2012年1月25日（水）
【人類でも理解できる『Mass Effect 2』 第1回】前作で宇宙を救った英雄シェパード、死す！
ミッション“報告書：囚人”
続いて、3人目の候補者である囚人のジャックを引き取るため、囚人収容船パーガトリーへ向かうシェパード。ジャックは極めて凶暴な性格を持っているが、人類最強のバイオティック能力（特殊なインプラント・物質を利用して発揮する魔法のような能力）を買われて、サーベラスの交渉によって釈放が認められたのだ。
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| ▲主人公たちの仲間というには癖がありすぎるジャック。 |
しかし船内の調査により、パーガトリーは囚人に対する不当な暴力や人身売買が横行している違法施設であることが判明。シェパードですらも人身売買の商品にしようと企んでいた刑務所長や看守を倒し、ジャックの解放に成功する。
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| ▲刑務所という場所をいいことに、さまざまな違法行為を行っていたクリル刑務所長。 |
ミッション“報告書：クローガンの司令官”
次に、4人目の候補者であるクローガン族の司令官・オキアーを訪ねて惑星コーラスへ向かうシェパードたち。しかし、オキアーはクローガン族の出生率を下げてしまったウイルス・ジェノファージの治療法に執着するあまり、コレクターと接触し、高度なテクノロジーの習得を試みていた。
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| ▲クローガン族の司令官であり、研究者でもあるオキアー。クローガンを培養し、失敗作を傭兵として提供していた。 |
同時に、傭兵部隊ブルーサンズのジェドアという人物の要請で、研究過程で生まれた培養クローガンの失敗作を、兵士としてブルーサンズに提供していたのだった。しかし、ジェドアはクローガン族の部隊を統率することができず、何者かによって解放されてしまったクローガン族とブルーサンズの間で戦闘が起こっていた。
ブルーサンズとクローガン族をどちらも倒しながら、シェパードはオキアーがいる研究所に侵入する。オキアーとの会話中に、しびれを切らしたジェドアによって、クローガン族を全滅させようと研究所内にガスが散布される。中止させようとジェドアとブルーサンズを倒すが、オキアーはガスによって死亡してしまった。シェパードは、オキアーの代わりとして、オキアーが作り出したジェノファージの影響を受けない究極のクローガン族・グラントの眠るポッドを回収して船へと戻るのだった。
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| ▲クローガン族の超戦士・グラント。種族の未来ともいえる唯一の存在だ。 |
ミッション“ホライゾン”
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| ▲ホライゾンで、かつての仲間のアシュリーと再会する。攻撃的な性格は昔のままのようだ。 |
ポッドを船に運び込んだシェパードたちに、イルーシブマンから緊急で通信が入った。人類が入植しているコロニーの1つ“ホライゾン”から通信が途絶え、その理由としてコレクターに襲われた可能性が考えられるという。しかも、そこにはかつての仲間・アシュリーがいるという（前作の進め方によって変わる）。
急ぎコロニーに向かうと、まさにコレクターが宇宙船に住人を運び終えようとしているところだった。モーディンの開発した対シーカー用のスーツを使用し、コレクターを倒しながら進むと、隠れていた元連合軍の技術者を発見した。技術者との会話で、アシュリーがこの惑星に来たのは、連合軍が設置した巨大兵器・ガーディアンレーザーを起動するためとわかった。しかし、照準システムが調整されていないため、この兵器は使い物にならないらしい。
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| ▲シェパードは、連合軍のガーディアンレーザーを使い、コレクターの船を撃墜することを画策する。 |
しかし、停泊中の巨大コレクター船を破壊するため、シェパードはこの兵器を利用することを画策する。ノルマンディーに搭載されたAI・EDIの力を借りてレーザーを発射し、コレクター船を撃退するも、すでにコロニーの約半数の住人がさらわれてしまっていた。その後、連合軍のアシュリーと再会を果たすシェパードだったが、アシュリーは、シェパードがサーベラスの下で働いていることに納得がいかず、彼女を仲間に引き入れることは叶わなかった。
1月26日更新予定の第2回へ続く
『マスエフェクト 2』キャラクター＆用語説明 その3
【キャラクター】ジャック
サブジェクト・ゼロとも呼ばれる人間の女性。幼いころにサーベラスの研究所に監禁され、バイオティックの能力を高めるための実験台にされていた。研究所を脱走したあとはギャングに加わって殺人を犯すなど、数々の犯罪に手を染めていた。人類最強のバイオティック能力保持者といわれている。
【キャラクター】グラント
ドクター・オキアーの研究によって生み出された究極のクローガン族の男。種族を長年苦しめて来た病・ジェノファージに対する耐性を持っている。カプセルの中で育てられた期間が長かったために、クローガン族のしきたりや文化などにうとい。
【キャラクター】アシュリー・ウィリアムズ
エデン・プライムのゲス襲撃事件で、シェパードが助けた連合軍の女性兵士。気が強く、過去に起きた出来事のためか、異星人を激しくきらっている。『2』では、黒い噂が耐えないサーベラスと組んでいるシェパードの行動に納得がいかず、連合の一兵士として戦うことを選んだ。
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シェパードの死という衝撃的な出来事から始まる『マスエフェクト 2』の物語。前作『マスエフェクト』の序盤と比べると、自由に動けない立場であることは前作と同じですが、今作では背後にいる組織の真意がわからないこともあって、組織に動かされている感が大きいですね。まずは自分の戦力となるべく仲間を集めていくシェパード。その最中で彼が見る、新たな宇宙の危機とは……。1月26日更新予定の第2回をご期待ください！
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