2011年10月12日(水)
【Forza 4 集中連載 Vol.1】『フォルツァ モータースポーツ 4』にもはやライバルはいない
家庭用ゲーム機のリアル系レースゲームとしては双璧をなす存在である『グランツーリスモ』と『Forza Motorsport』。今回は発売が目前に迫った『Forza Motorsport 4』のプレイレビューを、初代から欠かさずプレイし続け、編集部イチのレースゲーム好きと自認している飯塚がお届けいたします。今回の『Forza 4』はスゴ素晴らしいです!
すべてのレースゲームを過去にする『Forza 4』
2009年10月に発売された前作『Forza Motorsport 3』は、素晴らしいグラフィックと操作性、豊富なカスタマイズ、多彩なオンラインモードを備えた、レースゲームとして比類なき完成度を誇る作品でした。発売から2年が経過した今でもレースゲームとしてはトップでしょう。ここまで進化したら「もう次回作でやることはないのでは」、「車種やコースの追加など、マイナーバージョンアップをするしかないんじゃないか」、そう思っていた時期が僕にもありました。
しかし、なんということでしょう。『Forza 4』をひと通りプレイしたあとは、あれだけ楽しくクルマを走らせていた『Forza 3』が、なんだか色褪せてしまったかのように感じました(実際に2年前の作品ではありますが)。タイヤメーカーの一社絞り込みや路面ギャップの再現、サウンドの全面的な改善など、地味ですが着実な変化がレースゲーム好きの琴線に触れまくりなのです。
細かい部分については次ページ以降で紹介しますが、とりあえず1つだけ言わせてもらえれば「『Forza 4』をプレイしないレースゲーム好きやクルマ好きは人生の半分を損していますよ」ということです。
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