動きを先読みして銃撃を置いていくような感覚で攻撃すること、そしてLTでアイアンサイトを使いながら攻撃することを心がけるといいでしょう。まぁどのFPSにも総じて言えることなのですが。

 また、戦闘部分とも少々関連ある部分なのですが、弾丸の確保は忘れずに。倒した敵の持ち物は忘れずにいただきましょう。またマップにも弾丸は落ちているので見逃すことなく拾っていきたいものです。“ウィングスティック”などのガジェットも忘れずに活用していきましょう。“ウィングスティック”は、上手に使えば手もとに戻ってきてくれて、何度か使いまわすことができます。

 次第に盗賊たちの攻撃や挙動にも慣れてきたな~と思ったところでトラップに引っかかってしまい、囚われの身に……。盗賊のナイフでグサリと刺されてひん死状態になってしまいます。その時、不思議なことが起こります!! 私に秘められた力“ディフィブリレータ”が作動したのです!! これはいわゆる救命装置のようなもので、ミニゲームをクリアすることでひん死の状態からリカバリーできるという力のようです。その上リカバリー時に周囲の敵へ電撃ダメージを与えてくれるオマケ付きです!

 見事復活を果たしたところでタイムアップ。試遊は終了してしまいました。試遊をしてみて思ったのは、「このゲームはかなり骨太で歯ごたえがあるな」ということです。また、グラフィック面も非常に優れていて、険しい山ときれいな青い空に囲まれた雄大な景観や、おどろおどろしい廃墟の作りこみも、ゲームへの没入感を高めてくれます。やりがいを感じられるアクションシューターを遊んでみたいという人には文句なしにオススメできますよ。

 次ページでは、本作のデザインディレクターを務めるマット・フーパー氏とシニアプロデューサーであるジェイソン・キム氏のインタビューをお届けしていきます。最後には本作のPVも掲載していますので、あわせてご覧ください。

→→制作スタッフへのインタビュー!(2ページ目へ)

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■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2011年9月15日~16日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2011年9月17日~18日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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