100人で謎を解く“みんなでかまいたち”とは!? 『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』の舞台は岩手県遠野市

文：電撃オンライン

◆メインシナリオを手がけた黒田研二さんのコメント

　外見はそっくりだけれども、中身は全然違う。

　前作を夢中でプレイしていたころは、その後、『かまいたちの夜』新作のシナリオを担当することなど、微塵（みじん）も想像していませんでしたが、いちファンとして、このうれしいオファーを断るわけがありません。執筆段階は、プロットがなかなか決まらないなど苦難の連続でしたが、何度も上京し、監修の我孫子武丸さん、制作チームの方たちとひたすら打ち合わせを繰り返し、やっとの思いで昨年11月にシナリオが完成しました。

　結果は、『かまいたちの夜』とは似て非なる新しい『かまいたちの夜』になったのではないかと自負しております。案外、1作目をやり込んだ人ほど、作者の仕掛けたトリックに騙されるのではないかなと思っているのですが……。

　今回執筆してみて、本格ミステリとサウンドノベルは、とても相性がよいと痛感しましたね。ゲームはそのシステム上、二度、三度と冒頭に立ち返ることが多く、真相がわかった後で、「あ。こんなところにも手がかりがあったんだ」という発見をしてもらうこともできます。何気ない描写に細かい伏線をいっぱい詰め込んでおりますので、そのあたりも楽しんでいただければ幸いです。

◆『かまいたちの夜』への愛を測る検定試験を公開中

　公式サイトでは、プレイヤーの『かまいたちの夜』への愛を測るコンテンツ“かまいたち検定”を展開中。この“かまいたち検定”は、初代『かまいたちの夜』のシナリオから出題されるクイズ形式の検定試験だ。級ごとに10問が出題され、9問以上正解すると合格となる。

　現在公開中の初級編では、通を名乗るユーザーならば誰もが正解可能な、初歩的なレベルの問題が展開している。なお、この“かまいたち検定”は、2週間ごとに中級、上級を公開する予定とのこと。

▲公式サイトで楽しめる“かまいたち検定”。発売から17年を迎える『かまいたちの夜』の記憶を掘り起こつつ、全問正解を目指していこう。

　あわせて公式サイトでは、“ちょっとおかしな かまいたちの夜”の第7話・マッサージ編が公開されている。音声とあわせて確認してほしい。

▲ベッドに寝そべる透に、真理は丁寧なマッサージを施している。幸せそうな2人の会話は新作『真かまいたちの夜』の話題へと移っていき……!?

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※画面は開発中のもの。

データ

関連サイト

• 『真かまいたちの夜 11人目の訪問者（サスペクト）』公式サイト