『初音ミク －Project DIVA－』チームが駆け付けた『アイドルマスター2』ステージをレポ！ 体験版の配信が準備中!!

文：電撃オンライン

　本日9月18日に“東京ゲームショウ 2011”のバンダイナムコゲームスブースで、PS3『アイドルマスター2』のステージイベント“アイドル×アイドル”が行われた。

　イベントには、秋月律子役の若林直美さん、如月千早役の今井麻美さん、双海亜美・真美役の下田麻美さんが出演。さっそくステージに『アイドルマスター』シリーズの総合プロデューサー・ガミPこと坂上陽三さんが登場し、PS3版『アイドルマスター2』の初回生産限定版のパッケージを、現物とともに紹介した。

▲「他のブースの迷惑になるからやめなさい！」とお決まりのやり取りで「ヘンタイ！」コールを制しつつ登場したガミP。さまざまな豪華特典が同梱される初回限定生産版が、現物でお目見えとなった。

　続いてステージは、本作とコラボレーションを行う、電子の歌姫・初音ミク出演のゲーム、PSP『初音ミク －Project DIVA－ extend』の紹介に移った。ゲストとして駆け付けたのは、ミクの声を担当している藤田咲さん、『初音ミク －Project DIVA－』シリーズの元広報担当であるセガの馬場克美さん、クリプトン・フューチャー・メディアの企画・広報であるわっしょいこと目黒久美子さんの3名。

▲ボーカロイド・鏡音リン＆レンの声を担当している下田さんや、ガミP＆若林さんは、午前中に開催された初音ミクのステージにも出演しており、今度は逆に藤田さんたちが今回のステージに駆け付けたという形だ。

▲まずはコラボレーションとして、『初音ミク －Project DIVA－ extend』の映像が公開。春香たちの服を着たミクたちの姿が映し出された。ルカが着ている千早の衣装を見て「おっぱい大きいよー！」と今井さん。

▲続いて、ミクの衣装を着ている千早たちの映像が公開に。客席からも大きな歓声があがる。

　映像を見た若林さんたちは、「千早めっちゃ似合ってる！（今井さん）」「律子も、めーーーっちゃめちゃ似合ってる！（若林さん）」「亜美真美もリンレンなのかミクなのかわからないくらい似合ってる！（下田さん）」と、“似合ってる”度合いを各々アピール。その後は、ガミPからコラボの経緯が語られた。

　昨年『初音ミク －Project DIVA－ 2nd』と衣装コラボが行われたことを説明したところで、馬場さんが“ミク色（緑色）”のメガネを掛けていることを出演者が発見。だがガミPからは、「『アイドルマスター』のイベントでよくお見掛けするんですよ」と、実は馬場さんが『アイマス』の熱狂的なファンであることがバラされ、観客からも「オレたちの仲間だ！」と言わんばかりの「フゥー！」が投げ掛けられる。

　ここで話を戻し、今回の衣装コラボについて目黒さんから「坂上さんからものすごい情熱的なアプローチに折れてOKしました」という裏話が披露された。今井さんが「坂上さんがご迷惑を掛けてないですか？」と目黒さんに尋ねると、ガミPは少し口ごもった末に、耐え切れなかったのか「オレちょっと、うっとうしいところあるじゃないですか」と自分から言い出してしまう一幕もあった。衣装については、クリプトン・フューチャー・メディアやセガの協力を受け、一からデザインして仕上げたのだという。

　続いては、『アイマス』とミクの“魅力”の話題に移る。藤田さんは動画サイトで火が点いた作品であることを挙げ、ミクを自分色に染め上げられるところをアピール。「ウチのミクはどんな曲でもなんでもござれです！」と話していた。

　今井さんは、「人の心を動かす何かがあるということが、『アイマス』にもミクにも共通していることだと思います」とミクとアイマスの共通の魅力を指摘。下田さんは「クリプトンの偉い方が、亜美・真美が歌って踊っている動画を見て、私をイメージカラーが“黄色”のキャラに選んでくれたんです。『アイマス』なくしてリン＆レンの誕生はなかったんです」と、リン＆レンの誕生秘話を紹介。「2つの作品にかかわれて、本当に幸せです」と語っていた。

　若林さんは、「ミクの魅力が無色透明を自分色に染めるというところなら、『アイマス』の魅力は十人十色のアイドルをプロデュースするところです。プロデューサーが私たち色に染まる、というところがこうやって大勢の人たちを集めたんだと思います」と、ミクとは違う『アイマス』の魅力をコメントした。

　「お気に入りの楽曲は？」という質問には、藤田さんが『初音ミク －Project DIVA－ extend』の主題歌である『積乱雲グラフィティ』を挙げ、今井さんはTVアニメ『アイドルマスター』で新バージョンが制作された『蒼い鳥』。下田さんは自身のアルバム『prism』でも歌ったリン＆レンの曲『リンリンシグナル』と、いつかライブで歌ってみたいという『オーバマスター』。若林さんは竜宮小町の新曲『七彩ボタン』がイチオシと答えていた。

　締めくくりとして、「『初音ミク －Project DIVA－ extend』でも、『アイドルマスター2』とコラボレーションしていますので、『アイマス』ともどもよろしくお願いします（馬場さん）」「2つの作品がコラボして、かわいさ倍増ですので、よろしくお願いします（わっしょいさん）」「初音ミク、『アイマス』とども、高みに登り詰めて行ければと思っています！（藤田さん）」「これからも、『アイドルマスター』、初音ミク、一緒になってコンテンツを盛り上げていきたいと思います（ガミP）」とそれぞれ観客に向けてコメント。

▲さらにガミPの口から、本作の体験版が準備中であることが明かされ、ステージは終了となった……。

　――と、ガミPたちが退場したところで、「このままで終わるわけがないでしょう！　歌っちゃいますか！」と若林さんが提案。ここからは、若林さん、今井さん、下田さんによるライブコーナーがスタートした。

▲1曲目は、若林さんが『いっぱいいっぱい』を披露。左右の階段を往復しながらの、ダイナミックなステージ！		▲続いて今井さんが、クールなダンスとともに『arcadia』を魅せる。

▲階段の上から登場した下田さんは、久しぶりとなる『ポジティブ！』を元気に歌い上げた。		▲そして、3人そろったところで若林さんがイチオシと語っていた『七彩ボタン』をお披露目！　今井さんも、「竜宮の新曲とはいえ、私も歌えて本当にうれしいです！」と興奮気味に話していた。

▲ライブコーナーのラストを飾ったのは『READY!!』。3日連続で行われた東京ゲームショウ2011の『アイマス』ステージを締めくくる曲ということもあり、客席も一体となって盛り上がった。

　最後は、1人ずつメッセージを送った。

今井さん「私はTGSという会場が大好きで、集まってくれる皆さんも本当に大好きです！　『アイドルマスター2』がどんどん盛り上がって、来年再来年、それ以降もずーっと皆さんの前で歌って踊れるよう、私も頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします！」

若林さん「年齢を重ねるごとに、人はどんどんもろくなっていきます。でも、こうやってたくさんの人に支えられれば、まだこうやって立って踊れます！　なので、これからも応援よろしくお願いします！」

下田さん「私、今、25歳です。『アイドルマスター』のオーディションを受けた時は16歳でした。もうすぐ、10年経っちゃう！　――しかし皆さん、変わらずこうやって駆けつけてくれて応援してくださる！　今日は頑張ってダンスも練習もしてきました！　こうやって皆さんの笑顔に会わせてくれる『アイドルマスター』に感謝しています。これからも私たちに元気をください！　また会いにきます！」

　その後、「これからも……」「アイマスですよ、アイマス！」とお約束のセリフを客席と一緒に叫んで、ステージは大盛況のうちに終了となった。

■東京ゲームショウ2011 開催概要
【開催期間】
　ビジネスデイ……2011年9月15日～16日 各日10：00～17：00
　一般公開日……2011年9月17日～18日 各日10：00～17：00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般（中学生以上）1,200円（税込）/前売1,000円（税込）　※小学生以下は無料

関連サイト

• 電撃オンライン・東京ゲームショウ2011特集ページ