2011年12月8日(木)
▲左から谷原さん、栗山さん、GACKTさん。 |
2012年2月11日全国公開となる映画『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』の製作発表記者会見が、12月7日に東京都・港区赤坂のステリーナ教会で開催された。
『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』は、BioWareが開発するRPG『Dragon Age』シリーズの世界観を映画化したCGアニメ作品。監督は『ベクシル -2077日本鎖国-』などの作品を手掛けた曽利文彦さんだ。ゲーム中にも登場するカサンドラを主人公として、彼女がゲームにいたるまでの物語を描いているという。日本では、『Dragon Age:Origins』の廉価版が12月1日に発売され、最新作『Dragon Age II』も2012年2月2日にPS3/Xbox 360で発売となる。
当日は記者会見に先立って、キャスト発表会が行われた。突如、教会内が暗闇に包まれて雷鳴が響く、という演出の後に扉から現れたのは、メインキャラクターの声優を務める栗山千明さん(カサンドラ・ペンタガースト役)、谷原章介さん(レガリアン・ドゥマルカル役)、GACKTさん(ナイトコマンダー役)。3名は映画への意気込みを語るとともに、教会の教壇で宣誓式を行った。なおGACKTさんは、日本語版主題歌『Until The Last Day』も提供する。同曲のCDは2012年2月22日発売予定だ。
会場でそれぞれの意気込みを問われると、主演を務める栗山さんは、「私はもともとアニメーションが大好きで、正直声優をやらせていただくというのは光栄でもあり、自分自身に大丈夫かという気持ちもあったのですが、『ドラゴンエイジ』は作品自体が人間味があふれていて、実写のお芝居のような感覚で取り組めるところがあったので楽しんでやらせていただきました」と気持ちをあらわにした。
また『ベクシル -2077日本鎖国-』にも出演した谷原さんは、「信頼感がすごく曽利さんにあったので演じていて迷うことはありませんでした。僕自身すべてゆだねることができてとてもラクでした。監督自身が画を作られる方なので、まだ人形のような状態でセリフを入れることもあるのですが、作られる方の指示がいただけるのはこちらとしてはすごく助かりました」とコメント。
続くGACKTさんは、「主題歌は、いつかは消えてしまう命なら、戦ってその命を燃え尽きるまでまっとうしてみろという映画のテーマにかなり沿った内容になっています。”戦う”という映画のなかでの戦い、そしてこの現代での戦い。それぞれ個人でまっとうしていこうという意味です」と映画主題歌への思いを語っていた。
そして教壇で行われた宣誓式では、キャストそれぞれが劇場公開を待つファンへの誓いを1つ立てることに。宣誓式の後には、監督を交えた会見も行われたので、宣誓内容と続けてお届けする。(以下、敬称略)
栗山:もともとアニメーションが大好きで、私自身が本気で取り組んだこの作品です。絶対的に見ごたえがある作品になったと誓います。
谷原:アニメ以前にゲームソフトとしてたくさんのファンを獲得して支持されている作品ですが、ゲームファンの皆さんの期待を裏切らない最高作品であることを誓います。
GACKT:リアルダークファンタジーという言葉の意味をご覧になった皆さんに理解していただけることを誓います。
→役者と監督が収録のエピソードと映画の魅力を語る!(2ページ目へ)
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■映画『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』概要
【公開日】2012年2月11日全国公開
【配給】TOブックス
【スタッフ】監督:曽利文彦/脚本:Jeffrey Scott
【キャスト】栗山千明(カサンドラ・ペンタガースト役)、谷原章介(レガリアン・ドゥマルカル役)、GACKT(ナイトコマンダー役)
【日本語版主題歌】GACKT『Until The Last Day』(2012年2月22日発売)
※スタッフ・キャストは敬称略
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