2012年4月16日(月)
今夏に稼働を予定しているスクウェア・エニックスのアーケード用ゲーム『ガンスリンガー ストラトス』。本作を体験した4人のプレイヤーによる座談会をお届けする。
本作は、“オンラインマルチ対戦型ダブルガンアクションゲーム”と銘打たれた、アーケード用の完全新作タイトル。2丁のガンコントローラを用いて、渋谷や難波などの実際の都市を再現したフィールドで戦う、対戦型のガンACTだ。ネットワークを通じて、最大4人対4人の対戦ができる。
先日から、『ガンスリンガー ストラトス』をいち早く体験できるイベント“ガンスリンガー ストラトス(β)”が行われている。今回、閉店後に時間をもらい、電撃オンラインのスタッフが本作を体験したので、その感想を座談会形式でお届けする。なおプレイは4月6日に行い、その時点のバージョンをもとにした感想となる。
野村一真……攻略本から雑誌と、さまざまなゲームを見てきた電撃オンラインの副編集長。かつては『バーチャファイター3』や『3tb』のビートライブ杯で優勝したことも。アーケードゲームは『アイスクライマー』のころからたしなんでいる。
ゴロー2000歳……『バーチャファイター4』のビートライブ杯で優勝。ジェフリーのようにいかつい見た目だが、どんなゲームもこなす腕と優しい心を備えている。アーケードゲームは『エグゼトエグゼス』時代から精通している。
親方(栗田)……『バーチャファイター3』の全国大会・JAVA TEA バトル甲子園で鷹嵐を使用して優勝して話題となった。その後は攻略本作りに参加。攻略法を的確に理論構築することを得意とする。『ゲーメスト』の年間ハイスコア部門で1位を獲得。
kbj……電撃オンラインが誇る雑食ゲーマー。ずば抜けた腕はないが、どんなゲームも無難にこなす。最近は、仕事が終わってもいないのに『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』をプレイするために帰る。
野村:早速だけど、プレイしてみてどうだった?
ゴロー:率直に言って、メチャメチャ楽しかった。
親方:普通に対戦が白熱していました。
kbj:深夜に編集部に帰る途中のタクシーが印象的でしたね。つまらないゲームだったらダメなところばかりが話題になったと思うんですが、攻略やキャラの特徴について熱く語り合っていたのが、すべてを表している気がしました。
野村:ああ、あの雰囲気はよかったな。
親方:キャラのバリエーションが実は豊富でした。10キャラは少なく感じたんですが、使っていてどのキャラもおもしろいので、変にコンパチキャラを増やすよりも好印象。風澄徹と片桐鏡磨に限っては、バランスがよくて汎用的だから印象が近いくらいでしたね。
野村:リュウとケン的なポジションだよな。気に入ったキャラはいる?
親方:第1印象は、番長(羅漢堂旭)かロボ(ジョナサン・サイズモア)でした。
ゴロー:大型キャラが好きだと、その2人になるよね。俺は第1印象だと、トリッキーというところで忍者(草陰稜)かな。
野村:プレイしてみた感じはどうだった?
親方:忍者と超能力者(レミー・オードナー)が印象的でしたね。忍者は移動速度がダントツに早く、ステルス状態で接近してからのローリングアタック(格闘)が気持ちいい。超能力者はコストが高いこともあってか、バリア持ちのうえに火力も高い印象。タンデムスタイルの超強力なミサイルみたいなやつにも夢があるかと。
ゴロー:俺は赤い髪の鏡磨。マグナムは乱射ができないので、シールド張りながら頭をしっかり狙うのが、いぶし銀みたいな感じでよかった。当たると気持ちいいけど、当たらずに格闘でボコボコにされるとものすごいストレスだった(笑)。
kbj:個人的には汎用キャラが好きなので、徹と鏡磨は使いやすかったですね。場所と敵を選ばず、常時活やくできました。あとはスナイパーもアリなゲームだと思ったので、オルガもいいと思いました。
ゴロー:スナイパーはいきなり攻撃が届いちゃうので、開始時から勝負。こいつが中距離にいると一方的にやられてたなあ。
親方:反面、近づかれるときつい感じだったので、中距離以上をうまく維持するのがコツですね。あとオルガの武器のトラップは消えないような気がしたので、周りに設置しておいてスナイパーライフルで狙うのは強いと思いました。
kbj:ジョナサン・サイズモアも近づかれると動きが遅いこともあって、対処しにくくて苦労しました。
親方:体力が2倍近くあるので、やられる前にやれっていう感じかもしれませんね。
ゴロー:ジョナサンはマグナムのいい標的でしたね。こいつがいたら、積極的に狙う!
kbj:キャラクターバランスについての感想ですが、相性もかなり設定されている印象。ただ、4対4のチーム戦なので、味方や敵の構成、ステージで状況が変化する。その組み合わせによってはかなり戦略が変化して、遊んでいて飽きませんでしたね。
親方:全キャラを数回さわっているんですが、「こいつは使えない」というキャラはいない。それぞれおもしろいポイント、個性を楽しめました。
kbj:遊んでいて、いろいろなキャラを触ってみたいという感覚は覚えましたね。
ゴロー:ゲームってさわっていると「このキャラは簡単で強い」というのがわかるけど、今回のプレイではわからなかった。最初はスナイパーが強いと思ったけど、皆が操作に慣れた後は遠距離攻撃が当たりにくかった。次にシールド持ちが有利かと思ったら、側面からの攻撃や格闘に弱かった。最終的には、忍者の強さがちょっとにおったくらいかな。
親方:確かに忍者はちょっとにおいますよね。格闘への対処の仕方がわからないうちは特にやばい。
野村:キャラクターの組み合わせから、いきなり奥深さを感じたのには驚いたね。
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