2012年3月23日(金)

『ALIENWARE M14x』がゲーミングノートPCとして適している理由とは

文:電撃オンライン

ノートPCでも満足にゲームができるって知ってた?

 前回の記事では“『ALIENWARE X51』を使ってPCゲームを楽しもう!”と紹介したが、PCを買うなら場所をとらないノートPCのほうが……と考えてしまう人もいるかもしれない。だが、ノートPCでゲームを楽しむには、“ゲームに適した”スペックのノートPCを選ぶ、ということが特に重要となる。

(文/加藤勝明、編集/週刊アスキー、撮影/岡田清孝)


ゲーム用のノートPCを見極める“3つ”のポイント

 デスクトップPCの場合、スペックが不足しているのなら、パーツを交換すれば十分なスペックになるPCが多いが、ノートの場合はスペック不足になったら買い替えるしかない場合がほとんどである。ここでは、ノートPCでゲームを遊ぶために必要なポイントを列挙したうえで、ゲームを遊ぶのに最適な“ゲーミングノートPC”を紹介する。

ゲーミングPCのポイント その1:強力なGPU

 今どきのノートPCだと、5万円前後の製品でもCPUにインテルのミドルレンジモデル“Core i5”や、ハイレンジモデル“Core i7”が採用されていて結構強力ではあるが、ゲームの描画はCPUに内蔵されているグラフィック機能を使う、という製品が結構多い。これはWebブラウザなどで動作するような軽めのゲームは動くが、画質や臨場感を重視したゲームを遊ぶにはスペックが足りない。

 つまり、ノートPCでゲームを満足に遊ぶには、CPUが強力なだけでなく、パワーのあるGPU(グラフィックチップ)が載っている製品が必要というわけだ。3Dゲームを高画質で遊ぶには、ノート用GPUだとNVIDIAの“GeForce GTX 555M”やAMDの“Radeon HD 6850M”が最低ラインといえる。GPU名の数字部分がこれよりも小さいGPUは3Dゲーム用としてはやや物足りないだろう。

▲安さや薄さを重視したノートPCでは、専用GPUの搭載は見送られることが多い。だが、ゲームを楽しむには“GeForce”や“Radeon”といったGPUの搭載は絶対に必要だ。

ゲーミングPCのポイント その2:解像度の高い液晶

 安価なノートPCだと、画面解像度1366×768ドットという、今となってはやや低解像度の液晶を備えているものが多いが、これはゲーム用としてはやや物足りない。もちろんフルHD(1920×1080ドット)が理想だが、高解像度を求めると、今度は本体サイズが大きくなってしまう。本体サイズを抑えつつ高解像度の液晶を選ぶなら、1600×900ドットがベストバランスである。

ゲーミングPCのポイント その3:激しいプレイも可能なキーボード

 ノートPCでゲームをプレイする時は、本体に付属するキーボードとタッチパッドを使うか、パッドコントローラを接続して使うという2つの方法が一般的だ。外付けキーボードを接続するという手もあるが、ノートPCの省スペースの利点がやや損なわれてしまう。このことから、キーボードの作りがチャチなノートPCは絶対に選んではいけない。店頭で実際に触れるなら、キーをしばらく叩いてみて、キーボードが指の力で歪まないか、キートップのぐらつきが少ないかなどをチェックしよう。

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