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2012年2月13日(月)

【電撃PlayStation】PlayStation Vitaにも使えるかも!? ソニー純正スマートフォンスタンドキット『SPA-STK10』レビュー

文:電撃PlayStation

 最近はスマートフォン用の卓上スタンドもさまざまなものが発売されていますが、なかなかコレって、しっくりくるモノにめぐり会えていないんですよね……。そんなおっきな悩みをかかえていたところ、2月21日にSONYさんからスマートフォン用スタンドが発売されるとの情報が! ということで、SONYさんから実物をお借りして、iPhoneなどを置いた感じがどうなのかを試してみた。

SPA-STK10

 SONYのスマートフォンスタンドキット「SPA-STK10」は、ブラック、ホワイト、ピンクの3色展開。付属品としてマイクロUSBケーブルも付いてきます。実売予想価格は1,980円(税込)ほど。

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▲左からピンク、ホワイト、ブラック。この手の商品ではあまり見られない、ビビットなピンクが目を引きます。 ▲卓上スタンド本体のほか、約1.5mのマイクロUSBケーブルも付属します。 ▲表面はシリコンゴム。これならスマートフォンに傷がつく心配もない。ゴムは、多少力を入れれば曲がる程度の硬さ。意外とツルツルした質感です。 ▲背面の黒い部分はプラスチックですが、テーブルとの接地部分3点はシリコンゴム。滑って動いてしまうという心配は少なそう。

 卓上スタンドは、動画の試聴などに最適な角度・約60度と、手元で操作する際に最適な角度・約25度の2段階に傾きを調節可能。またスマートフォンを縦置き横置きのどちらでも、利用することができます。

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▲傾斜角のある約60度の場合。 ▲かなり寝た感じになる、角度約25度の場合。

 では実際に、スマートフォンのXperia acroとiPhone4Sを置いてみましょう。まずはXperia acroから。

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▲角度約60度で、Xperia acroを縦置き。Xperia acroのほうが少し幅があるようです。約60度だと、ちょっと立ち過ぎ? またXperia acro下部が丸みがあるため、接地面積が少ないのが、ちょっと気になるかも。 ▲60度で横置き。卓上スタンドに置いたままの充電も問題なさそう。

 続いてiPhone4S。

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▲卓上スタンドとiPhone4Sの横幅はほぼ同じぐらい。Xperia acroより少し小ぶりで角ばっているiPhone4Sは、約60度の縦置きでも安定感を感じます。 ▲60度の縦置きでも純正ケーブルは干渉せず、そのまま充電可能。テーブル面でケーブルが無理に曲がることもない。

 さらに、SONYのWalkman Aシリーズ「NW-A860」も置いてみました。

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▲卓上スタンドよりウォークマン本体サイズが小さいため、安定性は問題なし。 ▲ケーブルを接続。角度60度だとテーブル面とケーブルが干渉してしまうが、角度25度にすれば大丈夫。

 で、せっかくなので試してみたいPlayStation Vita。スマートフォンに比べてサイズも質量も大きく、メーカー推奨の使い方ではないですが……気になります。実際、卓上スタンドの幅からも大きくハミ出ちゃうけど、利用条件によっては意外といけるかも? でも自己責任ということで。

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▲60度の角度でも置くことはできるが、油断をすると卓上スタンドから滑り落ちることも。 ▲ケーブルをつなげて卓上スタンドに置くこともできたが、角度が60度だと、テーブル面とケーブルの干渉もあり、かなり厳しい。

 卓上スタンド約60度の角度でPlayStation Vitaを利用するのは、あまりオススメできない感じ。油断をすると、すぐにこぼれちゃいます……。しかし、約25度なら!

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▲卓上スタンド約25度の場合。この角度なら、充電も問題なくでき、安定感も問題なし。この状態でタッチ操作も問題なくできた! あ、これはいけそう。

 スマートフォンといってもサイズや形がまちまちなので、すべてにOKとは言いきれない部分もありそうですが、角度が2段階あるため、約60度での利用が難しくても、約25度の角度なら、概ね利用することができそうな感じ。
 価格も安いので、とりあえず自宅用と編集部用に計2個、買いたいと思います!(電撃PlayStation編集部 M)

SPA-STK10
▲背面の足をたためば、スリムに持ち運べる形状に。