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2011年11月18日(金)

『初音ミク』最新作が『BASARA3 宴』『俺屍』を抑えてソフト販売ランキングを制す

文:電撃オンライン

 11月第2週のソフト販売ランキング(集計期間:2011年11月7日~13日)を制したのは、バーチャルシンガー・初音ミクをフィーチャーした人気リズムアクションゲーム『初音ミク -Project DIVA-』シリーズの最新作、PSP『初音ミク -Project DIVA- extend』でした。

 シリーズ3作目となる『初音ミク -Project DIVA- extend』の販売実績は、推定18.8万本。昨年7月に発売された『初音ミク -Project DIVA- 2nd』の初週実績22.6万本(累計40.8万本)にはおよびませんでしたが、店頭消化率は70%前後で推移するなど順調なスタートを切っています。前作は最終的に40万本超ヒットを達成しており、まだ20万人以上いる潜在ユーザーをどこまで取り込めるかが、今後の大きなポイントになりそうです。

 続く2位には、カプコンの人気アクションゲーム『戦国BASARA』シリーズの最新作、PS3『戦国BASARA3 宴』が初登場。昨年発売された『戦国BASARA3』(発売週24.2万本/累計43.9万本)と同じ世界観を描いた今作の販売実績は推定13.0万本、店頭消化率は75%となりました。この他、今週は1999年にPSで人気を博した同名タイトルに、さまざまな新要素を追加したPSP『俺の屍を越えてゆけ』が3位にランクインしたのをはじめ、昨年PSPで大ヒットした『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』のHD版であるPS3『メタルギア ソリッド ピースウォーカー HD エディション』や、子どもに大人気のポケモンが活躍するアクションアドベンチャー『ポケパーク』シリーズの第2弾、Wii『ポケパーク2 ~Beyond the World~』といった新作がトップ10圏内に初登場しています。

 一方、先週トップの3DS『スーパーマリオ 3Dランド』は今週8.6万本を販売し、累計販売数を42.9万本まで伸ばしました。ちなみに、これまでDSやWiiで発売されたアクション系『マリオ』シリーズの発売週に対する2週目の販売比率は、DS版『Newスーパーマリオブラザーズ』が39.5%、Wii版『Newスーパーマリオブラザーズ Wii』が47.1%、また3DアクションのWii版『スーパーマリオギャラクシー』が28.9%、『同2』が30.5%でした。今作の発売週に対する2週目の販売比率は25.2%。発売時期や機種、また発売時におけるハードの普及台数の違いで一概に比較できないところはありますが、これまでのシリーズ作に比べて2週目の落ち込みが大きいのはやや気になるところです。これから本格化する年末商戦での後伸びに期待したいですね。(アスキー総合研究所)

順位

前週

機種

タイトル名

メーカー

発売日

推定
販売数

累計
販売数

1

-

PSP

初音ミク -Project DIVA- extend

セガ

11/11/10

187,684

187,684

2

-

PS3

戦国BASARA3 宴

カプコン

11/11/10

129,793

129,793

3

-

PSP

俺の屍を越えてゆけ

SCE

11/11/10

95,706

95,706

4

1

3DS

スーパーマリオ 3Dランド

任天堂

11/11/03

86,376

429,092

5

-

Wii

戦国BASARA3 宴

カプコン

11/11/10

46,200

46,200

6

4

PSP

ファイナルファンタジー 零式

スクウェア・エニックス

11/10/27

47,626

653,148

7

-

PS3

メタルギア ソリッド ピースウォーカー HD エディション

KONAMI

11/11/10

38,831

38,831

8

-

Wii

ポケパーク2 ~Beyond the World~

ポケモン

11/11/12

35,859

35,859

9

5

Wii

星のカービィ Wii

任天堂

11/10/27

23,011

212,747

10

3

PS3

バトルフィールド3

エレクトロニック・アーツ

11/11/02

20,781

134,061


(アスキー総研調べ)

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはアスキー・メディアワークスまで。

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