2011年12月16日(金)
▲司会の広橋涼さんとコメンテーターの『電撃PlayStation』編集長の西岡。 |
12月13日の21:00から、“ゲームの電撃チャンネル”のニコニコ生放送で行われた『発売直前! PlayStation Vita 実機で見せます、注目タイトル超生見せスペシャル!!』。話題沸騰の新ハードの実機も登場するとあってか、来場者数102,541人、コメント数114,623というかなりの高視聴者数となった。
この番組にはSCE、スクウェア・エニックス、バンダイナムコゲームス、コーエーテクモゲームスといったメーカーがPV、プレイ動画、実機でのプレイの3本立てでPS Vitaのソフトを次々と紹介。初めて見る映像に、スタジオも興奮のるつぼと化した。
本番組の司会は声優の広橋涼さん。あまりゲームには詳しくない彼女だったが、『GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』の実機プレイには大興奮。番組が進むにつれ、最初は“天然”だった質問も段々と鋭くなり、最後にはすっかりPS Vitaの魅力にはまった様子だった。
番組は1時間半の予定を、なんと1時間もオーバーしてしまい、主演者もスタッフも大変だったが、その分中身の濃い番組内容をお届けできた。そんな番組の舞台裏をこっそりお話しよう。
●リハーサル時間、10分!
新ハードのPS Vitaを扱うとあって、スタジオのセッティングも慎重に。さらに番組中でプレイするコメンテーター陣が事前に確認しておきたいということで熱心にプレイを開始。スタジオはカオスな雰囲気となり、リハーサルが始められたのは番組開始の10分前。結局、リハーサルは最後まで通しで行う時間がなく、途中で打ち切り。
現場ディレクターの「番組開始2分前です!」の声に、思わず「ほんとに始まるんですか!?」と叫ぶ広橋さんだった。
●リュウちゃん、広橋さんの「いい名前ですね!」に、わりと照れる
SCEタイトルのコメンテーターとして登場した『電撃PlayStation』のリュウちゃんこと宮崎龍之介。演者紹介の際に司会の広橋さんから「龍之介っていい名前ですね!」といじられ、わりと照れている様子だった。出番終了後、リュウちゃんはすかさずTwitterで「広橋さんかわいかった」とつぶやいていた。
●ポスター早替え、タイムリミットは1分30秒
本番組のタイトル紹介の間は、次のタイトルのPVを流してその間に出演者が入れ替わる構成を取った。そして、その間に出演者が座るテーブル周りの飾りもすべて模様替えすることになっていた。
ほとんどのタイトルのPVは約3分程度なのだが、『地獄の軍団』のPVはやや短めの1分30秒。この間にPOPを2点差し替え、ポスター2点の張り替えを行わなければならない。PVスタートと同時に、番組ディレクターとAD、それにプロデューサーのJUCYが突進! 番組ディレクターとADがスムーズにポスターを張り替える様を、JUCYはうろうろしながら見守っていた。
●“地獄の染谷”、略して“ジゴソメ”!
『地獄の軍団』のコメンテーターとして登場した、電撃の染谷。おっとりとした風貌とは逆に、内にはマグマのような狂気を秘めている……ということはなくて、見たまんまの人物。そんな染谷が司会の広橋さんに「地獄の染谷さんです!」と紹介されたため、スタジオ内は大ウケ。爆笑の渦に。このおもしろさは視聴者にも伝わってようで、“地獄の染谷”を略して「ジゴソメ」「獄染」などのコメントを多数いただいた。
●『リッジ』の寺本さん、TVショッピングばりの話術で魅せる
番組は終了予定時間の10:30を過ぎた10:50。ここでようやく『リッジレーサー』の紹介にたどり着いた。放送時間も2時間に近づき、演者も視聴者も正直疲れてきていた。司会も無口に、コメントもまばらになり始めたそのとき、登場したのは『リッジ』の紹介を担当する株式会社セリウスの寺本さんだった。
「話し出したら止まらない」(本人談)という寺本さんは、そのTVショッピングの司会者ばりの軽妙なトークで場に再び命を吹きこんだ。それに呼応するかのように、『リッジ』を生プレイする電撃の宮下も見事なハンドルさばきを見せ、見事1位でフィニッシュ。賞賛のコメントが飛んだ。
●最初にスタジオ入りしたコーエーテクモさんの出番は、なんと4時間後
そして最後の生出演メーカーとなるのはコーエーテクモゲームス。コーエーテクモゲームスの出演者の庄さんたちは最初にスタジオ入りしており、その時間は19:15。そして押しに押した出番が訪れたのは23:15。台本には出演予定時間は22:20と書いてあった。実に1時間以上余計にお待たせすることに。お待たせして、本当に申し訳ございませんでした! しかし、庄さんは「押すと思っていたので、大丈夫です!」と広い心で出番に向かい、『真・三國無双 NEXT』の魅力を熱く伝えてくれたのだった。
以上のように、予定の1時間30分を1時間以上も超える大ボリュームでお届けした。なお、この番組は“ゲームの電撃チャンネル”で、アーカイブ動画として収録されている。放送を見逃した人、もう一度見直したい人は、ぜひチェックしてほしい!