2012年4月3日(火)

黄昏の時代で姉妹の物語が紡がれる――『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』は6月28日発売

文:電撃オンライン

 ガストは、PS3用ソフト『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』を6月28日に発売する。価格は通常版が7,140円(税込)で、プレミアムボックスが10,290円(税込)。

『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』
『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』

 本作は、同社の人気RPG『アトリエ』シリーズの最新作。世界観を刷新し、滅びに向かう世界で錬金術を忘れた人々の暮らす“黄昏の時代”が描かれる。主人公・アーシャなどのキャラクターデザインは、イラストレーターの左さんが担当している。

 先日行われたイベント“ゲームの電撃 感謝祭 2012”で、存在があきらかになった本作。そのストーリーや世界観、登場キャラクターが公開された。

● ストーリー紹介 ●
~約束が、始まる~

 幾度目かの黄昏の時代が始まり、再び何度目かの慎ましやかな生活が取り戻されつつある世界の、とある一地方。そこには、国家のような統治された組織はないものの、人々が手を取り合って暮らしていた。

 その中に、人里離れたアトリエで薬を作って生計を立てている、1人の女の子がいた。彼女の名前はアーシャ。以前は祖父と妹の3人で暮らしていたが、数年前に祖父が他界。妹も行方不明となってしまい、今はペットの“うし”がいるだけで、天涯孤独の身となっている。

 妹がいなくなってからしばらくは失意の底にいたアーシャだったが、祖父のころから取引している旅の商人の協力もあり、新たな生きがいを見つけて立ち直るのだった。

 そして、哀しみの記憶も少しずつ薄れ始めていたころ。いつものように薬の材料を探して、アトリエ近くの遺跡に出かけたアーシャは、いなくなったはずの妹の姿を見かけることになる。

 妹が生きていて、世界のどこかにいることを知ったアーシャは、すぐさま妹を探すために旅立つことを決意する。手がかりは何もないし、何をすればいいかもわからない。ただこの世界のどこかで、妹と再会できることだけを信じて。

● キャラクター ●

黄昏の大地で1人生きる少女
アーシャ・アルトゥール

『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』

CV:井上麻里奈
Age:17
Blood:A
Height:157cm
職業:薬士、のちに錬金術士

 人里離れた平原にぽつんと建ったアトリエに、1人で住んでいる女の子。平原に生えた薬草や珍しい植物を採り、薬を作って生計を立てている。

 数年前に行方不明になった妹が生きていることがわかり、妹を探して黄昏の世界を巡る旅に出ることを決意する。



黄昏に消えた少女
ニオ・アルトゥール

『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~』

CV:伊瀬茉莉也
Age:13
Blood:A
Height:148cm
職業:家事手伝い

 アーシャの妹。数年前に、アトリエの近くの遺跡で行方不明となる。姉想いの妹で仲もよく、毎日のように薬の材料の採集を手伝っていた。行方不明になったのも、1人で薬草の採集に出かけていた時のことだった。

 その後、なんの手がかりもなく時間だけが過ぎ、アーシャが悲しみから立ち直りかけてきたころに、世界のどこかで生きていることが判明する。

● キャラクターモデル ●

 イラストの再現したキャラクターの3Dモデルは、さらに進化。左さんのやわらかく、温かみのあるイラストの空気感を見事に表現していることにも注目したい。

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次のページで世界観やシステムを紹介!

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データ

▼『アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~オリジナルサウンドトラック』
■発売元:ガスト
■品番:GUSTCD-10007~9
■発売日:2012年6月27日
■価格:3,675円(税込)
▼『Twilight Hour アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ボーカルアルバム』
■発売元:ガスト
■品番:GUSTCD-10010
■発売日:2012年6月27日
■価格:2,415円(税込)

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