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2011年9月30日(金)

【Gears of War 3 集中連載 Vol.4】協力プレイモード“HORDE”“BEAST”で最高の『GoW』ライフを!

文:電撃Xbox

 『Gears of War 3』(GoW3)の発売から1週間が経ちました。みなさん『GoW3』を楽しんでいますか? キャンペーンモードをクリアしてしまったので、もう『GoW3』は卒業、なんて人もいるかもしれません。確かに今作のキャンペーンは前回の記事でお伝えしているように、シリーズ最高峰と間違いなく言えると思います。でも、それでプレイをやめてしまうのはちょっと待ってください。

 『GoW3』には遊んでも遊んでも遊びきれないほどのオンラインモードが搭載されています。特に協力プレイとなる「HORDE」と「BEAST」をプレイせずにやめてしまうのは、『GoW3』の持つ魅力を半分も味わっていないと言っても過言ではありません。今からでも遅くはないので、オンラインで遊んでみましょう!

オンライン データ
▲メニューからオンラインにシームレスに移動できるのも『Gears of War』ならでは。モード選択画面で“Xボタン”を押すと、現在『GoW』をプレイしているフレンドの一覧が表示されます。ここからすぐに相手のゲームに参加することが可能。▲オンラインモードでプレイしたログはすべてデータとして記録されている。どの武器で何匹倒したかなどの情報も細かく載っているので見ているだけでも楽しい。

連帯感がたまらない「HORDE」

 「HORDE」(ホード)は前作『Gear of War 2』で搭載された協力プレイモードで、最大5人が参加でき、迫り来るローカストやランベントたちを倒していくモードです。ローカストはウェーブというステージ単位ごとに決まった数で襲い掛かってきて、すべてのローカストを倒すとそのウェーブをクリア、次のウェーブへと進みます。

準備
▲ウェーブとウェーブの間には準備時間として30秒が用意されている。この時に弾薬の補充や武器の確保などを行う。

 ここまでは『GoW2』と同じですが、今作ではこのHORDEがバージョンアップして「HORDE2.0」になりました。2.0での主な変更点は、ウェーブ10ごとにボスステージが用意されたほか、武器や防衛設備の取得にお金が必要になりました。この2つの要素により、ウェーブにメリハリがついたのと、強い武器ばかりを使っていられないということによる緊張感で、連帯感が前作より3倍増し(当社比)になっています。

弾薬
▲弾薬を補充するのにもお金がかかる。敵の落とした武器を拾って使うようにしよう。
ワンショット ドーンハンマー
▲大きめのローカストを倒すのに便利なワンショット。▲ベルセルクやリーバー相手に便利なドーンハンマー。

「HORDE」たまらないポイントその1
無慈悲なまでに襲い来るボスステージ

 ウェーブ10、20、30、40、50のボスステージは、キャンペーンで中ボス格だったローカストたちがやってくるわけですが、これがまた「いい加減にしろ!」と笑いたくなるほど強いんです。なんせ1匹でも苦戦するベルセルクが2匹出てきたり、『GoW2』のラストで無双状態を体感できたブルマックが出てきたりするんですから。もちろんそれらだけが出てくるわけではなく、雑魚としてブーマー(ドカーン)やモーラー(盾持ち)もわんさか登場するので気が抜けません。

ガンカー コープサー リーバー
▲遠くにいる時はイミュルシオンを吐きかけてきて、近くにいる時は腕を伸ばして強烈な一撃を加えてくるガンカー。▲異常に発達した爪を持ち、銃弾を防ぐコープサー。地中に潜ってからの奇襲にも注意。▲頭上から飛来し、ロケット砲で攻撃してくるリーバー。出現時はたいてい複数体いるので追い込まれやすい。
ベルセルク ブルマック ランベントベルセルク
▲初代からお馴染みの全身兵器、ベルセルク。強烈なタックルを喰らうと一撃でダウンしてしまう。倒すには火炎放射器でひるませつつ強力な武器で攻撃しよう。▲『2』のラストで大活躍を見せたブルマック。両手にバルカン砲、背中にロケット砲を持ち、その攻撃力は計り知れない。▲ベルセルクがランベント化し、姿形も凶悪になったランベントベルセルク。胸の弱点が開いているときに攻撃を集中させて倒そう。

 しかも10ウェーブをクリアするごとに敵全体の攻撃力と命中率、体力が上がり、最終的にはすべてが2.5倍まで跳ね上がります。ウェーブからの戦いは、難易度が一番簡単なカジュアルでもウェーブ開始直後にブーマー3体によるブームショットの集中攻撃とスナイパーによる狙撃、さらにセロンガードによるトルクボウでの一発死なんてのが来たりして、まさに死闘と言わざるを得ない状況になります。でも、これを仲間たちと連携して退けたときがまた楽しいんだな!

ブーマーなど 2.5倍
▲後半のウェーブになるとグラインダーやブーマーと1対1で倒すのがほぼ無理になる。味方と協力してなんとか凌ぎたい。ウェーブ40以降は敵の体力などがすべて2.5倍に! もはやカジュアルでもなんでもない。

「HORDE」たまらないポイントその2
設備投資と自分の保身の絶妙なバランス

 お金を使って設置できる防衛設備としては、有刺鉄線などの初歩的なものから、タレットなどの攻撃設備、囮となるデコイなど5種類が用意されています。与えるダメージなどの効果は地味ですが、足止めをしている最中に集中攻撃をしたり、待ち伏せに使ったりと有用な場面は非常に多いです。特に後半のウェーブになってからは設備の設置が必須と感じました。なお、防衛設備は設置を繰り返すことで、自分自身の設置レベルが上がり、より効果の高い設備が設置できるようになります。これはリセットされずに次のゲームに持ち越されるので、お金が余っていたらどんどん設置していきましょう。

設備 シルバーバック
▲マップ中のコマンドポストを設置すると、設置できる設備が増えていく。また、設備は自分のレベルが上がればアップグレードが可能。▲最高の設備は圧倒的な攻撃力を持つパワーローダー「シルバーバック」。

 お金は敵を倒したり、ウェーブをクリアしたときに得られたりするわけですが、それでもさまざまな設備を設置しているとすぐにお金がなくなってしまいます。また、ウェーブの途中で死んでしまっても、次のウェーブで復活できますが、死んだウェーブの最中に復活するにはやっぱりお金がかかります。そのときにかかるお金は非常に高額で、一度復活したらその後しばらくは貯金をしないといけないくらいです。

復活
▲画面上部の復活に必要な金額に注目。これだけを稼ぐには少なくとも5ウェーブはがんばる必要があるだろう。

 自分もやられて残る仲間はあと2人、なんて状況になっているときは、復活すべきか全滅してそのウェーブをやり直すべきかの見極めも必要です。


「HORDE」のここがツライ
時間がかかる

 プレイ中の楽しさに関しては文句のつけようのないHORDEですが、ただ1つとても大きな欠点があります。とにかくプレイ時間が長いんです。前半は1つのウェーブごとにかかっても2分くらいなのでいいんですが、ウェーブ30も超えてくると全滅させるのにかなり時間がかかります。難易度にもよりますが、50のウェーブすべてクリアするのに平均で3時間ほどかかると思ったほうがいいでしょう。野良でプレイしてウェーブ40を過ぎてから味方が2人以上抜けてしまったときの絶望感といったら……。

クリア リザルト
▲50ウェーブをクリアすると、めでたく人類側の勝利となる。▲画面右上のプレイ時間に注目。今回はクリアするまでに2時間40分かかっている。

 フレンド同士でプレイしていても一旦始めたら途中で止めようなんて思えないのがゲーマーの性。寝る前に少しHORDEやるかー、なんて募集をかけたら終わる頃には新聞配達のバイクが聞こえてくる時間になってしまいますので、ご注意ください。

ローカストの多彩さがたまらない「BEAST」モード→(2ページ目へ)

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