2012年2月10日(金)
『極限脱出ADV 善人シボウデス』で衝撃の事件が――協力して脱出できるか!?
チュンソフトは、2月16日に発売予定のPS Vita/3DS用AVG『極限脱出ADV 善人シボウデス』の新情報を公開した。
本作は、“脱出×ミステリー×裏切り=謎の3乗”がキーワードのアドベンチャーゲーム。謎の場所に集められた9人が、腕にはめられた腕輪“バングル”に表示されたBP(バングルポイント)を9にするため、裏切りのゲーム“アンビデックスゲーム”を繰り広げる物語だ。
極限状態におかれた9名に、さらなる事件が起こる――。今回は、そんな気になるシナリオの展開が少しだけ公開された。
■アンビデックスゲームを改めて紹介
倉庫に集められた9人は“アンビデックスゲーム(以下、ABゲーム)”と呼ばれる、裏切りゲームをすることになる。ゲームはルームの端末から“協力”もしくは“裏切り”を選択し、自分と対戦相手が選んだ内容によって、自分側と相手側のBPが増減する。
●お互いが“協力”を選んだ場合:それぞれのBPが+2される。
●お互いが“裏切り”を選んだ場合:それぞれのBPの増減なし。
●相手が“協力”、自分が“裏切り”を選んだ場合:裏切られた側のBPが-2され、裏切った側はBPが+3される。
もし全員が“協力”を選択し続けていれば、BPが2点ずつ積み上げられ、3回のABゲーム後には全員のバングルポイントが“9”になる。しかし、それぞれが疑念や邪心を持っているために、簡単には“協力”を選択できない。全員にとってメリットとなる方法があるにもかかわらず、それを合理的には選べないというジレンマ。ゲーム中では、さまざまな手法による駆け引きが繰り広げられていく。
▲信頼関係を築き、お互いに“協力”を選択するか、相手を信用させておいて、自分は裏切りを選択するか……。 |
▲キャラクター同士の駆け引きにもドラマがある。キレイごとは通用しない、頭脳バトルが展開する。 |
■アイテムや装置が意味するのは!?
ABゲームが行われるアンビデックスルーム(以下、ABルーム)のカードキーを探すため、9人はルールにのっとったチーム分けで3つに別れる。カラードドアの奥の部屋に進み、それぞれ探索する。
部屋ではカードキーだけでなく、ネコの本や用途不明の装置、新聞の切り抜きや古いパソコンなど、気になる設備やアイテムを発見することもある。何気なく置かれているようでもあるが、この環境で意味のないものなどないといっても過言ではない。シグマたちが置かれた状況の謎を解くためのヒントとなるのだろうか?
▲用途不明のアイテムや装置。この状況を打開するための糸口になればいいのだが……。 |
▲治療室や資料室に加えて、娯楽室まである。これらは、何のためにあるのだろうか? |
医務室で、“ラジカル6ウイルス”という聞きなれないウイルスのパンデミック情報が載った新聞の切り抜きが発見される。記事によると、“ラジカル6”が急激に感染範囲を広げて、世界中で10万人を超える死者を出しているようだ。
記事内には「WHOが感染者の隔離を推し進めている」という記述もあった。しかし、ここに集められたメンバーは、誰1人この事実を知らずにいる。外部との接触が途絶えている状況では、確認のしようがない。もしくは、シグマたちこそが隔離された感染者なのか!?
新聞の発行日がないため、いつの情報なのか、そもそも記事内容の真偽さえ不明。不安は解消されないまま、シグマたちはABゲームを進めていくことになる。
▲未知のウイルスによる感染症が起こっているという。真実なのか? そして、シグマたちは隔離された感染者なのか? |
(C)2012 CHUNSOFT
※画面はPS Vita版で、開発中のもの。
データ
- ▼『極限脱出ADV 善人シボウデス』ダウンロード版
- ■メーカー:チュンソフト
- ■対応機種:PS Vita
- ■ジャンル:AVG
- ■発売日:2012年2月16日
- ■価格:5,480円(税込)