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2012年2月17日(金)

ビジネスモデルの進化でTGSも転換期へ! 9月20日~23日に開催される“東京ゲームショウ2012”の発表会で和田氏がコメント

文:電撃オンライン

 本日2月17日、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、同協会が主催する“東京ゲームショウ(TGS)2012”の開催概要を発表した。

“東京ゲームショウ2012”

 TGSは毎年秋に開催されている、世界最大規模のゲームイベント。今年の開催期間は、9月20日・21日が関係者向けのビジネスデイで、22日・23日が一般公開日となる。会場は、幕張メッセ1~8ホールと国際会議場。入場料は、一般(中学生以上)当日が1,200円(税込)、一般前売は1,000円(税込)で、小学生以下は無料。

 本日開催された関係者向けの発表会では、CESA会長の和田洋一氏が登壇。今年以降、業界はさらに飛躍すると述べた。その理由は、いち端末のジャンルという特殊なものではなく、すべてのプラットホームで用いられる新しいビジネスモデルにまで昇華された、ソーシャルゲームの存在を挙げた。「これまでにコンテンツの進化はあったが、ビジネスモデルの進化はなかった。これによってTGSも大きな転換期になる」と宣言した。

“東京ゲームショウ2012” “東京ゲームショウ2012”
▲アジアや欧米からの関心も高いソーシャルゲームによって、マーケットがさらに広がると語った和田氏。「とはいえ、すべてのゲームがアイテム課金になるとは思っていません」と、笑いながら付け加えた。▲共催する日経BPの代表取締役社長・長田公平氏。世界規模で市場が生まれているソーシャルゲームやスマートフォンによって、TGSの役割がこれまで以上に大切になるとコメントした。

 今年の開催テーマは“GAMEで笑顔がつながっていく。”。今年の目標は来場者数が昨年よりも多い19万5,000人、出展者数は変わらず180社だという。

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 また“アジアNo.1の情報網羅性”と“世界最大規模のイベント”という中期ビジョンの実現に向けて、BtoB機能の強化と、来場者の満足度向上を掲げた。来場者の満足度向上の具体的な案としては、“公式動画配信チャンネルの設置”、“コスプレ専用エリアの混雑緩和”、“アジアe-Sports選手権(仮)を計画”の実施を挙げた。他には、スマートフォンゲームコーナー/ソーシャルゲームコーナーと、PCゲームコーナーの新設が決まった。

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▲SNSによるプロモーションも強化。FacebookやLinkedIn、Twitterを活用していくという。▲東日本大震災支援活動を今年も展開。出展メーカーにも協力を呼びかけていた。

■東京ゲームショウ2012 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2012年9月20日~21日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2012年9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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