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2011年10月25日(火)

【週刊 超電磁砲】鎌池先生のインタビューをお届けっ! ストーリー制作にもかかわった先生が本作の見どころをレクチャー!

文:電撃オンライン

『とある科学の超電磁砲』
▲限定版パッケージ画像

 11月23日に発売されるPSP用AVG『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の特集企画“週刊 とある科学の超電磁砲”。その第8回をお届けする。

 『とある科学の超電磁砲』は、鎌池和馬先生原作の電撃文庫『とある魔術の禁書目録(インデックス)』に登場するキャラクター・御坂美琴(みさかみこと)を主人公に据えたコミック。今回発売されるゲームは、TVアニメをベースにしたものとなっている。ゲームのシナリオは、鎌池先生の完全監修となっており、美琴たちが暮らす“学園都市”で噂される都市伝説を発端とした物語が展開していく。

 今回の記事では、本作のストーリー制作にも深くかかわっている鎌池先生のインタビューを掲載していく。鎌池先生から見た注目ポイントなども聞いてみたので、ぜひチェックしてもらいたい。

――『禁書目録』に続き、『超電磁砲』のゲームが作られると聞いた時の感想は?

 確か忘年会だか新年会だかで、編集さんからいきなり『禁書目録』と『超電磁砲』の企画書を手渡しされたのが始まりだったかと。そして「もう通りましたから決定です」とも言われたような。その時すでに別件のスマートフォン用ゲームの話が動いていたので、「はあ、3件ですか、ふァあー!?」と驚きが一周回っていました。

――鎌池先生から見た本作の注目ポイントはどこでしょうか?

 3Dでグリグリ動く美琴とかは見ておいて損はないと思います。ダンスとか踊りそう。あと、登場キャラクターたちが抱えている、ちょっとねじれた問題や事情とかも見どころかも? 学園都市らしさというのを感じてもらえれば。

――今作に登場する“都市伝説”について、思うところを聞かせてください。

 ちょっとした話題として広まるものなので、よくまとめられた話だと思います。話を聞いていても疲れない長さ、順序、注目の集め方などが自然淘汰で整えられていっているので、説明文の組み立てなどの面では学ぶところが多かったりします。

――“学園都市での都市伝説”というところで、原作者として要望を出した点などあるようでしたらお聞かせください。

 学園都市はテクノロジー中心なので、その雰囲気作りの一環となるような話をと考えています。『超電磁砲』本編にも登場した“レベルアッパー”などを思い浮かべていただければ、あれが学園都市の超能力とは何か、その強弱が何を意味するかなどを説明するための材料だったというのがわかると思います。

――声優陣にインタビューをした際、佐天さんに注目してほしいとの声が大きかったですが、鎌池先生が注目しているキャラクターは誰でしょうか?

 まだ表に出せないとは思うのですが、やはり話の中心となる“とあるキャラ”でしょうか。

――電撃オンラインでは、すでに“カミキリムシ”を紹介していますが、他にも新たなキャラクターは登場するのでしょうか?

 その辺はいろいろいますのでご安心を。

――『禁書目録』や『超電磁砲』といった原作をチェックしているファンへのオススメポイントがありましたらお願いします。

 楽しみ方の1つとして、造語でニヤニヤしたりするのも? “白鰐部隊”とか、今回も“例のあれ”が炸裂していますよ。

――それでは最後に、ゲームの発売を待っているファンにひと言お願いします。

 原作者が書くとどうしてもアクションの派手なキャラばかり前に出してしまうのですが、ゲームの脚本の方にはそうしたところにも気を配っていただいたようで、“いつもの4人”が縦横無尽に動き回る内容となっております。そのあたりもお楽しみに。



『とある科学の超電磁砲(レールガン)』

【次回予告】前回はお休みをいただいてしまいスミマセン! というわけで、今週は鎌池先生のインタビューをお届けしました~。

 次回は、ゲームの内容についてお届けしていきたいと思っています。左の怪しげな連中に囲まれた美琴はどうなるのか!? 詳しく知りたい人は次回を楽しみに待っていてくださいね。

(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN
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