2011年11月9日（水）

Xbox 360のシステムアップデートは2011年内を予定

　毎年恒例となっているXbox 360の秋のシステムアップデート。今年ももちろん行われ、時期は年内を予定していることが、日本マイクロソフトの“かぞくがいちばん。”キャンペーンPRイベントで明らかになった。

　Xbox 360の秋のシステムアップデートでは、毎回さまざまな機能がXbox 360に追加されている。一番大きい変更があったのは2008年のシステムアップデートで、この時はXbox 360ダッシュボードのデザインが一新され、“アバター機能の搭載”、“Xbox LIVEパーティの実装”、“HDDインストールの実装”、“マーケットプレースのリニューアル”と、現在ではあるのが当然と思われる機能が数多く実装された。


▲2008年に実装された新インターフェース“NXE”。		▲現在はそれからさらにデザインが少し変わり、タイルが大きくなった。

　そして今年のシステムアップデートでは、2008年のシステムアップデートと同様にダッシュボードのデザインが一新される。変更後のデザインは“メトロUI”と呼ばれるタイル状のデザインとなる。これはWindows Phone 7のデザインと同じものだ。


▲大小のタイルで形成された“メトロUI”。

　アップデート内容の詳細はまだ明らかになっていないが、サービスとしてはXbox LIVEをPCとWindows Phone 7、Xbox 360で連携させるマルチデバイス展開が発表された。同社のビデオ配信サービス“ZUNE“で映像コンテンツの購入が可能になり、3つのデバイスで見られるようになるほか、Windows Phone 7端末でXbox 360の操作ができるアプリ“Xboxコンパニオン”が年内に配信される予定となっている。


▲PCとWindows Phone 7、Xbox 360を連携させる。

　ちなみにXbox LIVEは、2001年11月15日に北米で開始されたサービスである（日本は2003年1月16日に開始）。2011年はXbox LIVE開始から10年にあたるわけで、ピンポイントで11月15日にアップデートされるのではないかと思われたが、もう再来週にはその日が来てしまうわけで、残念ながら10周年の記念日でのアップデートはなさそうだ。また、これまでの同社の動きとしてスカイプ社の買収やフレンド枠増加へのボトルネックとなっていた初代XboxへのLIVEサービスの終了など、気になる話題が多数ある。見た目だけでなく、機能的なアップデートも期待したいところだ。

　また、キャンペーンに合わせてXbox 360 4GBバリューパックとXbox 360 250GBバリューパックも期間限定で内容変更される。本体＋Kinectセンサー＋『Kinectアドベンチャーズ』のセットに加えて、期間中は『ユアシェイプフィットネスエボルヴ』が付属する。価格は4GBバリューパックが29,800円（税込）、250GBバリューパックが39,800円（税込）。