2012年1月31日（火）
【人類でも理解できる『Mass Effect 2』 第3回】仲間を救って宇宙も救え！ シェパード！
ミッション“セイン：父の罪”
病気によって、余命が1年しかないセインは、死が迫るにつれて、10年前に別れたきり会っていない息子・コルヤットのことを考えるようになった。ところが、コルヤットが自分と同じ暗殺者の仕事を始めてしまったという情報をつかんだセインは、息子に暗殺者をやめるよう一緒に説得してほしいとシェパードに頼む。
シェパードとセインはコルヤットのいるシタデルに向かい、暗殺を依頼したケラムを尋問する。その結果、暗殺のターゲットはジョラムという行政官選挙の候補者とわかった。あえてターゲットを泳がしながら尾行を続けると、情報どおりコルヤットが現れ、ジョラムに銃を突きつける。
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| ▲見通しのいい高い場所から暗殺のターゲットを見張り、コルヤットの襲撃に備えるシェパード。 |
すかさずシェパードらが間に入って暗殺を阻止し、コルヤットを説得する。セインとコルヤット、親子の間に大きく開いてしまった溝は、この日を境に少しずつ狭まるのであった。
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| ▲父に対する反発した気持ちを持ちながらも、結果的に父と同じ職業を選んでしまったコルヤット。 |
ミッション“報告書：タリ”
仲間に加える最後の人物として、シェパードはタリゾラ・ナ・ラーヤのいる惑星ヘストロムへと向かう。タリはこの2年の間に成人の儀式を終え、タリゾラ・ナ・ラーヤから、成人名“タリゾラ・ヴァス・ニーマ”へと名前が変わっていた。
タリは、移民船団軍部からの指令により、クォリアン族がはるか昔に入植していた惑星ヘストロムにおいて、恒星の早すぎる赤色巨星化（恒星の進化段階の1つ）を調べているという。
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| ▲早すぎるスピードで進化している恒星の謎を探るため、タリはかつての入植惑星を訪れていた。 |
この異変のために、地表へと降り注ぐ放射線の量が増え、直射日光の下ではシールドエネルギーが徐々に減っていくほどであった。日陰に身を隠しながらタリのもとへ向かい、今回は無事に仲間に加えることに成功する。
ミッション“タリ：反逆罪”
シェパードたちの仲間に加わったばかりのタリのもとに、故郷である移民船団からタリが告発されていると連絡が入った。理由は父親が研究所を構えている船に、タリが危険なゲスの部品を持ち込んだからというものだった。
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| ▲ラエルゾラの研究所では、ゲスを制圧するための研究が行われていたことが明らかになる。 |
それ以上の詳細がわからないため、シェパードは移民船団へと向かう。法廷でのやりとりから、タリの送った部品がもとで船がゲスに襲われ、タリの父親・ラエルゾラも含めた船員が大勢死んだのだとわかった。しかも、船は今もゲスに乗っ取られているという。
シェパードはタリの濡れ衣を晴らすため、またラエルゾラの生死を確かめるために、ゲスに占拠された船に乗り込む。だが、タリの願いもむなしくラエルゾラはすでに亡くなっていた。しかし、ラエルゾラの記録から、タリの運び込んだ部品には問題がなかったことが判明。この事件は、研究員の1人がネットワークにゲスをつないでしまったことが原因だったことがわかった。
とはいえ、この証拠を法廷に提出すれば、父親は有罪になってしまう。得た証拠からタリの無実を証明するか、タリの父親の名誉を守るか……。シェパードは、機転を効かせた弁護を法廷で展開し、この危機を無事乗り切った。
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| ▲反タリゾラへと傾いていた法廷の空気を、一気にタリゾラ支持へと変えてしまったシェパードの弁護。 |
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