2011年12月14日(水)
バンダイナムコゲームスは、2012年1月26日に発売するPSP用ソフト『機動戦士ガンダム 木馬の軌跡』の新情報を公開した。
『機動戦士ガンダム 木馬の軌跡』は、『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争を、主人公アムロ・レイたちの母艦であるホワイトベースを中心として追体験していく“艦長代理シミュレーション”ゲーム。プレイヤーが“移動”や“攻撃”などの指示を行うと、戦艦やモビルスーツ(MS)が自動で行動するため、戦闘では的確な指示出しが勝敗を分けることになる。
記事では、小隊編成や乗組員編成、武器換装といった戦う前の準備についてのシステムを中心に、各種ゲームシステム、プロトタイプガンダムの入手方法などを紹介する。
戦場モードでは基本的に部隊や戦艦単位で指示を出すことになるため、ステージ前のインターミッションでモビルスーツ(MS)の小隊を編成する必要がある。各MS小隊は最大3機で編成でき、その編成内容によって小隊の使用できるAIコマンドが変化する。攻撃部隊、援護部隊、拠点制圧部隊など、小隊ごとに役割を持たせて編成すると、部隊を運用しやすいだろう。
▲小隊編成画面の中央に表示されているのがAIコマンド。編成が変わると、AIコマンドが変わるのもわかる。MSの強さだけで小隊編成をするよりも、自軍全体を見て、必要と思われる小隊を編成しよう。 |
なお小隊のAIコマンドは、MSの組み合わせだけでなく、MSの武装によっても変わる。例えば同じプロトタイプガンダムでも、援護や拠点制圧のための小隊に組み込むならば“ハイパー・バズーカ”や“ビーム・ライフル”を装備させ、攻撃重視であれば“ガンダムハンマー”を選択するなど、小隊の目的に応じた武器換装を行うのも手の1つだ。
▲ちなみにガンダム系は、機体性能のみならず汎用性の高さも魅力で、武器換装の選択肢も多い。もちろんガンダム以外の機体も、武器換装ができる。 |
▲ザクレロにガンダムハンマーで襲い掛かるガンダム! このように、武器によってAIコマンドや活躍の仕方も変わってくる。なお小隊編成や武器換装は、ステージが始まると行えない。 |
さらに、主力となるMS小隊の編成以外にも、索敵用の索敵機編成、局地戦闘時の支援を目的とした支援機編成なども行える。ホワイトベースの乗組員編成を行うことも可能だ。
▲セイバーフィッシュ3機で索敵用の小隊を編成。索敵機は最大3機で編成でき、編成内容によって索敵範囲が変わる。 |
▲支援機編成は最大5機で編成可能。セットすると局地戦で呼び出せる。 | ▲乗組員編成では、乗組員のレベルも上げられる。レベルが上がると、ホワイトベースの性能がアップする。 |
戦場モードでは、部隊(ユニット)の移動目標を場所ではなく味方ユニットに設定すると、その味方ユニットに自動で随伴する。これが“護衛”と呼ばれるシステムで、1つのユニットを複数のユニットで護衛すれば、護衛されるユニットに指示を出すだけで、まとまった戦力を移動させることができる。
▲出撃させたユニットの移動目標を、味方の艦に設定している。敵MSの部隊が艦に近付いてきても、対応しやすいだろう。 |
▲小隊ユニットのユニットリングの下に護衛対象が表示される。“WB”はホワイトベースのことなので、画面右上のユニットはホワイトベースを護衛しているのがわかる。 |
▲護衛を活用すれば、一気に大戦力同士がぶつかり合うことも起こり得る。もしかしたら、艦隊決戦のようなシチュエーションが生まれるかも? |
▲また小隊ユニットで小隊ユニットを護衛した場合は、局地戦モードで、随伴ユニットからの支援攻撃を指示できる場合がある。小隊護衛用の小隊を編成するのも作戦の1つになりそうだ。 |
ステージ1“始動!V作戦”では、初期配置にプロトタイプガンダムが配備されている。ここで撃墜されてしまうと、その後のステージでは使用不可能になってしまう。撃墜されずにステージを終えられれば、プロトタイプガンダムを入手可能だ。
▲RX-78-2 ガンダムが登場するまでは、貴重な戦力となるプロトタイプガンダム。手を尽くして、大破されないようにしよう。 |
(C)創通・サンライズ
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