カプコンから、5月24日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『ドラゴンズドグマ』。そのプレス向けプレゼンテーションが開催された。

　『ドラゴンズドグマ』は、ファンタジー世界を表したオープンワールドを舞台に、冒険を体験できる新作ACT。ち密なグラフィックで描かれた広大なオープンワールドは、命が吹き込まれたようにリアルな生物たちが生息し、プレイヤーは多彩なアクションを駆使して戦いを楽しめるという。

▲小林プロデューサー

　小林裕幸プロデューサーは、まずは職種（ジョブ）を紹介。本作には全部で9つのジョブがあり、プレイヤーはゲーム開始時にファイター、ストライダー、メイジから選択することになる。会場では、街にある“宿屋”で転職する様子を確認できた。転職は宿屋の店主に話しかけて、“ジョブポイント”を消費して行うようだ。

　続いて、転職して装備がなくなったファイターの装備を買うために、“武器屋”に向かう。職業ごとに武器や防具があり、数はゲームの進行とともに増えていく。インナーやアウターが用意されていて、さまざまなコーディネイトを楽しめるという。

　この装備は外観に反映されるだけでなく、“重さ”という概念が存在。装備しすぎて重くなるとスタミナの減少が早くなったり、行動が重くなったりと影響するようだ。武具は、お金と素材を消費して強化可能。必要な素材は、フィールド上やモンスターを倒した時に入手できる。

▲スキルの装備は、PS3版が□/△/○ボタン、Xbox 360版がY/X/Bに割り当てられる。武器、職業によって異なるため、かなりの数があるようだ。		▲ファイターのアクション“つかむ”、“投げる”を使うことで、さまざまな行動ができる。味方のポーンをつかんで空中に放り投げれば、空中のモンスターを攻撃可能だ。

　ゲーム中にいるNPCは、24時間行動している。それぞれに好感度があり、会話やプレゼントなどでアップさせることができるという。逆に、キャラクターに暴力をふるうと好感度がダウンする。

▲市民を攻撃すると、衛兵によって牢獄にぶち込まれてしまう。保釈金を払えば牢から出られるが、身ぐるみははがされてしまう。

　“理髪店”では、主人公とメインポーンの外観を変更できる。お金を払えば、自由にエディットし直せる仕組みとなっている。メインポーンは外観に加えて、性格や口調を変更することも。変更は会話形式で描写され、選択肢から希望する行動をチョイスすることになる。

▲主人公やメインポーンは、外観のカスタマイズが可能。メインポーンは、性格や口調も変えられる。

▲街にいるポーンは、話しかけることでパーティに起用できる。ゲーム中には約1万人のポーンが用意されているというので、スキルやモンスター知識などを確認して、メンバーに加えてみては？

　本作のキモである、アクション要素の解説に突入。操作キャラクターを切り替えてストライダーに戻して、ゴブリンの集団と戦うことに。主人公にあわせて、ポーンたちもドンドン攻撃を加えていく。途中では、ポーンがゴブリンをはがいじめにしている間に、攻撃を加えるという連係も見られた。

　続いて、サイクロプスとの戦闘に突入。丘の上からサイクロプスを見たポーンは、「ゴブリンにしては大きいですね」とコメント。各キャラが持っている、モンスターの知識が反映されるようだ。

　ストライダーはサイクロプスの体をよじ登り、頭部に到達。そのまま弱点の目を攻撃していた。他にも、他の個体では頭部に登り、かぶっていた兜を脱がせる様子も見られた。

　ストライダーの攻撃には、火のエンチャントが付与されていた。油瓶を投げつけてサイクロプスの体に油を付けてから攻撃をすると、メラメラと燃えあがる。このようにアクションを組み合わせることで、より効果的な攻撃を行える。モンスターごとにアイテムを準備したり、持っているアイテムを駆使して戦ったりできそうだ。

　本作でのゲームオーバーは、主人公が死んだ時になる。ポーンがやられると行動不能になるが、近づいてボタンを押せば復活する。そのために「アクションが苦手な人でも、ポーンに戦わせて自分は支援に回ることもできる」と小林さんは説明していた。

　2体のサイクロプスを撃破して、クエスト達成となった。『ドラゴンズドグマ』では、ゲーム中にいつでも記念撮影が可能。小林さんは倒したサイクロプスをバックに記念撮影を行った。この写真はコミュニティ機能“Pawn Community”にアップすることができる。

　“Pawn Community”では他にも、他プレイヤーのポーンを検索できる。PS3版はTwitter、Facebookのアカウントを所有している人、Xbox 360はFacebookのアカウントを所有している人が、公開情報を共有可能だ。ポーン検索は、ゲームメニューからだけではなくWebサイトからも可能なので、「移動中に携帯電話で行うといったこともできます」とアピールしていた。

　続いて、質疑応答のコーナーがスタート。話題作ということで、集まった報道陣からさまざまな質問が上がったので紹介する。

次のページで質疑応答をお届け！

(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.

データ

関連サイト

• 『ドラゴンズドグマ』公式サイト