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2012年4月13日(金)

TCG界に旋風を巻き起こしている『三国志大戦トレーディングカードゲーム』でセガスタッフと対戦してみました!

文:電撃オンライン

『三国志大戦トレーディングカードゲーム』

 セガから発売されている『三国志大戦トレーディングカードゲーム(以下、三国志大戦TCG』)』。本作のスターターデッキを使って、セガのスタッフと電撃オンライン編集部が対戦を行ったので、その模様をお届けする。

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 セガの大人気アーケードゲーム『三国志大戦』をモチーフにした『三国志大戦TCG』。3月初旬の第1弾スターターデッキの発売から約1月、現在ではデッキを拡張するブースターパックも発売されており、全国で数々の大会が開催されています。

 誰にでもわかりやすいシンプルなルールながら、アーケード版『三国志大戦』のテイストを存分に残した戦略性の高さをあわせ持ち、さらに全カードが描き下ろしでコレクション要素までバッチリという、今もっとも熱いと言っていいTCGです。

 そんな『三国志大戦TCG』で、セガさんのスタッフとの対戦企画が持ち上がりました。なんでも、魏・蜀・呉のスターターデッキを使って3on3で戦い、勝ったぶんだけ読者プレゼントをもらえるとのこと。これは避けて通るわけにはいかない!

 というわけでTCG大好きのカネキング、アーケード版『三国志大戦』をプレイしていたkbj、そして筆者カワカミ(ライター)の3人でセガさんのスタッフを迎え撃つことになりました。

■ルールと、各デッキの特徴

 まず『三国志大戦TCG』の細かいルールについては、掲載済みの体験レポートをご覧ください。ざっくり言ってしまえば“武将”を配置して“兵隊”や“計略”で援護しつつ攻撃し、7枚ある相手の“城壁”をすべて破壊した後に、さらに一撃を与えれば勝ちです。ルールは本当に簡単で、他のTCGを遊んでいる人なら一目で、まったくTCGを遊んだことがないという人でも2、3ゲーム遊べば理解できるはずです。なので『三国志大戦』は好きだけどTCGは……という人もどんどん遊んでみてください。

 では、次に魏・蜀・呉それぞれのデッキの特徴を見ていきましょう。

 まず魏ですが、最大の特徴は計略カードの《看破》でしょう。『三国志大戦TCG』では、戦いの行方を左右する2つの大きな要素があります。1つは武将の強さであり、もう1つはそれを援護する計略の存在です。

 《看破》はその計略を打ち消し、無効にする効果を持っています。簡単に言えば「こっちは好きに計略を使うけど、そっちの計略が成功するかしないかは、僕が決めるよ!」というカードですね。これにより、対戦相手はつねに不自由な戦いを強いられることになります。

 その他にもカードを引き、捨てて手札を調整する、相手の武将を手札に戻すなど、トリッキーな効果を持つカードが多いのも魏のポイントです。また、武将カードでは騎兵が多ければ多いほど力を発揮する《曹仁》と“無双連撃”時に確実に城壁を攻撃できる《于禁》が注目カードですね。単純な武力の数字で見ればそこそこですが、相手を翻ろうし、自分のペースに引きずり込む強さを持っているのが魏デッキです。

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 次に蜀ですが、蜀のテーマはとってもシンプルで、高い武力を持つ武将で相手を圧倒するというものです。同コストの武将カードに比べて頭一つ抜けて高い武力を持つ《糜芳》や、攻撃時にモリモリとパワーアップする《陳到》などが主力となります。

 また、蜀の特徴としては“貫通”があります。通常、戦闘で相手の武将を倒した場合、城壁には何も影響しませんが、貫通を持つ武将はその時城壁に1ダメージを与えることができます。パワーで上回っているうえに、相手の時間稼ぎは許さない、それが蜀のポイントです。

 そんな蜀の英雄とも言えるのが《趙雲》です。《趙雲》は“奇襲”という配備されたターンすぐに攻撃できる速攻の持ち主で、さらにその時手札を1枚捨てることで、好きな武将に攻撃を仕掛けられます。武将によるぶつかりあいがメインとなるこのゲームで突然現れ、ほぼ確実に武将1体を撤退させてしまう《趙雲》の強さは特筆に値すると言えます。こざかしい計略など力で突破してしまう、3つのスターターデッキのなかでも蜀はもっともパワフルなデッキになっています。

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 最後は呉です。呉は、スターターデッキに登場する他の2勢力に比べると、やや受け身なデッキになっています。武力こそ高くないものの、戦闘せずにダメージを与えられる“ため計略”を持った武将が多く、弓での攻撃を得意とする呉の特徴がよく再現されています。

 “ため計略”は、次のターンまで疲弊状態になってしまうので隙を作ってしまうと思われがちですが、無双連撃を使うことで即座にため計略を発動させるというテクニックにより、一方的にダメージを与えられるタイミングも少なくありません。特に《韓当》や《虞翻》などのため計略を無双連撃できれば、一気に有利になれることでしょう。

 《陸績》のようなカードを引く能力を持つ武将もいるため、“無双連撃”をしても手札が減りにくいというのもポイントです。また、弓兵の数次第ですが蜀の《趙雲》よりも一方的に武将にダメージを与えられる《太史慈》や、“ため計略”で疲弊状態になった武将を守れる《黄蓋》など、デッキ全体で力を合わせるという印象が強く、3つのスターターデッキの中でもっともテクニカルなデッキになっています。

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(C)SEGA

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データ

▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム 第2弾ブースターパック』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年6月28日
■価格:1パック9枚入り 330円(税込)
▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム 第1弾ブースターパック』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月29日
■価格:1パック9枚入り 330円(税込)
 
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■『三国志大戦 トレーディングカードゲーム 第1弾ブースターパック』1パックの購入はこちら
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▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 魏』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月8日
■価格:1,200円(税込)
 
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Amazon.co.jp
▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 呉』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月8日
■価格:1,200円(税込)
 
■『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 呉』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 蜀』
■メーカー:セガ
■発売日:2012年3月8日
■価格:1,200円(税込)
 
■『三国志大戦 トレーディングカードゲーム スターターデッキ 蜀』の購入はこちら
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