2012年5月22日(火)
【電撃2K GAMES #01】その選択、正しいの? キビしすぎる選択に胃が痛くなるTPS『スペックオプス ザ・ライン』の魅力を追求!
アナタは自分のモラルに自信を持っていますか?
「自信? 当然あるよ!」とビシィっと言える皆さんもそうでない方も、まずは下の問いかけを考えてみてください。
あなたは難民を救出するためとある国に来た軍人だ。目の前では仲間の兵士と無力な難民がそれぞれ敵兵に襲われ重傷を負っている。あなたの手には拳銃。しかし残弾は1発。さて、どちらを助ける?
選択肢は2つですが、人によっては「その3 逃げるんだよォォォーッ!」「その4 ハンサムなので突如両方助けるアイデアがひらめく」のようなケースもあるかもしれませんが、ひとまず2択でお考えください。あ、特殊能力もナシで。いきなりヘンな問いかけからスタートさせてもらいましたが、こうした問いかけを考えることこそが、この記事で紹介するアクションシューター『スペックオプス ザ・ライン』のテーマをわかりやすく意識できると思ったからです。「実感できないし想像しにくいよ」という方は、下の状況で考えてみてもオッケーですよ。
あなたの目の前で、大切な肉親と最愛の恋人が高い崖から落ちそうになっている。あなたが手を伸ばせば助けられるだろう。しかし1人が限界。さて、どちらの手を取る?
決断までに20秒以上かかってしまったアナタ! 残念ですが、どちらも救えません。アナタにできるのは、敵兵に殺される2人or崖下に落ちていく2人を悲しく見つめるだけです。とはいえ、この状況では選べなかったとしても不思議じゃありませんので、ご安心(?)ください。
この問いかけのように、正解がない状況でどうするか? そこで重要になるのが、自分にとってのベターな答えを出すための“判断の境界線”すなわちザ・ラインです。そして、これこそが本作のテーマになるのです。
戦場という常に張り詰めた状況下を舞台にした『スペックオプス ザ・ライン』には、人として葛藤する場面が物語のそこかしこに用意されています。戦場を舞台にしたゲームでは、上官からの命令や敵に追い込まれてしまい仕方なく……など、自分の意志とは関係なく行動するケースが多いですが、本作ではプレイヤー自身のモラルに基づく決断が展開を左右するのです。どうです? ちょっと興味がわいてきませんか? お腹も痛くなりそうですが!
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▲本作では、戦場での不条理な選択は主人公=プレイヤーの判断に委ねられ、あなた自身のモラルが試されます。時には上の例題のように、どんな決断を下したとしても後味の悪い選択を迫られるケースも。 |
[ゲーム概要]このイカれたドバイへようこそ!
[ザ・ライン 1:任務]俺たちは殺すために来たわけじゃない!
[ザ・ライン 2:選択]人の命を天秤にかけるということ
[ザ・ライン 3:決断]真に問われるのはあなた自身のモラル
→Welcome to this crazy town!
中東の近代都市・ドバイが一転して無法地帯に……。(2ページ目)
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