2012年3月9日(金)
■伏見つかさ先生が書かれたシナリオは原稿用紙何百枚でしょうか?(ヤマヤさん)
伏見:400字詰めの原稿用紙に換算すると、(『俺の妹P続』のみで)およそ1,145枚といったところです。
三木:電撃文庫で考えると超ぶ厚い1冊といったところですね。
■Live2Dなどはパワーアップしていますか?(リッケルトさん)
二見:新しく作り直しているものもあります。
伏見:加奈子などのLive2Dは見ましたが、他のキャラクターはどうなっているんですか?
二見:服が新しくなっていたりしますね。他にはLive2Dの追加モーションをいろいろと調整しています。
伏見:このLive2Dも、作中で1回しか使われていないぜいたくなものもあったりします。
二見:そうですね。Live2Dもそうですが、他にも遊びやすさをメインにいろいろとパワーアップしています。
■京介(中村悠一さん)のボイスが収録量としては一番多いのですか?(とひさん)
二見:そうですね……。
伏見:二見さんが「前作のリファイン版には、モノローグにも(京介の)ボイスを入れます!」と言い出して大変なことになってしまったんですよね。
――こちらも二見さんのアイデアだったんですか?
二見:自分で自分の首を絞めたくなる追加部分ですね、ここは。でも、楽しみにしていてください。
■加奈子は、マンガ家の姉がいるのにどうしてあそこまでオタクを毛ぎらいしているのですか?(ドワルスキーさん)
伏見:加奈子は、きっと大好きなお姉ちゃんにも「姉貴キメェ」と言っています(笑)。オタクはキモいけど、それはそれとしてお姉ちゃんは大好きというスタンスで――もしも桐乃の趣味が彼女にバレたなら、やはり同じような感じになるのではないでしょうか。
■『俺の妹P続』のダウンロード版の発売予定はありますか? また、前作や前作特典『“俺の”妹めいかぁEX いもうとと恋しよっ♪ ぽ~たぶる』のダウンロード版発売予定はありますか?(緑茶さん)
二見:『俺の妹P続』のダウンロード版は発売を予定しています。ですが、『“俺の”妹めいかぁEX いもうとと恋しよっ♪ ぽ~たぶる』のダウンロード版の発売予定はありません。
■こんにちは。 京介のファンなのですが、京介の鈍感さというか、普通は気付くであろことにも気付かないところにイライラしています。彼はいったい何を考えているんですか?(ラヒットさん)
三木:これは、読者の皆さんはいわゆる“神の視点”でご覧になっているからそう感じると思うんですね。京介の知らない部分まで見ているがゆえの感想ではないかと。個人的には、京介はそんなに鈍感ではないと思います。むしろ、高校生にしては周囲の人間の機微をしっかりと見ているほうだと思います。普通だったら、桐乃のピンチに気付いてあげたり、助けてあげたりできないですよ。
二見:そういう意味では、京介は人の心に敏感なタイプですね。
三木:普通だったら、桐乃みたいなアプローチをしても気付いてくれないと思います。それを、「ひょっとしてコイツ、助けてほしいんじゃないのか?」と考えながら行動していますからね。
――原作でも、日向が京介の気配りできるところに驚いたりしていますよね。
三木:ということで、彼なりに結構考えていると思います。
■前作は修学旅行前から夏休みの間のお話という感じでしたが、本作の時間軸ってどうなるんでしょう?(りんつさん)
二見:時間軸は、前作の直後であったり、結構飛んでいたりとルートによってまちまちです。前作の続きという概念はあるのですが、厳密に前作からそのまま続いているのは加奈子ルートぐらいです。ゲーム内の時間は夏をイメージしたものが多いですが、麻奈実は別だったりします。
■あやせは前回懐妊までいっているけど、どうなるんですか? 2人目誕生?(でろにんさん)
伏見:続編ということで、前作のエンディングの続きからだと思ってしまう人がとても多いのですが、正確には“付き合いだした直後”から描かれていきます。
二見:2人目は……わかりません!(笑)
■『俺の妹P続』には店舗特典はあるのでしょうか?(にゃにゃんとさん)
二見:ごめんなさい! 今回は店舗特典の予定はありません。お好きなところで購入していただければ。
■もしご自身が京介だったとしたら、桐乃の性格をどのように感じると思いますか?(Satukiさん)
伏見:執筆する時は、京介に感情移入して書いているので、もちろん京介と同じように感じると思います。ただし、彼のような行動力を発揮できるかというと難しいでしょうね。
三木:京介と同じように感じたり動いたりできるかというと……かなりハードルが高いですね。ひょっとしたら冷戦状態のままかも知れません。
二見:メッチャかわいがると思います!
――二見さんは、前回の座談会で、「ヒロインの中で妹にするなら誰がいいですか?」という質問にも、桐乃と即答していましたよね。
三木:やっぱり二見さんってハードMですよね?
二見:いえ、あの、そういうのではないんですよ。桐乃からシスコンシスコンとののしられそうですが(笑)。
→座談会第3回に続く!
今週到着した映像は、黒猫と京介の会話シーン。私服で現れた黒猫に驚いている京介の様子が収められている。どういうシチュエーションなのか、イメージをふくらませながらご覧いただきたい。
※こちらの映像は開発中のものです。
【次回予告】次回も伏見先生、二見プロデューサー、三木副編集長の3人による座談会をお届けします。第10回では引き続き、今回答えられなかった読者の皆さんから寄せられた質問に答えていく予定です。質問を送ってくれた皆さんは、来週もお見逃しなく!
(C)伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP
(C)2012 NBGI
※記事中のゲーム画像は開発中のものです。
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