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2011年11月19日(土)

今井麻美さんがアルバム『Aroma of happiness』のCDプレス工場を訪問! ……の模様を今井さん自らレポート!!

文:電撃オンライン

 写真を撮り終えた後、通してくださった会議室で最初にいただいたのが御殿場市の観光ガイド。

『Aroma of happiness』

 富士山好きの私としては、御殿場などの富士山の息遣いが聴こえる土地は本当に大好きで、年に何度かは無性に行きたくなる土地なので、この観光ガイドはめちゃくちゃうれしかったです。スタッフさんとのあいさつを交わした後、部屋に入ってきたときから気になっていた恐らくCDと思われる塊をじっと見つめると、「これが今回の今井さんのCDですよ」と見せてくださいました。でき立てホヤホヤのCDちゃんたち。きれいだな~、と見とれてしまうほどです。通常版、DVD付き版、BD付き版の3種類。

 実は今回、この3種類おのおの10枚づつにサインを入れるのも目的の1つ。かなり数が少ないので、本当にたまたま手にした方に“ほんの少しの幸せ”を届けちゃいましょうという企画です。過去にもCDにサインをしたことはありましたが、いつも自宅で部屋中にCDを並べて、乾くまでケースにしまうことができないので、さながら内職をしているような状態になったりしていました。一枚一枚お礼を書きながらサインを入れていると、スタッフさんから、「なるべくソフトに書いてくださいね」とアドバイスが。

『Aroma of happiness』 『Aroma of happiness』

 というのも、皆さん知っていましたか? CDって色のついた上の面(今回サインを入れているところ)と裏のキラキラした下面、どちらが傷に弱いかというと、上の面なんですって! 単純に情報の入った場所を保護している場所が、厚いのが下面で、薄いのが上面なんですって! 下面は放射状にちょっと傷がついたくらいでは大した影響は出ないけど、上面はすぐに情報が書き込まれたところに到達してしまうんだそう。正直、目からウロコでした。皆さんも大切なCDは特に上面の扱いに注意してくださいね~。うーん、勉強になります。

『Aroma of happiness』 『Aroma of happiness』 『Aroma of happiness』

 サインを終えると、今回もう1つの目的である工場見学へ! 昨今、日本中で工場見学がブームだと聞いたことがありますが、私も工場見学が大好きな人間の1人です。特に大きな機械が颯爽(さっそう)と作業をしている様は、言葉にできないくらい、胸がキュンとするのです。ああ、トキメキとワクワクです。

『Aroma of happiness』

 会議室を出て、工場エリアに入るには髪の毛を落としたりしないように、白い帽子をかぶります。似合ってますか?

『Aroma of happiness』

 一歩工場エリアに足を踏み入れると、どこからともなく、機械の油のにおいと印刷インクのにおいが香ってきます。長く続く廊下の先に待っていたのは、大きな音とともに迎えてくれた機械ちゃんたちの数々! ガラスの向こうに広がる機械ちゃんたちが一生懸命働いている姿でした。

『Aroma of happiness』

 スタッフさんに導かれて敷地内に入ります。機械のすき間から見える、実際に働いているスタッフの方々の邪魔をしないよう、そして神聖な生産現場を汚さないよう、緊張の面持ちです。

 最初に見せていただいた機械は、プラスチックのような透明の粒々からCDの形に形成し、音楽などの情報を書き込むという、最初にして最重要な工程です。CDという仕組みを私なりに簡単に説明すると、盤面に凹凸を刻むことにより、情報を読み取るというもの。そのCDの原版(スタンパー)にぶちゅっと溶かしたプラスチックを流し込んで溝を作るのです。なのでスタンパーさんは完成品を鏡に映した逆の状態で作るわけですね。

『Aroma of happiness』

 ちなみに、このスタンパーは特殊な機械で再生すると普通に聴けるそうですが、普通の再生機でも聞けるのですか? と質問したところ。「まあ、できなくはないです……」というお答え。これは実に『Aroma of happiness』のスタンパーを再生したくなるお言葉です。あはは。

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データ

▼『Aroma of happiness』
■発売元:5pb.
■販売元:アニプレックス
■発売日:2011年11月30日
■価格:通常盤 3,000円、DVD付通常盤 3,800円、Blu-ray付き初回生産限定盤 4,200円(各税込)
 
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