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2011年10月31日(月)

【電撃PlayStation】“電撃パワプロ’11”の裏側、ちょっとだけ見せます!

文:電撃PlayStation

 電撃PlayStation編集部で『パワプロ』シリーズを担当しているヒビキタケルです。発売中の電撃PlayStation Vol.505では、読者参加企画の『電撃パワプロ’11 マスターズ』のA~Dリーグの結果が掲載中!

 今は11月10日発売のVol.506に掲載するE~Hリーグの記事を作っています。いやぁ~っ、毎年思うけど、この大会はホントにレベルが高い。応募してくれたみなさん、ありがとうございます!

 そこで今回はこの企画の記事がどんなふうに作られているのかをちょっとだけ紹介しちゃうぜ! ちなみにこのブログで紹介している写真は、あくまでイメージ写真。実際の大会とは関係がない点に注意してね。

 

 さて、今回の予選リーグは各ブロック6~7チームの総当たり戦。セーブデータを移したら『観戦』モードを使って1試合ずつ観ていくんだけど、1つのブロックの試合数は7人チームの場合は21試合ある。1試合25分で計算しても約9時間近くかかる感じ。

 さらに試合後に勝敗のポイントや成績をメモったりするので、時間はもうちょっとかかるかなあ。さすがに1人のライターさんにまかせるのはたいへんなので、3~4人のスタッフに手分けしてやってもらっています。

 手間はかかっているけど、こうしてキチンとデータを取った記事というのは、ウソがないというか、記事にとても説得力が出るので好き。

 そのうえ、参加者のみなさんはそれ以上の時間をかけてチームを作っているので、気合も自然に入る……というのもある。

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▲代表が決まりそうな試合のときは、メモを取りながら観戦。ほかのブロックの担当が様子を見にきて、自分の担当ブロック以外のチームの強さをチェックしたりもします(笑)

 記事には試合の勝敗や勝率、得失点差はもちろんチーム打率やチーム防御率まで掲載している。『観戦』モードだと累積した試合のデータが取れないので、ここも手作業で。

 まず試合終了後に出るチーム記録を参照。打率だったら全試合が終わったあとに安打数を総打数で割る。

 防御率は(自責点×9)÷投球回数で導き出されるけど、投球回数が曲者! 10点コールド制のルールや最終回の裏の攻撃がない場合があるので、1試合あたりの投球回数が9とは限らないんだなー。だから、試合終了後、必ず投球回数と自責点の両方をチェックして、最後の試合が終わったら集計してます。

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▲試合終了後に見られる記録は、データの宝庫。その試合で誰が活躍したかがすぐにわかる。見逃しがちだけど『パワプロ』シリーズが、こういう細かいデータまで見られるようにしているというのはスゴイと思う。 ▲画面右端には防御率が出ているが、これはこの試合だけのもの。しかも単純に足していけばいい要素ではないので、きちんとしたデータを出すにはひと手間かかる。

 電撃PlayStationでは、いろいろ調べたことを記事にすることが多いけど、ここまで手作業で行っていくのは珍しいほうかな。でも、それだけに作り手側のやりがいもかなりあるぜ! というわけで、11月10日発売の電撃PlayStationの『実況パワフルプロ野球2011』の記事もぜひ読んでみてね!

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