2012年3月28日(水)
日本マイクロソフトは27日、東京・品川の本社オフィスに報道関係者を集め、4月5日に発売予定のKinect専用タイトル『Kinect: スターウォーズ』の体験会を開催した。
2010年6月のE3で発表されて以来、Kinectのキラー・タイトルとして名を連ねていた本作。これまでにも何回か体験する機会があった本作だが、発売に向けてどういった部分がブラッシュアップされてきたのかをお伝えする。今回プレイできたのは、『Kinect: スターウォーズ』のゲームモードである“ジェダイ デスティニー「ダークサイドの台頭」”、“ギャラクシー ダンス”、“ランコア ランページ”、“ポッドレース”の4つ。まずはメインモードとも言える“ジェダイ デスティニー「ダークサイドの台頭」”から紹介しよう。
▲ジェダイ・パダワンとなって映画の舞台にもなった惑星を戦っていく“ジェダイ デスティニー「ダークサイドの台頭」” | ▲ランコアになって暴れまわる“ランコア ランページ” |
▲映画のワンシーンであるポッドレースを実現した“ポッドレース” | ▲まさかの人物達と一緒にダンスを楽しむ“ギャラクシー ダンス” |
▲今回はプレイできなかったが、1対1で戦う“デュエル オブ フェイト” |
プレイヤーはジェダイの見習いであるジェダイ・パダワンとなって、さまざまな舞台で戦う。今回プレイできたステージは、ウーキー族のチューバッカの出身地である森林惑星キャッシークで戦うステージ。ゲーム自体は決められた道筋どおりに進行していくレールタイプを採用している。
プレイし始めて真っ先に感じたのは、プレイヤーの動きに対して、画面内のキャラクターの反応がとてもよくなったこと。以前までのバージョンでは、手や足の動作にキャラクターがついていっておらず、はっきりと遅延を感じられる様子だった。しかし、今回のバージョンでは遅延自体はややあるものの、動きを補正してくれているのか、思ったように動けると感じられた。
また、足を一歩前に出した時の前進行動が気持ちよく、“飛んで行く”という表現が正しく思える。さらに敵の方向にすっ飛んで行ってから、ライトセーバーを振れば、周りにいる敵もまとめて薙ぎ払ってくれる。これは気持ちがいい。
▲目の前にいる敵を蹴るなんていう動作も可能。これがなかなか気持ちがいい。しかし、自宅でやる時は周りに注意したいところ。 |
ただし、すっ飛んで行ってただライトセーバーを振っていれば、それだけでクリアできるという単純なものではない。敵の中にはこちらの攻撃をきっちりとガードして反撃をしてくる敵もいる。その際は、左右へのかわしに加えて、背後への周り込みを駆使することで、相手の攻撃の隙を突いて攻撃することができる。こういった正面からの攻撃が通用しない相手と戦うと、意外とあっさり倒されてしまうが、その場ですぐにリトライできるのでストレスは少ない。
なお、ステージの途中ではジャンプによる移動や、フォースによる吹き飛ばしなどを使う場面が多くあるが、その場で取るべき行動が画面の左に動作として表示されているので、迷うことは少ないだろう。
なお、会場には『Xbox 360 320GB Kinect スター・ウォーズ リミテッドエディション』本体も展示してあった。会場に居合わせたスター・ウォーズ好きの記者に聞いてみたところ、細かいところでマニアに刺さるこだわりが感じられるという。その一端が、本体背面にある“Industrial Automation”のロゴや、ディスクトレイに書かれた一文だという。また、R2-D2仕様の動作音や青と白に彩られた本体カラーなど、隅々に限定版としてのプレミアム感が感じられる出来となっている。3月27日現在で予約できるところは少ないかもしれないが、店頭でデモ機を見かけたらぜひ見てみてほしい。
▲コントローラもC-3PO仕様で金ピカに仕上がっている。 | ▲この一文にピンと来る人はなかなかのスター・ウォーズ好き? |
LucasArts, the LucasArts logo, STAR WARS and related properties are trademarks in the United States and/or in other countries of Lucasfilm Ltd. and/or its affiliates. (C) 2012 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. All rights reserved. Microsoft and the Kinect logos are trademarks of the Microsoft group of companies.
データ
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