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2012年3月31日(土)

『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』の強さでも学歴がモノを言うのか!? “CALL OF DUTY 東京6大学対抗戦”イベントレポ

文:電撃オンライン

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■決勝戦進出はチーム早稲田と学問のススヌ! まさかの早慶戦が実現!!

 決勝戦に進出したのは、早稲田大学代表のチーム早稲田と、慶應義塾大学代表の学問のススヌ。決勝戦がまさかの早慶戦となり、両チームはこれまで以上に対抗意識を燃え上がらせる。

 決勝戦は、ゲームルールが異なる1ラウンド3本勝負となり、2本先取したチームが晴れて優勝となる。

■決勝戦 第1試合:TEAM DEATHMATCH

 第1試合のゲームルールは、1ラウンド10分、ゲームモードはTEAM DEATHMATCH、マップはDOME、スコアリミットは7500pts。

 マルチプレイ対戦で一番狭いマップなため、開幕から激しい銃撃戦に。これまでの試合から、個人技の強さが目立っていたチーム早稲田が有利なゲームルールかと思われたが、序盤でリードを取ったのは学問のススヌ。そのままリードをキープし続け、第一試合は学問のススヌが勝利した。

決勝戦 第2試合:DOMINATION

 第2試合のゲームルールは、1ラウンド20分、ゲームモードはDOMINATION、マップはRESISTANCE、スコアリミットは200pts。エリアを制圧するためのチームワークが求められるが、エリア近辺では敵味方が入り混じった状況が発生するため、個人技もかなり重要となる。

 序盤でリードを取ったのは、またもや学問のススヌ。まさか、2本目で終わってしまうのかと思いきや、ほどなくしてチーム早稲田が逆転。DOMINATIONは得意なゲームモードだというチーム早稲田。ポイントAとCを制圧し、学問のススヌをジリジリと引き離していく。

 終盤でポイントAの奪取に成功し、ポイントAとBの制圧で巻き返しを図る学問のススヌであったが、10pts差まで詰め寄ったところでチーム早稲田にポイントAを取り返されてしまい、そのままチーム早稲田が勝利した。

■決勝戦 第3試合:KILL CONFIRMED

 第3試合のゲームルールは、1ラウンド10分、ゲームモードはKILL CONFIRMED、マップはUNDERGROUND、スコアリミットは65pts。

 両チームとも守りには入らず、攻めの姿勢で大乱戦の流れに。もはや、観戦カメラからでは、どちらが優勢なのか見て取ることは難しい状況である。スコア画面を追って見ると、序盤で学問のススヌがリードを取っており、その差が詰まらぬまま両チームともポイントが加算されていっているという状態のようだ。

 この流れを変えるために、チーム早稲田は攻め方を変えたのか、はたまた焦りが生じてしまったのか、中盤でポイントの差が広がってしまう。最終的には、46pts対65ptsで学問のススヌが勝利し、みごと優勝の座を獲得した。

 “CALL OF DUTY 東京6大学対抗戦”決勝トーナメントの結果は、優勝が慶應義塾大学代表・学問のススヌ。準優勝が早稲田大学代表・チーム早稲田。第3位が東京大学代表・Sky!=any1’s」とニコニコ動画代表・一般選抜チームとなった。「高学歴はゲームの成績も優秀なのか?」という疑問の答えは出なかったが、東京6大学のFPSのレベルはかなり高いということは証明された。

 井上さんによると、現在国内での『コール オブ デューティ』シリーズのメインユーザー層は18~24歳だという。一昔前の国内ではマイナージャンルであったFPSが、若いゲーマー層を中心に広がりつつあることを、改めて実感できるイベントであった。

(c) 2011 Activision Publishing, Inc. Activision, Call of Duty and Modern Warfare are registered trademarks of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners. All rights reserved.

データ

▼『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3(字幕版)』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2011年11月17日
■価格:オープン

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