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2012年2月1日(水)

電撃文庫『キノの旅』の著者・時雨沢恵一先生の未収録作品『抹殺者』『おはよう』が本日より電子書籍として配信開始!

文:電撃オンライン

 角川グループの電子書籍プラットフォーム『BOOK☆WALKER』において、時雨沢恵一先生の短編小説『抹殺者』『おはよう -Sena Saw Emiko. Sena Didn’t See Emiko.-』が配信されている。価格は各85円(税込)。

 『BOOK☆WALKER』の1周年を記念して配信されているこの2作品は、どちらも文庫未収録オリジナル作品となっている。2作品のストーリー概要は以下の通り。

『抹殺者』

『抹殺者』

 私――エリー・トンプソン――が政治家を志したのは、幼児体験による。当時、治癒方法が確立されていなかった難病に苦しみ、生後何年もの間ずっと病院や療養所で過ごした。

 そんな生活の中で、3歳の誕生日に特別に許された病院中庭の散策中。その男はサバイバルナイフを片手に現れ……。

『おはよう -Sena Saw Emiko. Sena Didn’t See Emiko.-』

『おはよう -Sena Saw Emiko. Sena Didn’t See Emiko.-』

 佐久瀬奈は、中学2年生。いつものように朝起きて、家族に「おはよう」と言い、いつものように学校に向かう。

 学校に着いて友人たちにいつものように「おはよう」と言う瀬奈。しかし、怪訝(けげん)な顔をした友人から「朝のあいさつは“こんばんは”でしょう?」とこともなげに言われてしまい……。

 本作を楽しむためには、iOS端末(iPad/iPhone/iPod touch)またはAndroid OS端末で『BOOK☆WALKER』専用アプリをインストールしておく必要があるので注意しよう。また、入間人間先生が執筆する『電波女と青春男』の文庫未収録短編なども2月10日から配信される予定となっている。電撃文庫のファンはこちらもお見逃しなく。

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