2012年3月28日(水)
ディースリー・パブリッシャーから発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『マージャン★ドリームクラブ』。そのプロモーション映像の撮影現場にお邪魔して、出演声優と開発を手がけるドリームエックスクリエイト代表にインタビューを行った。
本作は、同社の恋愛SLG『ドリームクラブ』シリーズに登場する、13人のホストガールと本格4人打ち麻雀が楽しめるソフト。ホストガールが滑らかなモーションで麻雀を打ち、おしゃべりをすることで、隣に座っているような距離感での対戦を楽しめる。1人で楽しむ要素に加えて、オンライン通信による対戦プレイも用意されている。
プロモーション映像の収録現場に登場したのは、るい役の原田ひとみさん、アイリ役の児玉明日美さん、あすか役の廣田詩夢さん、受付役の平田真菜さんの4人。代表から届いた招待状によって集まった一同は、麻雀のレクチャーを受けた後、2人ずつでペアを組み、豪華景品をかけて代表&CPUと対戦するという内容だった。詳細は先日掲載した映像をご覧いただきたい。
▲対戦に臨む前のメンバー。やる気は十分のようだ。 |
インタビューは撮影終了後に行った。先日公開されたPVについてや麻雀についてお聞きしているので、ぜひPVを確認した後に楽しんでほしい。なお、インタビュー中は敬称略。
――まず最初に、プロモーション映像の撮影を終えた感想をお願いします。
▲原田さん。 |
原田:お話しをいただき、撮影が始まった時から、代表の長い茶番だったという感想です(笑)。収録自体は、顔なじみである同じ事務所の4人で、和気藹々(あいあい)と気楽にやれたと思います。
代表:……。
廣田:いっぱい動いて疲れました……。ゲームの収録なのに、おかしいと思いました。
児玉:机から離れたり大声出したりしてましたもんね。
廣田:顔なじみのメンバーな上に、キャラも知っているので気を使わないはずなのに、収録前と後では疲労感が違って……私はPureだと思いました。
原田:自分で言うのかい!(笑)
児玉:顔を知っていて話をしたことがある人ばかりなので、安心感を持って撮影に臨めたのですが、いかんせん麻雀のことがわからなすぎて、覚えるのに必死でした。ルールを覚えたら、皆でプレイしても和気藹々と遊べるのではないかと思いました。そんな状況の中でも、通信対戦が魅力的であることは感じましたね。
平田:私はコンピュータ麻雀は比較的やっていたのですが、リアル麻雀はやったことがないので対人戦に弱いんです。今日初めて、タッグを組んで話しながらやることの大変さと、楽しさを知りました。他の人の会話を聞いても、初心者なので理解できず、こういうのもアリだと思いましたね。あと、動画撮影に慣れていなくて緊張していたのもあって、麻雀にのめり込んでやってしまいました。
――麻雀を初めて打つという方が多かったのですが、これまでに抱いていた印象と撮影後の印象をお願いできますか?
原田:私の周りにも麻雀をする人はいるんですが、難しそうという印象しかありませんでした。いろいろな現場で麻雀の役をアフレコしているのに、未だにわからず、覚えられる気がしなくてやる気になりませんでした。その状態からスタートして、表に書かれたいろいろな役を見ながらプレイしようと思ったんですが、そもそもその紙を見る余裕がなかったです!
一同:わかる、わかる!
平田:(制限時間の)10秒短い!
※オンライン対戦時には制限時間が設定されている。その時間を越えると、選んでいる牌を捨ててしまうため、時間内に自分自身で捨てる牌を決める必要がある。
原田:絵柄を確認しないと牌の組み合わせがわからなかったので、それに必死でした。撮影前は「難しそう」という印象で、撮影後は「難しかった!」というのが素直な感想です。ただ、やっているうちに「こうしたらいいのか?」というのがなんとなくわかったような気がしたので、もうちょっと続けてプレイしていけば、徐々に覚えられそうでした。
▲廣田さん。 |
廣田:撮影前に、控室で遊んでいた時は冷静にできていたし、普段からカードゲームをやっているので記憶するのは得意。「皆初めてだし、手加減しといてやろう!」とあまり話を聞いていませんでした。
原田:「手加減してやろう」っていう上から目線がすごいよね。
廣田:だって、皆ゲームとかやらないでしょ? なのでできると思ったし、(練習の時にプレイしたモードは)制限時間がなかったので「余裕でしょ」と思っていました。ですが、予想外の展開ばかりで、撮影後はすごく疲れました。「キャラクターがカワイイ!」とか余裕ぶれると思ったんですが、全然できず悲しいです。
児玉:撮影前は、私も難しいものだと思っていました。ましてや役の書かれた紙をもらっても、何が何かわからない。ゲームプレイを見て学んだり、教えてもらった時に必死になって覚えようとしたりしたのですが、自分でいざやった時は画面のカウントダウンの「チッチッチッ」っていう音に追われて、何も考えられなくなりました。
廣田:あれはテンパる! 本当にダメ!!
原田:うちのセコンド(応援モード時の選択キャラ)が魅杏ちゃんだったから「早くしなさいよ!」って言われるのも、プレッシャーでした。
廣田:あれはぶっちゃけむかつきます! 「巻け、巻け」とか言われると「うーーー!」ってなる。
平田:魅杏は上級者向けのキャラなのかもねえ。
児玉:正直、私もイラッとしましたけど(笑)、この子たちも私のためを思って言ってくれていると思って、プレイしました。撮影後には、何回もやらないと楽しめないことと、プレイを続けるうちに愛着がわき「また言っているよ」っていう余裕が生まれるだろうという2つを思いました。
――あせる児玉さんに、平田さんが冷静に突っ込みを入れていたように感じましたが、いかがですか?
▲児玉さん。 |
児玉:横から「コレはこうです!」って言っていただくたびに、「おーー! 受付ちゃんだ~!!」って思いました。
廣田:キャラクターボイスをやる余裕がすごい!
児玉:「なんだ、この余裕は!」って驚いた後に、思わず関西弁が出てしまいました。
平田:出てましたね(笑)。
児玉:私も見習おうと思ったのですが、「無理無理! 目の前のことで必死!」という感じだったので、尊敬しましたね。
平田:いろいろな麻雀ゲームをやってきて感じたのは、代打ちシステムは欲しいということ。代打ちしてもらうと、次に何をしたらよかったのかがわかるので、勉強になるんですよ。
廣田:コメントがプロっぽい!
▲平田さん。 |
平田:コンピュータ麻雀ゲームが好きでいろいろとやったからね。それこそ、マイナーな作品までやっているので。代打ちシステムが搭載されているのは珍しくないのですが、応援キャラが「こういう役をやってはどうですか?」とすすめてくれるのは初めての体験だと思いました。さっき遊んでいる時に「これは、三暗刻(サンアンコ)狙ったらどうですか?」って言われて、「なるほどね」って思いました。あとは「断ヤオ(タンヤオ)が伸びるかな」とか役まで細かく指定してくるのはすごいと思います。
児玉:それを聞ける余裕がすごいですよね。カウントダウンの音に追われて、何もできませんでした。
平田:チュートリアルも一生懸命しゃべりました。全部読めば麻雀がちゃんとわかると思うので、飛ばさずにぜひ聞いていただきたいです。
(C)D3 PUBLISHER
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