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2011年10月2日(日)

狩猟笛が大活躍! 『モンスターハンターポータブル 3rd』のタイムアタック大会“狩王決定戦”をレポ! 女子・親子ハンターも熱いプレイを披露!!

文:電撃オンライン

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■“狩王決定戦”決勝大会

 狩王決定戦決勝大会には、全国の地区大会を勝ち抜いた11チームと、当日予選を勝ち抜いた3チームによる計14チームが参加。上位チームが次のステージに駒を進める形式で全3回のタイムアタックを行い、日本最速ハンターを決定する。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲ジンオウガのテーマ曲『閃烈なる蒼光』を、カプコンサウンドチームが生演奏でお出迎え! スゴ腕ハンターたちによるタイムアタックが始まる!!

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲優勝者には、賞品として金のアイルーダルマやPlayStation3、狩王チャンピオンベルトなどが贈られる。

 1回戦のクエスト“モンハンフェスタ 02”は、ティガレックス亜種の討伐。14チーム中、上位4チームが勝ち上がる。ステージ上で映し出された模様を見る限りでは、人気の組み合わせはスラッシュアックス+ライトボウガン、ガンランス+ライトボウガン、片手剣+ハンマーの3つ。好成績を叩き出していたのはガンランス+ライトボウガンの組み合わせで、ガンランスの装備に“弱点特効”のスキルが発動しているのがポイントだったようだ。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲暴れ回るティガレックス亜種を、閃光玉などでうまく足止めして、的確に弱点の頭を攻撃する選手たち。1回戦を通過したのは、クシャトリア、∞、たくやん、Juiceの4チームだが、上位3チームは非常に僅差だった。

 準決勝戦のクエストは、イビルジョーを討伐する“モンハンフェスタ 03”。参加した4チームとも、大剣+狩猟笛の組み合わせであった。さすが決勝大会だけあって、ここでのプレイはまさに神業。イビルジョーの高い頭に狩猟笛が後方攻撃をうまく合わせたり、落とし穴にハマっているイビルジョーの暴れる頭に的確に大剣が横殴りを当てたりといった丁寧なプレイに、客席からも感嘆の声があがっていた。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲狩猟笛の、後方攻撃のさまざまな使い方が披露された準決勝戦。後方攻撃で距離を調整してぶん回しにつなぐなど、華麗な連係が飛び交う。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲勝ち上がったのは、∞とJuice。見事な狩猟笛さばきで会場をうならせた“たくやん”であったが、4秒差で惜しくも届かず。

 こうして、7月から続いてきた“モンスターハンターフェスタ’11”も、いよいよ最後のタイムアタックとなった。決勝戦のクエスト“モンハンフェスタ 04”は、ナルガクルガ亜種・ギギネブラ亜種・ドボルベルク・ジンオウガというなんともヘビーな大連続狩猟。ここでは、2チームとも狩猟笛+狩猟笛を選択した。

 どちらのチームもクエストを研究し尽くしてきているようで、クエストが始まり、武器の解説などをしているうちに、両チームがナルガクルガ亜種を一瞬で討伐。会場からも大きな歓声があがる。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲始まったと思ったらナルガクルガ亜種がバタリ。あっという間の出来事だった。

 動きがシンクロしているJuiceチームを見て、辻本さんが「ここのチームはどっちかの画面を見ていれば2人とも見られるからいいですね」などと冗談を飛ばしている間に、またまたギギネブラ亜種も両チームがほぼ同時に狩猟。2頭を討伐した時点でゲーム中の時計の針は動いておらず、両チームとも5分以内で次のドボルベルクを迎え討つ形になった。ここでようやく差が付き、Juiceチームのドボルベルクがよく回転していたこともあってか、5~10秒ほど∞チームが早くドボルベルクの狩猟に成功する。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲ギギネブラ亜種、ドボルベルクともに落とし穴からのセットプレイが非常に練り込まれていた印象だった。罠を仕掛けてドボルベルクを待つ間、∞チームが固唾(かたず)をのんで見守る観客に向けてアクションの“手を振る”を贈る一幕も。

 ようやく針が動いたのを見て、「8頭ぐらい用意しておけばよかったかも」と驚きを隠せない一瀬さん。まずは∞チームが、ジンオウガの出現位置に爆弾→転んだところに落とし穴という見事な連係で会場を沸かせる。Juiceチームにジンオウガが現れてからは、ジンオウガの頭をいかに素早く叩けるかという戦いになった。バシバシ頭に攻撃を当てられて転げ回る2つのチームのジンオウガ。先に狩猟に狩猟に成功したのは、∞チームとなった。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
“モンスターハンターフェスタ’11”
▲∞チームの最初のセットプレイが生きたのか、Juiceチームがジンオウガの気まぐれに振り回されたのか、といった甲乙付け難い見事なジンオウガ戦。観客からも温かい拍手が贈られた。

 表彰式では、優勝・準優勝チームに辻本さんから賞状やメダル、副賞などが贈られた。最後は辻本さんから、「“モンスターハンターフェスタ”は、参加してくださる人あってのイベントです。参加者の素晴らしいプレイによって、ゲームの可能性の幅が広がって、僕らも頑張ろうという気持ちになります。皆さんに勉強させられることもあって、開催してよかったと思っています。参加してくださった全ハンターの皆さん、ありがとうございました」と、“モンスターハンターフェスタ’11”に参加した全国のハンターたちを称えるメッセージが。その後ステージでは、各大会のプレイバック映像とともに、参加チームの名前が映画のエンドロールのように映し出され、長きにわたって開催された“モンスターハンターフェスタ’11”も、無事閉幕となった。

“モンスターハンターフェスタ’11” “モンスターハンターフェスタ’11”
▲優勝した∞チームの2人には、狩王チャンピオンベルトが贈られた。▲素晴らしいプレイを見せてくれた、優勝・準優勝の選手たち。

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