2011年9月23日(金)

【Gears of War 3 集中連載 Vol.1】3分でわかる初代『Gears of War』

文:電撃Xbox

 9月22日、ついに発売された『Gears of War』3部作の最終作『Gears of War 3』。全世界で予約だけで100万本を突破するなど、年末商戦の幕開けにふさわしい、今年最大級の話題作となっている。しかし、3部作ということもあって、前作までをプレイしていないので手を出しにくいという人もいるだろう。

 そんな人のために、今回は3部作の始まりとなった初代『Gears of War』のおおまかな流れについて紹介しよう。これを読めば本シリーズの基本情報はバッチリなはずだ!

『Gears of War』あらすじ

 人類が繁栄する美しき惑星セラ。大戦へと発展した地下エネルギー資源の採掘を巡る抗争も収まりつつあり、平和の時代を迎えようとしていた人類であったが、地下からの侵略者ローカストの出現により、その平和は束の間のものとなった。

 またたくまに地上を席巻したローカストの襲撃を辛くも退けることに成功するが、その犠牲は大きく、栄華を誇っていた人類は地上の約9割を失う結果となった。

 惑星セラ史上最悪の災禍となったローカストとのファーストコンタクトより14年。戦況は好転することなく、人類は滅亡の危機へと追い込まれていた……。

ACT.1「廃墟の街」

 ローカストとの戦役において数々の戦果をあげた英雄であったが、父親を救出するために命令違反を犯し、軍事刑務所に収容されていたマーカス・フェニックス。

 だが、戦況の悪化により軍事刑務所もローカストの襲撃を受け、救出された受刑者たちも戦線に復帰することとなった。幼なじみで親友のドミニク・サンチャゴ(ドム)の手引きにより、ドムの所属するデルタ部隊に組み込まれたマーカスは、上官であるホフマン大佐からローカストを一網打尽にするほどの威力を持つライトマス爆弾を地下に撃ち込む作戦が進行中であることを知らされる。

 しかし、ライトマス爆弾を撃ち込む有効なポイントを割り出すにはレゾネイターによる地下構造の探査が必須であり、その任務にあたっているアルファ部隊の増援としてデルタ部隊は戦地へと赴くことになる。

ACT.2「日没」

 アルファ部隊との合流は果たしたものの、生き残ったのはアルファ部隊からはオーガスタ・コールとデーモン・ベアード、デルタ部隊からはマーカスとドムのわずか4名のみという状況。

 だが、切迫した状況でこの任務を中断することはできず、生き残った4名を新たなデルタ部隊とし、任務を続行することに。 デルタ部隊を率いることとなったマーカスは、作戦本部(コントロール)から次の目的地であるイミュルシオン工場へ向かうように指示を受ける。イミュルシオン工場までの距離はここから10kmとかなり離れているため、そこまでの移動の足となる車を確保すべく、ドムの知人をたずねて難民キャンプへと足を運ぶ。

あっちこっちに行かされるデルタ部隊の面々→(2ページ目へ)

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