2011年10月26日(水)
マリン・エンタテインメントから、本日10月26日に発売されたドラマCD『穢翼のユースティア 第1章 ~孤高の聖者~』。そのオープニング曲とエンディング曲を歌うCeuiさんのコメントが到着した。
本作は、人気美少女ゲームブランド・オーガストから今年4月に発売されたPC用AVG『穢翼のユースティア』のドラマCD。第1章では、聖女イレーヌの生い立ちとバックボーン、聖女になるまでの姿など、ゲーム本編では語られなかった謎が明かされる。
Ceuiさんは、PC用ソフト『穢翼のユースティア』のOP曲とED曲を担当したアーティスト。全6巻のドラマCDシリーズでは、オリジナルのOP曲と毎巻異なるED曲を担当する。そんなCeuiさんから、楽曲についてのコメントが届いた。
――ドラマCD共通のOP曲について、ポイントにされた点はなんですか?
最初にドラマCDのシリーズ構成設計書と、第1巻の仮の原稿をいただきました。そこに私は、原作の世界観を忠実に表現することを軸にしながら、細部へさらに生命を吹き込むように物語を広げてゆく――という情熱と意図を感じたのです。
口には出さぬ思いや、文字にならない思いの気配。そのすべてをも内に秘めて紡ぎ出されるような、深く荘厳な“始まり”を表現したいと思いました。さらに、時を遡っての物語ということでしたので、原作OP曲『Asphodelus』へ向かい、つながる曲として、より深く踏み込んだ世界を描きたいと思いました。
――ドラマCDのED曲は毎巻での制作となりますが、こちらについてはいかがでしょうか。
1巻ごとに1人の登場人物を軸にする、というふうに構成されているので、そのキャラクターから見る風景や思いをたどっていきました。まだ第1巻のED曲を録り終えたばかりですが、私が歌っているというよりは、その登場人物そのものになるような気持ちで――鼓動が聞こえるほどの、温度が感じられるほどの現実感をもって、生きている彼女たちを見せることができたらいいなと思っています。
――『穢翼のユースティア』ファンの皆様へメッセージをお願いします。
皆様こんにちは、Ceuiです。『穢翼のユースティア』は、過酷な運命の中に美しく生きる人物が描かれた、神聖な作品だと思います。わたしも、皆様の足跡や見ている景色を訪ねるように、作品世界に思いをはせて楽曲を創り、歌いました。私の届ける音楽が、皆様にとって、壮大な『穢翼のユースティア』をより深く、より自由に、果てしなく旅する“翼”になれたなら、とても幸せです。
(C)2011 AUGUST
データ