2012年3月16日(金)
■伏見つかさ先生に質問します。 ゲームの桐乃義妹エンドを楽しみにしていますが、原作はそれを超える結末になるのでしょうか?(ラッセルさん)
伏見:『俺の妹』のメディアミックス作品にかかわる際には、すべて“打倒原作”を目標にしています。その結果、今作は、プレイしたユーザーが「ゲームが真の結末でいいんじゃないの?」と思っていただけるくらいのものに仕上がったんじゃないかなと。原作の結末はこれから“打倒メディアミックス”を目標に書いていきます!
■沙織姉と加奈子姉を出してください! そしてブリジットちゃんにも出番を!(白猫の宅急便さん)
――香織と彼方についてはすでに第3回で登場することをお伝えしていますが、ブリジットはいかがでしょう?
二見:出番は多くないかもしれませんが登場します!
伏見:いずれ公開するPVにも登場しますので、楽しみにしていてください。
■今回はどこに一番力が入ってるかわかりやすく教えてください。(トロンさん)
二見:全部です! ……ってそれは当然なのですが、やはりシナリオですね。伏見先生には400字詰めの原稿用紙換算でおよそ1,145枚(※『俺の妹P続』のみ)も書いていただいたので、ぜひ楽しみにしていてください。それとやっぱりCGですね。
■DLC(ダウンロードコンテンツ)の有無が知りたいです。(柴犬さん)
二見:ダウンロードコンテンツはありません。
■タイトル長いですね。(ぱこさん)
二見:これは『俺の妹P続』公式Twitter(アカウントは、@oreimo_game)を担当している†宣伝T†が命名しました。
――タイトルの候補はどれくらいあったんですか?
二見:30~40個くらいありました。
伏見:初めてこのタイトルを聞いた時は、「長いな」と思いました(笑)。
三木:僕は“バースト”ではなかったので、ちょっぴり不満でした。
二見:開発上のコードネームは“バースト”なんですよ。
■“週刊 俺の妹P続”、毎週楽しみにしています。前作と同様にキャラ別のPSP用の壁紙を配信してもらえるとうれしいです。特にあやせはヤンデレ顔じゃない方向で……。(よっしーさん)
二見:これはもう、特集担当のてけおんさんが決めてください。
――わかりました。デザイナーと相談します!
二見:やっぱりヤンデレ顔はツッコまれましたね。前回の特集の時に「ヤンデレ顔は止めたほうがいい」と言ったんですが(笑)。
――もしも作るようなら、笑顔のあやせを壁紙にします(笑)。
■一番楽しみにしてるのは加奈子シナリオ。最初にプレイするのも加奈子シナリオ。どんなカワイイ加奈子が見られるのかすごく楽しみです。(CE3104さん)
伏見:楽しみにしていてください! サンプルROMでエンディングまでプレイしてみましたが、すごくカワイかったですよ。自信を持ってオススメできます!
▲伏見先生が自信作だという加奈子ルートのシナリオ。いつもツンケンして歯に衣着せぬ加奈子と、どうイチャイチャできるのだろうか? |
――それでは、こちらが最後の質問になります。
■制作中の苦労話、大変だったポイントを教えてください。
伏見:“オススメのシナリオは?”という質問でも話しましたが、今回はほとんど苦労していません。楽しんで書かせていただきました。
三木:やはり小説よりもボリュームがあるので、監修は大変でした。伏見さんじゃない人が書いたシナリオを、どうやって伏見さんのクオリティに近付けるか苦労しましたが、勉強にもなりました。「このキャラの魅力ってなんだろう?」というのを改めて分析して、説明しなければならなかったので。
伏見:他の作家さんにゲーム化についての心構えを聞かれたら「三木さんに全部任せておけば大丈夫だよ」と言おうと思います(笑)。
二見:僕らはキャラクターをお借りしている立場ですので、やはりシナリオに頭を悩ませました。伏見先生や三木さんに助けていただきながらの作業でしたが、やはりその部分が苦労しました。本当は、全部と言いたいところですが。
――長時間ありがとうございました! それでは最後に、発売を待っているファンにメッセージをお願いします。
二見:まずは、お待たせすることになってしまって申し訳ありません! 伏見先生や三木さんにいろいろとご協力いただきつつ、ゲームを作っているスタッフは本当に楽しく作っています。それが少しでも伝わることを願っています。もうしばらくお待ちください。
三木:原作小説が好きで、「京介とこの女の子が付き合ったらどうなるんだろう?」と妄想をついしてしまうファンの皆様にはきっと楽しんでもらえるはずです! だって、原作ではなかなかできないことだもの! とは言え、原作があるからこそifルートが楽しめるんですよね。ですから、『俺の妹』が好きで、いろいろと想像をふくらませて楽しんでいる人は、発売されたらぜひ遊んでください。
伏見:決して多くない時間の中で、ベストを尽くせたと思います。二見さんは“1.8倍”とおっしゃっていましたが、個人的には前作を超えることができたという手応えがあります。
今週到着した映像は、座談会で伏見先生が自信アリと言っていた加奈子ルートのもの。会話から察するに、あやせに埋められた後の一幕のようだ。どれだけイチャイチャしているのか、こちらのムービーで確認してもらいたい!
※こちらの映像は開発中のものです。
【次回予告】全3回にわたって伏見先生、二見プロデューサー、三木副編集長による座談会をお届けしましたが、いかがでしたか? 次回は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない iP』を紹介しようと思います!
また、3月18日に秋葉原ベルサールで開催されるイベント“ゲームの電撃 感謝祭 2012”に桐乃?さんがいらっしゃるようですよ。登場スケジュールは以下の通り。
■『俺の妹P続』宣伝隊長桐乃?さん、ゲームの電撃 感謝祭にも登場!■
【時間】15:00~15:30、16:15 ~ 16:45
【場所】“ゲームの電撃 感謝祭 2012”バンダイナムコゲームス出展ブース付近
そして、事前応募なしでも観覧できるステージイベント“バンダイナムコゲームススペシャルステージ”では、伏見先生、二見プロデューサー、三木副編集長のトークが楽しめますので、興味がある人は来てくださいね! ステージイベントの情報は、こちらをご覧ください。
(C)伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP
(C)2012 NBGI
※記事中のゲーム画像は開発中のものです。
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