【電撃PlayStation】おぼえていますか『TOKYO JUNGLE』を――1年ぶりに（こっそり）TGSに帰ってきたサバイバルアクション！

文：電撃PlayStation

　みなさんは覚えていますか？　『TOKYO JUNGLE』（SCE）を。人類が消え荒廃した東京を舞台に、動物たちが弱肉強食の争いを繰り広げるサバイバルACT。

　1年前のTGSで発表され、そのキャッチーなコンセプトと、ポメラニアンが他の動物を捕食しながらステージを進むプライアブルデモが話題を呼び、試遊台に数十分待ちという列を作った、あのタイトルを。

　そして電プレ読者は覚えていますか？　「密着仕事人」というドキュメントコラムを不定期連載していたことを。『TOKYO JUNGLE』を開発している株式会社クリスピーズの代表・片岡陽平君を軸に、ゲーム制作にかける若者たちの奮闘努力するさまを振り返った、あの名（！）コラムを。

　昨秋以降、何度かゲームの新情報が公開されたものの、やはりゲームを作るということはいろいろとたいへんなのか、今年の春以降に情報の更新はなし。記事でもしばらくお目にかからなくなってしまいました。もちろん、「密着仕事人」連載も進んでいません。

　ドキュメント的にちょうどいいところで、せっかく片岡君が仲間たちと立ち上げたクリスピーズですが、どんどん人が抜け、たったの2人になってしまった、さあどうしようというところなのに。どうです、気になるでしょう、続きが。もちろん、ここで彼らがあきらめなかったから、今ゲームを作っているんですけどね……。

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　ところが、突然です。今年のTGSで、新着ムービーによるビデオ出展がされていたのです！　PS Vitaにわき返るSCEブースのなかで、こっそりと！　ゲームは粛々と作られていたのです！　

　ムービーの内容は公式サイトでも現在公開されているので、ぜひ確認してください。犬が、ライオンが、ヒヨコが、豚が、生き残るために戦っていました！　なかには、動物同士で交尾におよぼうかと思われるシーンも？

　「環境に適応」「群れを形成」というキャッチを見ると、1年前よりかなりパワーアップしたんじゃないかと期待が持てます。うれしくなって、数度の取材を通じて親交のできたはずの片岡君にさっそくメールしました。「ムービー見たよ、おもしろそうじゃない」。返信はありませんが……。

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　もっとも、このムービー以外、新情報の公開はなし。誌面に再び記事が載るのはいつになるんでしょう。でも待ってます。なんたって、取材したけどまだ書いていないネタがいっぱいあるんですから。たった2人になって、俺たちどうしようかってなぜか葉山の海岸に行くんだよね。ばかだなあ。続きはいつか誌面＆WEBで。（電撃PlayStation編集部 遠藤）

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

データ

関連サイト

• 『TOKYO JUNGLE』公式サイト