『忍道2 散華』主人公が復讐の道を歩む発端――さまざまな人物の思惑絡む“天魔鏡”とは？

文：電撃オンライン

　スパイクは、12月17日に発売するPS Vita用ACT『忍道2 散華（さんげ）』の新情報を公開した。

　『忍道2 散華』は、忍者ステルスアクションゲーム『忍道』シリーズの最新作。立体的なステージを舞台に、敵に見つからないよう隠密行動を取り、忍者としての任務を成し遂げる緊張感と、その後に待つ達成感を味わえる作品だ。本作では、PS Vitaのタッチ操作もアクションの中に採り入れられていて、ボタンとタッチの両方を駆使したステルスアクションを体験できる。

　今回は、物語上で重要な意味を持つ“天魔鏡”と2人の登場人物、素材から道具を作成する“素材調合”システムについて紹介する。“素材調合”には、PS Vitaのnearの機能を使ったシステムも搭載されるという。

■陰謀と争いと憎しみ渦巻く物語――カギを握る“天魔鏡”

　これまで、主人公の火祭のゼンに始まり、彼の幼なじみである爪紅のサンや、ゼンとはたもとを分かつ関係となった柏樹のシュウなど、5人の登場人物を紹介してきた。今回は、ゼンの前に現れる渦虫と薄羽を紹介する。また、舞台となる宇高多の各勢力や、シュウの追い求める“天魔鏡”ついても、その背景を掲載する。

渦虫　CV：吉野貴宏

　毛伸忍者軍団を率いる男。頭は弱いが、恵まれた体躯と虚勢により力を発揮する。混乱する宇高多にうまみを感じて出稼ぎに来たが、天魔鏡を手にしたことからゼンと戦うことになる。ヘビトンボと名付けたペットを溺愛（できあい）している。

薄羽　CV：氷上恭子

　くのいちだけで結成される喪巣忍軍の頭領。各大名に雇われる形で宇高多の地にやって来たが、お宝である天魔鏡のことを知り、手に入れてひと稼ぎしようと企む。必然的に幾度となくゼンの邪魔をしてくる。

■素材調合で便利な道具を作成！

　素材調合は、素材を調合して道具を作成する文字通りのシステム。素材は、店で購入したり、任務中に得たりすることで入手可能だ。素材を専用の壺（つぼ）に入れると、“煙玉”や“飲み薬”、“武士騙し（偽物の寿司）”といったさまざまな道具を調合して、任務に活用できる。

▲投げて爆発させると煙が噴き出す煙玉。		▲相手に投げつけても効果がある飲み薬。		▲武士騙しは、敵が空腹なら引っかかるかも!?

　使っている壺により何種類の素材を入れられるかが決まるので、よい壺を持っているほど、複合的な効果を持つ道具が作れる。素材には、“治癒”や“増強”などのプラス効果、“混乱”などのマイナス効果を持つ物があるので、慣れれば狙った効果の道具を作り出せるだろう。

▲調合の効果を高める“ヤモリ”や“薬草”、“きのこ”といった素材を加えると、さらに調合の幅が広がる。

▲味方を攻撃し始める“混乱”効果。主人公であれば勝手に走り回る。		▲“気絶”は一定時間、気絶する効果。

▲一定時間、攻撃力が半減する“衰弱”効果。		▲一定時間立ち尽くす“忘却”。主人公だと操作がおかしくなる。

▲状態異常から回復し、一定時間は状態異常を予防できる“治癒”効果。		▲“疾風”効果は、一定時間あらゆる動作が高速化する。

▲一定時間、攻撃力が増加する“増強”効果。		▲“拡大”効果は、一定時間だけ使った道具が巨大化し、効果がアップする。

●near機能を使った交信壷

　PS Vitaの位置情報機能・nearを使った素材調合もできる。この場合は“交信壷”と呼ばれる壷を使い、増やしたい道具や成分を強めたい素材を入れておくと、外出時に他のプレイヤーと交信して素材集めを行ってくれる。その際に集めた素材が、自分が交信壷に入れたものと同種だと素材の効果が上昇する。

▲外出する時は、交信壷を設定してPS Vitaを持ち歩こう。運がよければ、思わぬ収穫があるかも？

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データ

関連サイト

• 『忍道2 散華』公式サイト